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ヤマハ発動機株式会社 Revs Your Heart

エキサイティングなレースに加えバリエーション豊かな製品体験やトライアルデモンストレーションなどを通じモーターサイクルの世界がもたらす感動を共有 第8回ヤマハ アセアン カップ レースの開催結果について

2010年12月15日発表


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 ヤマハ発動機株式会社は、マレーシアのヤマハディストリビューター・ホンリョン ヤマハとともに2010年12月11日~12 日の2日間、歴史ある街・マラッカにて、「第8回ヤマハ アセアン カップ レース イン マレーシア」を開催。マレーシアとインドネシア、タイ、フィリピン、インド、そして特別参戦枠の日本人ライダー1名を含む総勢39名が、ASEANのヤマハナンバーワンの座をかけてエキスパート/ノービスの2クラスに分かれて戦いました。

 照りつける太陽が痛いほどの好天に恵まれ、会場となったハン・ジュバット・スタジアムには2日間で延べ約6,000名の観客が詰めかけました。レースは両クラスともに地元マレーシアンライダーがポールポジションを獲得しましたが、ノービスクラスではタイのKannasoot Sitthisena (カナスーン・シッティセナー)選手が、エキスパートクラスはインドネシアのFlorianus Roy(フロリアヌス・ロイ)選手が、そしてチーム総合ではインドネシアが5回目となる優勝を飾りました。
 また2004年の初参戦以来、フィリピンチームが初めて表彰台を獲得(ノービス第2ヒートで3位)。同じくノービスクラスの第2ヒートで表彰台に上がった3名のライダーは14歳と15歳の若手ライダーで、新しい時代を感じさせる大会となりました。

 また日本のトップトライアルライダー・黒山健一選手らによるデモンストレーションや、マレーシア国内では取り扱っていない製品も含む数々のヤマハ発動機製品やヤマハ株式会社の楽器なども展示や試乗などを行い、オートバイの様々な楽しみ、ヤマハの技術や製品の広がり、そしてヤマハブランドがもたらす豊かなライフスタイルの提案を行いました。

 本大会は参加各国の持ち回りで開催していますが、次回の第9回YAMAHA ASEAN CUP RACEは、第3回、第6回大会が行われたタイで開催予定です。


※ Hong Leong Yamaha Motor Sdn Bhd(HLYM)



■総合優勝インドネシアチーム:Saeful Anwar(サエフル・アンワー)マネージャー談


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 「開催国のマレーシアが例年以上に実力と経験のある若手ライダーの布陣で臨んでいましたし、マレーシアチームへの地元の大きな声援に厳しいレース展開になると予想していました。ですから、エキスパートクラスでのライダーチャンピオンに加え、総合優勝できたのはとてもうれしい。これはチームワークの賜物です。インドネシアではレースが盛んで、レースでの強さとマーケットがリンクしています。若手ライダー育成のみならず、今日の勝利をインドネシア国内のプロモーションにも活かして行きたいと思います」

■エキスパートクラスチャンピオン:Florianus Roy(フロリアヌス・ロイ)選手(27歳)談


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 「今日の勝利は僕一人の勝利ではなく、チームで勝ち取ったチャンピオンです。第1ヒートはラッキーでした。真っ先に飛び出していった優勝候補のライダーを、スタート直後の1コーナーで抜くことができましたからね。第2ヒートではチームでフォーメーションを組んでくれるなど、チームが僕をチャンピオンにしてくれたと思います。以前YAMAHA ASEAN CUP RACEでチャンピオンになったときは地元インドネシア開催でしたが、今回、マレーシアでエキサイティングなレースのなかで勝てたので喜びもひとしおです。国内の選手権もYAMAHA ASEAN CUP RACEも若いライダーが増えてきているので、負けないようフィジカルトレーニングに力を注ぎたいと思っています」

■ノービスクラスチャンピオン:Kannasoot Sitthisena (カナスーン・シッティセナー)選手(19歳)談


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 「昨年参加時に第1ヒートで優勝したときは、ただただ無我夢中でした。今回は2度目のYAMAHA ASEAN CUP RACEということもあり、とても冷静に周りを見ながらどのラインが空いているのかなど、色々考えて走ることができました。チャンピオンをとれたのは、チームのみんなのおかげです。以前YAMAHA ASEAN CUP RACEに参戦していて、今は安全普及の仕事をしている先輩ライダーが今回同行してサポートしてくれたのも心強かった。タイにはYAMAHA ASEAN CUP RACEで活躍し、アジア選手権や全日本選手権でも好成績を残しているあこがれのライダーがいるので彼らを目標に、まずは次回エキスパートクラスにステップアップして、いつの日か世界で活躍できるライダーになれるようがんばります」

