優勝/インドネシア-2チームRohmat(ロフマット)コーチ談
「開催国として優勝を手にすることができ、とても嬉しいです。これも選手全員が日々鍛錬し、絶対に勝つんだという強い気持ちを持続して臨んだからだと思います。試合前に毎回円陣を組んで“Yamaha Indonesia bisa!”(ヤマハインドネシアならやれる!)を大きな声で唱和するのもモチベーションアップを狙ってのことです。インドネシアの代表であることもプライドを持って戦う原動力となりました。このあと、選手たちはクラブや学校に戻ってまたサッカーを続けると思いますが、国の代表として戦ったこの貴重な体験は彼ら自身にとってはもちろん、それぞれの所属チームでも生かされるはずです。この大会は個人だけでなく、サッカー競技の底上げにも結びつくのではないでしょうか。また試合を離れたところで、多感な時期に他国の同世代の仲間と仲良くなれるのもこの大会の魅力だと思いますね」
|
優勝/インドネシア-2チーム Imam Ghazall Rustan(イーマン・カザール・ルスタン)キャプテン談
「ASEAN CUP U-13 FOOTBALLに参加できたこと、さらに優勝まで手に入れられて、とても嬉しいし、誇りに感じています。地元開催の国際大会ということで、ハードな練習が続き、つらいこともありましたが、家族の支えがあったのでがんばれました。チームの仲間とは一緒にハードな練習をこなし切磋琢磨し合った間柄なので、互いに信頼し合い助けあって試合に臨むことができました。また、他国の選手と戦うことで、いろんなことを吸収することができました。例えばタイチームの巧みなボール使いやパス回しなどはとても勉強になりました。将来の目標はもちろんプロのサッカー選手。この経験を活かし、いつの日か国の代表としてナショナルチームで活躍するような選手になりたいと思います」 |
2位/タイチームSomsak Senchoawanich(ソムサック・センチャワニッ)ヘッドコーチ談
「実力では負けていなかったので優勝できなかったのは残念ですが、選手や私を含めチームみんなから、このような機会を与えてくれたヤマハにまずお礼を言いたいですね。子どもたちに貴重な経験を与えてくれるASEAN CUP U-13 FOOTBALL をぜひこれからも続けて欲しいと思います。海外で他の国の選手と戦えたこと、そして知り合いになれたことは選手に取ってとても大きな財産です。それだけでなく、自国に戻って友達や仲間に今回のことを話したりすることで、周りにもいい刺激を与えると思います」 |
3位/インドネシア-1チームAnugrah(アングラ)コーチ談
「延長戦の末、PK戦にまでもつれ込むなんて、全く予測できない展開でした。延長戦に入る前に選手には『これは君たちのゲームだ。とにかく試合に集中しよう、周りや結果のコトは考えるな』と声をかけました。この大会は若い選手たちにとって成長できるいい機会だと思います。他国の選手からテクニカルなことを学んだり、同世代の他の国の仲間を作ったり。また、この大会は、ヤマハブランドのイメージを高め、さらに広めて行くきっかけにもなるのではないかとも思いました。ぜひまた来年も参加したいですね」 |
YAMAHA ASEAN CUP U-13 FOOTBALL Indonesia 2010大会委員長・ヤマハ発動機株式会社執行役員/
MC事業本部 営業統括部長 加藤敏純談
「まずは第2回となるYAMAHA ASEAN CUP U-13 FOOTBALLを大成功のうちに終了できましたことに心から感謝申し上げます。これも大会に共催いただいたインドネシア青少年・スポーツ省のみなさま始め、インドネシアサッカー協会の方々、ホスト国インドネシアのみなさんの素晴らしい運営とホスピタリティの賜物です。
試合内容も決して13歳以下の少年たちとは思えない迫力あるエキサイティングな内容で、来場されたお客さまも十分楽しまれたのではないでしょうか。最後の最後まで諦めずボールを追いかける姿、何よりも彼らの勝利に対する執念には驚かされました。アジアの、ASEANのパワーをまざまざと見せつけられたように感じています。
本大会は当社が重要視するASEAN地域で、スポーツを通じた地域とのコミュニケーション、青少年育成といった社会貢献につながる活動の一環として行っています。感動を共有しあえるスポーツは、企業活動の一つとして、ヤマハらしさを端的に現すにはもってこいの活動です。これからもサッカーだけでなく同じASEAN CUPの冠で行っているレースも含め、ASEAN地域のみなさんとともに盛り上げ、末永く継続していきたいと思います」 |
ホスト国代表・PT. YAMAHA MOTOR KENCANA INDONESIA副社長 多田栄治談
「共催いただいたインドネシア青少年・スポーツ省のみなさまや、インドネシアサッカー協会のみなさま、報道関係者の方々など、大勢の方にご協力いただいたおかげで、インドネシアでは初めてとなる第2回YAMAHA ASEAN CUP U-13 FOOTBALLを無事に終了することができました。インドネシアでは、オートバイレースの人気が高く、20年以上も前からヤマハカップレースとしてレースを行ってきました。2003年からはYAMAHA ASEAN CUP RACEとしてASEAN全体でも開催していますが、インドネシアでもう一つ人気の高いスポーツであるサッカー大会を同じYAMAHA ASEAN CUPの冠で開催できましたことに喜びを感じております。
今年はW杯が開催され、自国チームが出場していないにも関わらず、パブリックビューイングがあちこちで催される等、サッカームードが盛り上がっていました。その直後の興奮冷めやらぬタイミングでの開催となり、観客の皆さまも楽しんでいただけたのではないでしょうか。
実は、ベトナムで開催された第1回大会、インドネシアチームは惨敗を喫し、若手育成の必要性を痛感しました。今回ホスト国となるからには優勝を狙おうと、全国から優秀な選手を見つけ出し、1カ月の合宿訓練等を行ったのですが、スポーツ振興を国策の一つに掲げているインドネシア政府からは、こうした一連の活動を認めていただくこととなりました。日頃お世話になっている地域社会へ、より暮らしに根付いた形で貢献するとともに、感動を共有できる場としてYAMAHA ASEAN CUP U-13 FOOTBALLのような活動をこれからも続けて行きたいと思います」 |