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2011年12月期 連結業績の概要について

2012年2月15日発表

連結業績について

 ヤマハ発動機株式会社の2011年12月期の売上高は、全世界での二輪車、船外機の出荷は増加しましたが、 円高による為替影響、タイ洪水や震災による生産減少のため、1兆2,762億円(前期比1.4%減)の微減となりました。
 利益面では、販売増や構造改革によるコスト削減、製造物賠償責任引当金の戻し入れなどの増益要因が、 さらなる円高進行やタイ洪水影響、欧米需要減少などの減益要因を吸収し、営業利益は534億円(前期比4.1%増)、 経常利益は635億円(同4.0%減)、当期純利益は270億円(同47.3%増)となりました。困難な経営環境下、V字回復から収益安定化の基礎づくりが進み、 復配へと繋がりました。
 財務体質面では中期経営目標であった自己資本比率30%、D/Eレシオ(グロス)1.0を前倒しで達成しました。
 なお、為替換算レートは1USドル80円(前期比8円の円高)、1ユーロ111円(同5円円高)でした。

セグメント別の業績について

 二輪車事業は、新興国市場ではベトナム、インド、中南米などで出荷が増加しましたが、 インドネシア、タイなどではタイ洪水影響により減少しました。先進国市場では、前年に流通在庫の調整を実施した米国や、 震災復興需要のあった日本で増加しましたが、欧州では需要減退により減少しました。 これらの結果、全世界での出荷台数は前期から微増(前期比0.3%増)して過去最高の698万台となりました。 売上高は、為替円高影響により前期比2.9%減の8,876億円、営業利益は為替円高やタイの洪水影響、研究開発費の増加により同43.2%減の276億円となりました。
 マリン事業は、中南米やロシアでの需要拡大、米国での需要底打ちなどにより全世界の出荷台数は前期比11.4%増の30万台となりました。 ウォータービークルの出荷台数も米国での需要回復などにより増加しました。 これらの結果、円高影響はあったものの、売上高は前期比7.1%増の1,789億円、営業利益は同846.1%増の71億円となりました。
 特機事業は、日本では震災復興需要などにより発電機の出荷が増加しましたが、 需要減少が続く北米での四輪バギーの出荷は減少しました。これらの結果、売上高は前期比2.6%減の1,003億円となりましたが、 営業利益は製造物賠償責任引当金の戻し入れや経費削減などにより同187億円改善の75億円となりました。
 産業用機械・ロボット事業(※当会計年度より「その他の事業」から独立区分)は、 欧米や日本での表面実装機(サーフェスマウンター)の出荷台数は前年を上回りましたが、 世界景気の減速を受け設備投資が落ち込んだ中国で減少し、全体の売上高は前期比1.2%減の343億円、営業利益は同9.9%減の63億円となりました。
 その他の事業では、電動アシスト自転車の出荷は好調な需要伸長により増加しましたが、 自動車エンジンの出荷は震災影響により減少し、売上高は前期比0.1%増の751億円、営業利益は同20.6%減の50億円となりました。

次期連結業績の見通しについて

 次期(2012年12月期)につきましては、アジア、中南米などの新興国における二輪車需要は引き続き伸長が見込まれます。 米国では二輪車や船外機の需要は底打ちから緩やかな回復が見込まれます。 欧州では景気減速もあり二輪車の需要は引き続き減少するものと予想されます。
 次期の連結業績につきましては、新興国二輪車市場での積極的な新機種投入やマリン事業の売上増加により、 売上高は1兆4,000億円(前期比9.7%増)を見込んでいます。一方、利益面では将来の成長に向けた研究開発費や減価償却費が増加することに加え、 為替円高影響などにより、営業利益450億円(同15.7%減)、経常利益470億円(同26.0%減)、当期純利益170億円(同36.9%減)を計画しています。
 為替レートは、1USドル77円(前期比3円円高)、1ユーロ100円(同11円円高)の前提です。

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