■新基準に対応するアシスト制御の新設定
「電動アシスト自転車のアシスト比率に関する法令基準の改正」の施行を受け、当社では、発進時や上り坂走行時、荷物積載時に、さらに快適に乗りやすく、扱いやすいモデルを開発。アシスト制御プログラムを全面的に見直し、人間感覚を重視したなめらかさはそのままに、新基準のアシスト力を最適に活用できる力強い走行感覚を追求した。
■新基準のアシスト力を遺憾なく発揮する機構
「S.P.E.C.3」を新採用
アシスト制御の設定を見直すだけでなく、内装3段変速機のギアポジションごとに最適なアシスト力を供給する機構「S.P.E.C.3(スペックスリー/Shift Position Electric Control × 内装3段変速)」を新たに採用。「S.P.E.C.3」は、スピードセンサーにより走行速度を検出し、モーター回転数との関係から選択しているギアを検出することにより、従来のモーター回転数のみによる制御では成し得なかった広範囲に渡るアシストを可能にし、発進時から加速、巡航時まで全域でなめらか、かつパワフルな走りを実現している。
■さらに進化した走行モード
パワーと距離を両立させる「標準」モードとパワフルな「強」モード、そして長距離走行を重視した「オートエコモードプラス」の3モードを採用。お客様の好みや走行シーンに合わせて最適なアシストモードを選択できる。
「S.P.E.C.3」との組み合せによって、走行モードごとにきめ細かく無駄のないアシスト制御を実現した結果、オートエコモードプラス使用時の1充電当たりの走行距離は103km※を達成。
※バッテリー新品、常温25℃、車載重量(乗員および荷物を合計した重量)60kg、平滑乾燥路面、無風、無灯火状態で、3kmの平坦地の途中に勾配2度の上り坂(1km)と下り坂(1km)を含む全長5kmの標準走行路を設定し、平坦路「変速機・3」15km/h、上り坂「2」10km/h、下り坂「3」20km/hで走行したときのテストデータ(日本自転車協会の定める標準走行モード)
新設計のメインスイッチ
■3モード対応 新設計メインスイッチ
走行モードの切り替えを行うメインスイッチも、今回新たに設計変更し、よりいっそう見やすく、操作性を高めた。
■細部パーツの仕様までトータルでカラーコーディネート
多様化するお客様のニーズに対応すべく、昨今女性に人気の高いピンクやオレンジ系を追加し、選択の幅を広げた。さらにバッテリーボックスやチェーンケースなど、細部パーツに至るまで、トータルでカラーコーディネートを施した。 |