事業コスト低減のため、コスト競争力あるローカル部品をグローバルに活用していくための調達拠点の整備を進めています。
すでに調達機能を持つYMAC、雅馬哈発動機商貿(上海)有限公司(略称YMCT)、台湾山葉興業股份有限公司(略称YMTT)に加え、
「インド調達センター」を1月に稼動させました。アセアン・中国/台湾・インド・日本、4極での部品調達機能を強化して、
世界的な部品供給網を構築し、日本を含む世界の生産拠点に、コスト競争力ある部品供給を展開します。
なお、「インド調達センター」は現地で二輪車の生産・販売を行っているインディア・ヤマハ・モーター(略称IYM)内に、
従来の調達部門とは別に他地域向けの調達を行うセンターとして設置します。
現在の世界の二輪車市場は約6,000万台(当社調べ)で、今後も新興国を中心に拡大を続け、
2020年には8,000万台規模になると見込まれています。
グローバル競合激化、顧客嗜好の多様化、各種規制強化がさらに進む中、
当社では全世界の経営資源を活用し、事業規模拡大・収益安定化を図っていきます。 |