■ ホスト国代表:Leong King Choon(レオン・キング・チューン)
ホンリョン ヤマハセールス&マーケティングジェネラルマネージャー談


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 「ヤマハ発動機をはじめ、ディーラーのみなさん、参加各国チーム、会場となった歴史ある街・マラッカ市、関係者のみなさん、そしてエキサイティングなレースで私たちを魅了してくれたライダーのみなさんのおかげで、本大会を成功裏に収められたことに感謝申し上げます。
 マレーシアチームが優勝できなかったのは残念ですが、マレーシア国内のヤマハワンメークレースは17歳以下の年齢制限を設けるなど、積極的に若いライダーの育成を試みており、今後に期待がもてる若手の活躍が目立った大会となりました。以前YAMAHA ASEAN CUP RACEに参戦していたライダーが、今年のMotoGPマレーシアGPのMoto2クラスにワイルドカードで参戦しましたが、このYAMAHA ASEAN CUP RACEから世界で活躍するライダーが誕生することが楽しみです。
 またレースイベントとしてのみならず、ヤマハ発動機株式会社とヤマハ株式会社の協力を得て、様々なヤマハ製品を展示、電動アシスト自転車PASやエレクトリックコミュータEC-03については試乗を行うなど、ヤマハファミリーブランドを多くのお客さまに体感いただける絶好の機会となりました。加えてトライアルデモンストレーションの黒山選手たちのご協力やカスタムパーツ・ウエアなどの関連ショップも多数出店いただき、盛りだくさんの内容で観戦に来てくださったお客さまにオートバイの楽しさ・魅力を感じていただけましたらうれしい限りです」

■ヤマハ発動機代表:瀬戸浩之MC事業本部営業統括部CV営業部長談


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 「オートバイの魅力をお客さまに体感いただくとともに、各国の予選を勝ち抜いて来た若いライダーのみなさんがもっと速くなりたい、うまく乗れるようになりたいと互いに切磋琢磨し、より高いレベルを目指して挑戦する姿に応援する私たちも感動を覚えました。YAMAHA ASEAN CUP RACEは普及、育成、感動共有というスポーツとしてのオートバイの原点に帰るような、ヤマハらしいイベントです。
 将来のGPライダー誕生を心待ちに、今後も参加各国のみなさんとともに“感動を共有する場”として引き続き本イベントを継続してまいりたいと思います」



国別総合結果


順位

チーム

ノービス

エキスパート

合計

ヒート1

ヒート2

ヒート1

ヒート2

1

インドネシア 48 32 59 71 210

2

マレーシア 33 60 39 35 167

3

タイ 41 27 36 31 135

4

フィリピン 14 18 3 3 38

5

日本 4 3 7

6

インド DNF DNF 3 3 6


エキスパートクラス結果


順位

No

ライダー名

チーム

ポイント

合計

ヒート1

ヒート2

1

92 Florianus Roy Indonesia 25 13 38

2

61 Ferlando Herdian Indonesia 8 25 33

3

98 Shahril Izzuwan Malaysia 16 16 32

4

177 Iswandi Muis Indonesia 10 20 30

5

49 Jirawut Ratsamee Thailand 20 9 29

6

88 Mohd Adli Salihin Malaysia 13 8 21

7

57 Hokky Krisdianto Indonesia 5 10 15

8

77 Ahmad Abdul Kadir Malaysia 4 11 15

9

50 Rapid Topan Sucipto Indonesia 11 3 14

10

39 Kitsipat Pasapoj Thailand 9 4 13

11

95 Prawat Yannawut Thailand 7 6 13

12

53 Chanon Chumjai Thailand DNF 7 7

13

55 Hafizh Syahrin Abdullah Malaysia 6 DNF 6

14

29 Tanate Sukjaroen Thailand DSQ 5 5

15

11 Jeffrey Chan Philippines 2 2 4

16

3 Jagan Kumar India 3 DNF 3

17

119 Marvin Magulabanan Philippines 1 1 2

18

27 Mohd Iskandar Raduan Malaysia DNS DNS 0

19

35 Dashi Watanabe Philippines DNF DNS 0


ノービスクラス結果


順位

No

ライダー名

チーム

ポイント

合計

ヒート1

ヒート2

1

85 Kannasoot Sitthisena Thailand 25 13 38

2

12 I Ketut Madiasta Indonesia 20 10 30

3

22 John Emerson Inguito Philippines 13 16 29

4

57 Tengku Amirul Haffirudin Malaysia 3 25 28

5

46 Mohd Ramdan Mohd Rosli Malaysia 2 20 22

6

32 M. Zaki Indonesia 11 8 19

7

55 Warawat Suriya Thailand 10 9 19

8

18 Mohd Adib Rosley Malaysia 7 11 18

9

21 Muhd Rozaliman Zakaria Malaysia 16 0 16

10

98 Fedri Efendi Indonesia 9 7 16

11

27 R Fadil Indonesia 8 1 9

12

28 Mohd Azhar Abdul Jalil Malaysia 5 4 9

13

81 Toshimasa Kishida Japan 4 3 7

14

3 Teddy Permana Indonesia DNF 6 6

15

10 Phatsakorn Phengnaren Thailand 6 DNF 6

16

11 Mungkornthong  Klaeokla Thailand 0 5 5

17

25 Vingie Coloma Philippines DNF 2 2

18

19 Clifford Baccus Philippines 1 0 1

19

7 J Allwyn Jebaz India DNF DNF 0

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