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『2013 Graphic Grand Prix by Yamaha』を開催 「いいの?」「いいね!」をテーマに6月3日から募集を開始

2013年6月3日発表

 ヤマハ株式会社(以下ヤマハ)とヤマハ発動機株式会社(以下ヤマハ発動機)は、第2回目となるグラフィックの作品コンテスト『2013 Graphic Grand Prix by Yamaha』を開催します。

 作品の募集は、アート表現、油彩、水彩、イラスト、フォトコラージュなどジャンルを問わず、デジタルデータにて6月3日から公式サイト http://www.graphicgp.jp/ にて受け付けます。10月中旬に一次審査を実施、その後、一次審査を通過した作品は公式サイトや「TOKYO DESIGNERS WEEK 2013」などで公開します。10月下旬から11月上旬に「Facebook」などによる一般の方からの支持も参考にしながら最終審査会を行い、グランプリをはじめとする各賞を決定する予定です。なお、グランプリに選出された受賞者には賞状とトロフィー、賞金100万円が贈られます。

 「感動につながるデザイン」とは何かを追及しているヤマハ、ヤマハ発動機の両社は、若手クリエイターやアーティストの発掘・育成、「ヤマハ」ブランドの価値向上を目的に、昨年から当コンテストを開催しています。
 第1回目となる昨年は「存在」をテーマに、1,500点を超える応募があり、楠陽子(くすのきようこ)さんの「触覚の視覚化」がグランプリに選ばれました。


『Graphic Grand Prix by Yamaha』フラッグ
『Graphic Grand Prix by Yamaha』フラッグ

 今年の選考には、昨年に続き審査員長としてアーティストの日比野克彦氏を迎えるとともに、世界的に活躍する若手アーティストのスプツニ子!氏を新たな審査員として迎えます。


ご参考

今年度のテーマ「いいの?」「いいね!」について

 テーマ選定の過程で着目したのは、自分の表現を客観的に捉えて、受ける側の人を通して確認したり、感動できるものや共感できるものを応援したりする、そのやりとりの重要性です。自分と他者、表現者と鑑賞者、投げかける人と受け止める人、いずれも物理的な空間の中で起こる「共感」を確認し合う。そこに今よりもっと新しくて強い表現の形があるのではないかと考えています。なお、今回のテーマは、両社のデザイン部門メンバーによるディスカッションを経て、日比野克彦氏、スプツニ子!氏が設定しました。


審査員紹介

 日比野克彦(ひびのかつひこ)

 1958年、岐阜市生まれ。東京藝術大学大学院修了。80年代に領域横断的、時代を映す作風で注目される。作品制作の他、身体を媒体に表現し、自己の可能性を追求し続ける。各地域の参加者と共同制作を行い社会で芸術が機能する仕組みを創出する。ぎふ清流国体・ぎふ清流大会総合プロデューサーを務める。日本サッカー協会理事。東京藝術大学美術学部先端藝術表現科教授。



日比野克彦(ひびのかつひこ)  
 日比野克彦氏 テーマに関するコメント
 人それぞれ様々な受け止め方がある前提の中で、相手の想像力を引っ張り出す面白さが表現にはある。これは太古の昔から変わらないと思います。道具は変わる、表現のメディアは変わるけど、気持ちのやり取りっていうのは、普遍的なものかもしれない。今回のテーマは、時代を反映するものでありながら、人間と人間の普遍的な気持ちのやり取りも表現しているつもりです。自分らしいものであることはもちろんですが、自分以外に、きっと共感をしてくれる人がいるだろうという確信がつまった作品を期待しています。


 スプツニ子!(すぷつにこ)

 1985年、東京都生まれ。 ロイヤル・カレッジ・オブ・アート大学院 Design Interactions学科修士課程修了。テクノロジーやフェミニズム、ポップカルチャーをテーマとする映像、デバイス、音楽作品を制作。テクノロジーによって変化していく人間の在り方や社会を反映させた、社会批評的な作品が中心となっている。2009年、原田セザール実との共同プロジェクト《Open_Sailing》が、アルス・エレクトロニカでthe next idea賞を受賞。2010年《カラスボット☆ジェニー》で文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選出。主な展覧会として「東京アートミーティング トランスフォーメーション」(東京都現代美術館/2011)「Talk to Me」(ニューヨーク近代美術館/2011)など。



