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ヤマハ発動機株式会社では、2012年4月19日(木)から22日(日)まで、中国 上海市で開催される「第17回中国(上海)国際遊艇展〈China (Shanghai) International Boat Show〉」に出展します。
当社では、次期中期経営計画における事業規模拡大に向けた施策のひとつとして「新興国市場におけるマリン製品の販売拡大」を目指しています。本ボートショーを中国および韓国を中心とする東アジア地域においてボート事業を本格化する上で重要な展示会として位置づけ、中国の販売子会社「ヤマハ・モーター・コマーシャル・トレーディング(上海)有限公司」(Yamaha Motor Commercial Trading(Shanghai) Co., Ltd. )を中心に出展します。
ブーステーマは「Quality Time on the Water(水の上の、上質な時間。)」とし、「SC390(国内名称EXULT36)」、「SR310(同NYTRO)」をはじめとするボート4艇、マリンジェット5艇、船外機6台を展示。当社が50年以上にわたり培ってきたマリン事業の実績と技術力に裏打ちされた製品、マリンレジャーの魅力を訴求します。
また、すでに中国市場で品質が高く評価されているモーターサイクルや急激に市場拡大している電動バイクなど幅広い製品も同時に展示するなどし、地球上の様々なフィールドで「心を動かす乗りもの」の可能性を追求する当社独自の「モノ創り」の姿勢や多様性を紹介します。
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東アジア地域でのボート事業の取り組みについて |
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経済成長の著しい中国では2009年に国務院が「クルーズ客船やプレジャーボート等、振興観光の発展を支援する」旨を意見として発表し、以来、プレジャーボート産業が静かな発展をみています。また2010年には中産階級が3億人に達したとみられ、プレジャーボートは、従来の富裕層から中間所得層を含めた大きな潜在需要を有するレジャー製品として注目されつつあります。
当社では、かねてより中国ならびに韓国を今後の東アジア地域におけるボート事業の主要マーケットとして位置づけ、両国のボートショーへの出展を行うとともに、販売およびサービス体制の構築に取り組んでまいりました。こうした準備が整ったことで、今回の出展では、昨年に比べて展示スペースを広げ、展示艇も大幅に充実させています。
さらに今後の展開についてはハードの拡販はもちろんのこと、当社が50年にわたって培ってきたボート事業に関わるノウハウを存分に活かし、東アジアにおけるマリン文化の創造、マリンレジャーの普及につとめていきます。 |
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ご参考
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ヤマハ・モーター・コマーシャル・トレーディング(上海)有限公司について
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社名 |
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ヤマハ・モーター・コマーシャル・トレーディング(上海)有限公司
英語:Yamaha Motor Commercial Trading (Shanghai) Co., Ltd.
中国語:雅馬哈発動機商貿(上海)有限公司
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所在地
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中国 上海市
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設立年月日
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2004年9月21日
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董事長
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高比良 慶朗(タカヒラ ヨシロウ)
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総経理
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蒋 豫浙(ショウ ヨセキ)
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資本金
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30,623千元(約4億円)
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出資比率
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ヤマハ発動機株式会社 100%
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事業内容
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(1)ヤマハ発動機製品の輸出ならびに輸入業務
(2)ヤマハ発動機製品の卸販売業務
(3)中国国内で調達した生産用部品および原材料の輸出業務
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従業員数
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168名(2011年12月期)
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売上規模
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2,756,117千元(約340億円/2011年12月期)
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