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2008年12月期本決算の概要について

2009年2月12日発表

連結業績について

 当社の2008年12月期の連結業績は、売上高が1兆6,039億円(前期比8.7%減)、営業利益が484億円(同61.9%減)、経常利益が589億円(同58.0%減)、当期純利益が19億円(同97.4%減)となりました。
 為替換算レートは、USドル103円(前期比15円円高)、ユーロ153円(同8円円高)でした。
 なお、当期の配当金は年間25円50銭とする案を定時株主総会に上程します。

 事業セグメント別の売上高は、二輪車事業は欧米等先進国での販売が減少しましたが、第4四半期以降、減少幅が拡大しました。また、第3四半期まで堅調であった東南アジアや中南米地域においても第4四半期以降の販売が減速しました。その結果、二輪車事業全体の売上高は1兆288億円(前期比2.6%減)となりました。マリン事業は米国での船外機、ウォータービークルの販売が大きく減少し2,388億円(同17.6%減)となりました。特機事業は米国での四輪バギーなどの販売が大きく減少し2,133億円(同19.7%減)、その他の事業はサーフェスマウンターなどの販売減少に伴い1,230億円(同15.2%減)となりました。

 事業セグメント別の営業利益は、二輪車事業が336億円(前期比46.7%減)、マリン事業が61億円(同78.5%減)、特機事業が36億円(同83.9%減)、その他の事業が51億円(同62.1%減)となりました。
 また、営業利益の変化要因は、増益要因として、販売管理費の減少(前期比+204億円)、調達による原価低減(同+117億円)、売上増による荒利の増加(同+21億円)、研究開発費の減少(同+2億円)があったものの、為替の影響(同△544億円)、原材料高騰の影響(同△167億円)、減価償却費の増加(同△47億円)、国内減産の影響を含む商品構成変化等(同△372億円)の減益要因がそれらを上回りました。 連結対象子会社数は113社(前期末比+2社)、持分法適用会社数は33社(同△5社)となりました。

次期連結業績の見通しについて

次期2009年12月期につきましては、世界的な景気後退に伴う当社関連事業の需要減少はさらに顕著と なり、また、為替の円高基調が定着し、極めて厳しい経営環境が継続する見込みです。
 このような経営環境の中、当社は、緊急経費削減、緊急コスト削減プロジェクト、設備投資の大幅圧縮、中長期的な構造改革などに取り組みます。
 以上を踏まえ、次期連結業績見通しは、売上高1兆2,500億円、営業損益△300億円、経常損益△290億円、当期純損益△420億円を計画しています。
 なお、為替換算レートは、USドル90円(前期比13円円高)、ユーロ120円(同33円円高)の設定です。
 また、次期の配当金につきましては、今後の状況を見極めた上で、第2四半期決算の開示に合わせてお 知らせする予定です。

中期経営計画の見直しについて

 2008年2月に発表いたしました中期経営計画(2008年-2010年)につきましては、経営環境の大幅な変 化により見直すこととしました。なお、新たな計画につきましては、適切な時期にお知らせする予定です。

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