スプツニ子!(すぷつにこ)  
 スプツニ子!氏 テーマに関するコメント
 これまでは表現技術のクオリティにフォーカスがいきがちだったのが、これからは共感を呼ぶとか、誰かに見せたくなるなどの要素がより重要になってきます。それは2つのヤマハがデザインするプロダクトにも通ずるもの。質を追い求めるだけでなく、どんな人がどうやって使うのかを考えているわけだから。「これからの表現」を期待しています。


審査員紹介

 ※応募要項の詳細および最新情報は公式サイトでご確認ください。

 ○名称:2013 Graphic Grand Prix by Yamaha(グラフィック・グランプリ バイ ヤマハ)
 ○テーマ:「いいの?」「いいね!」
 ○応募期間:2013年6月3日(月)〜9月30日(月)
 ○参加登録・作品提出に必要な情報・データ:
 【必須提出】
 ◇作品データ
 ・応募者自身のオリジナルで、国内外未発表のものに限ります。
 ・デジタルな制作手法の場合、フォーマット規定に変換頂き作品データをお送りください。
 ・アナログな制作手段(油彩、切り絵等)の場合、撮影もしくはスキャン等を行い、データ化した上で作品データをお送りください。
 ・フォーマット規定:1,200×1,200px 以内のjpegファイル

 ◇作品タイトル
 ◇氏名・氏名よみがな・住所・電話番号・メールアドレス・年齢・性別 ・所属(学生は学校名)
 ◇作品解説テキスト(内容・コンセプトについて/400字以内)

 ○応募点数:一人複数エントリー可能。ただし、エントリーごとの参加登録と作品データ提出が必要となります。

 ※作品の事務局への郵送・持参等は受け付けていません。
 ※登録いただく個人情報は、授賞に主催者が応募者と連絡を取る目的のみで使用します。

 ○応募資格:
 ・2013年10月から12月末日までの期間に、必要に応じて日本国内にてミーティングを行うため、日本に在住・滞在していること。
 ・日本語でのコミュニケーションが可能であること。
 ・受賞時に、肖像やプロフィールといった一部個人情報について、発表が可能であること。
 ・グループでの参加も可能ですが、代表者を立てた上での登録を行ってください。入賞にあたっての授賞も代表者のみに行われます。

 ○結果発表:
 ・審査後に電話もしくはEメールにて受賞者本人への直接連絡。
  追って、公式サイトにて発表も行います。

 ○審査員・審査基準・審査方法:
 ◇審査員
 ・日比野克彦 (審査員長)
 ・スプツニ子!
 ・ヤマハ株式会社、ヤマハ発動機株式会社 両社デザインセクションメンバー

 ◇審査基準:
   ・作品がテーマをいかに解釈し、表現し得ているか。
   ・解説テキストに示された作品上のコンセプトや狙いのユニークさ、的確さ。
  ・絵画、イラスト、グラフィックデザイン、写真といった既存のジャンル区分を問わず、静止した2次元表現としての特性・ポテンシャルを十分に感じさせるか?
   ・出力形式、形態を問わず平面芸術としての普遍的な表現・描写になっているか?

 ◇審査方法・期間: *最新情報は公式サイトで随時お知らせいたします。
 【一次審査)】:2013年10月中旬 (予定)
 【最終審査】:2013年10月下旬~11月上旬 (予定)

 10月下旬より、公式サイトやFacebook、TOKYO DESIGNERS WEEK 2013 の特設ブースにて公開、展示し、一般からの支持も参考にしながら、TOKYO DESIGNERS WEEK 2013の特設ブース内にて、審査員による最終審査会を行うことで入賞作品を決定・発表します。

 ○賞:
 【グランプリ】副賞:賞状とトロフィー、賞金100万円
 (※賞金には源泉所得税が含まれます)
 【各特別賞】 副賞:賞状とトロフィー

 ○主催:ヤマハ株式会社、ヤマハ発動機株式会社

 ○公式サイト: http://www.graphicgp.jp/

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