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ヤマハ発動機株式会社 Revs Your Heart

独自の制御技術による新機構「S.P.E.C.3」と新走行モードを採用 新基準対応の電動ハイブリッド自転車PASシリーズ3モデル新発売

2008年12月25日発表

 ヤマハ発動機株式会社は、電動アシスト自転車に関する法令改正に伴う新しいアシスト基準に対応し、なめらかで快適な走行を実現した電動ハイブリッド自転車PASシリーズを開発、2009年2月5日発売の3モデルを皮切りに全8モデルを順次発売する。今回発売するのは、「PAS リチウム S」「PAS CITY-S リチウム」「PAS CITY-F リチウム」の3モデルである。

 「電動アシスト自転車のアシスト比率に関する法令基準の改正」が施行され、時速10km未満において、アシスト比率は最大で人力 対 アシスト力が1:2以下となった。これを受け当社では、お客様の使用特性にあわせて、新基準に対応した最適なアシスト制御をモデルごとに設定し、発進時や急な上り坂走行時などの安定性を高め、快適な走行を実現した。

 新基準対応PASシリーズ3モデルの主な特長

(1)

当社が長年培ったPASの制御技術をさらに発展させ、選択しているギアと走行速度、踏力などの走行状況に合わせて発進時から加速、巡航時まで、全域でなめらか、かつパワフルな走りを可能にする機構「S.P.E.C.3(スペックスリー/Shift Position Electric Control × 内装3段変速)」を新たに採用した。

(2)

走行モードはパワフルなアシストと長距離走行を両立する「標準」モード、パワフルな「強」モード、距離重視の「オートエコモードプラス」の3モードから走行状況にあわせて選択可能。

(3)

車体のデザインやカラーを豊富にラインナップし、好みに合わせて選べるバリエーションを充実させた。

(4)

新設計のメインスイッチなど、乗りやすさ・扱いやすさ・快適さを向上する機能装備を採用している。


 なお、今後順次発売するモデルを含め、アシスト力、バッテリー容量、走行距離、車体デザイン、カラーなど、多様化するニーズに合わせて選べるPASのバリエーションを広げていく。



製品写真

「PAS リチウム S」


名称

「PAS リチウム S」

発売日

2009年2月5日

「PAS CITY-Sリチウム」

2009年2月5日

「PAS CITY-Fリチウム」

2009年2月5日

販売計画

62,000台(新基準対応PASリチウムシリーズ軽快車8モデル合計、年間、国内)



新基準対応PASシリーズ3モデルの主な特長

■新基準に対応するアシスト制御の新設定
 「電動アシスト自転車のアシスト比率に関する法令基準の改正」の施行を受け、当社では、発進時や上り坂走行時、荷物積載時に、さらに快適に乗りやすく、扱いやすいモデルを開発。アシスト制御プログラムを全面的に見直し、人間感覚を重視したなめらかさはそのままに、新基準のアシスト力を最適に活用できる力強い走行感覚を追求した。



イメージ

■新基準のアシスト力を遺憾なく発揮する
 機構「S.P.E.C.3」を新採用

 アシスト制御の設定を見直すだけでなく、内装3段変速機のギアポジションごとに最適なアシスト力を供給する機構「S.P.E.C.3(スペックスリー/Shift Position Electric Control × 内装3段変速)」を新たに採用。「S.P.E.C.3」は、スピードセンサーにより走行速度を検出し、モーター回転数との関係から選択しているギアを検出することにより、従来のモーター回転数のみによる制御では成し得なかった広範囲に渡るアシストを可能にし、発進時から加速、巡航時まで全域でなめらか、かつパワフルな走りを実現している。

■さらに進化した走行モード
 パワーと距離を両立させる「標準」モードとパワフルな「強」モード、そして長距離走行を重視した「オートエコモードプラス」の3モードを採用。お客様の好みや走行シーンに合わせて最適なアシストモードを選択できる。 
 「S.P.E.C.3」との組み合せによって、走行モードごとにきめ細かく無駄のないアシスト制御を実現した結果、オートエコモードプラス使用時の1充電当たりの走行距離は67kmを達成。


イメージ

※「PAS リチウム S」オートエコモードプラス使用で「一般路走行パターン」での測定時。「一般路走行パターン」は、バッテリー新品、常温25℃、車載重量(乗員および荷物を合計した重量)60kg、平滑乾燥路面、無風、無灯火状態で、3kmの平坦地の途中に勾配2度の上り坂(1km)と下り坂(1km)を含む全長5kmの標準走行路を設定し、平坦路「変速機・3」15km/h、上り坂「2」10km/h、下り坂「3」20km/hで走行したときのテストデータ(日本自転車協会の定める標準走行モード)



イメージ

新設計のメインスイッチ

■3モード対応 新設計メインスイッチ
 走行モードの切り替えを行うメインスイッチも今回新たに設計変更し、よりいっそう見やすく、操作性を高めた。

■細部パーツの仕様までトータルでカラーコーディネート
 多様化するニーズに対応すべく、昨今女性に人気の高いピンクやベージュ系に加え、落ちついたトーンのシアンブルーやオリーブグリーンなどの新色を採用し、選択の幅を広げた。さらにバッテリーボックスやチェーンケースなど、細部パーツに至るまで、トータルでカラーコーディネートを施した。

■高出力で耐久性に優れた三元系リチウムイオンバッテリー搭載
 新基準のアシスト力に対応するため、小型軽量高性能三元系リチウムイオンバッテリーを搭載。
 なお、バッテリーには互換性があるため、異なる容量のバッテリーを別途購入して使用することも可能。



主要仕様諸元

 

PAS リチウムS
26型(24型)

PAS CITY-S
リチウム27型

PAS CITY-F
リチウム26型

  製品写真 製品写真 製品写真

寸法

 全長

1,895mm
(1,790mm)

1,885mm

1,850mm

 全幅

560mm

560mm

560mm

 サドル高

735mm

800mm

760mm

 軸間距離

1,165mm
(1,110mm)

1,160mm

1,125mm

 タイヤサイズ

26×1 3/8
(24×1 3/8)

27×1 3/8

26×1 3/8

 適応身長のめやす

143cm

153cm

147cm

 車両重量

24.2kg
(23.7kg)

23.2kg

23.7kg

性能

 補助速度範囲
(変速機「3」)

比例補助

0km/h以上10km/h未満

逓減補助

10km/h以上24km未満

一充電

走行距離
(一般路走行1)

標準モード

39km

強モード

21km

オートエコモード
(プラス)

67km

電動機

 形式(定格出力)

ブラシレスDCモーター(240W)

 補助力制御方式

踏力比例制御方式

 変速方式

リアハブ内装三段式

電池

 種類(電圧/容量)

リチウムイオン電池(25.2V/4.0Ah※2

充電器

 形式(充電時間)

スイッチングレギュレータ式(約2時間)

 駆動方式

チェーン式

 照明装置

0.5WホワイトLEDバッテリーランプ

 盗難抑止装置

ディンプルキー式
1キー2ロック

ディンプルキー式
1発2錠

ディンプルキー式
1キー2ロック

 カラー















































































 ブラウン仕様
 (サドル、ハンドルグリップがブラウン)

 ブラック仕様
 (バッテリーとサークル錠がブラック)


※1 「一般路走行パターン」での測定時
バッテリー新品、常温25℃、車載重量(乗員および荷物を合計した重量)60kg、平滑乾燥路面、無風、無灯火状態で、3kmの平坦地の途中に勾配2度の上り坂(1km)と下り坂(1km)を含む全長5kmの標準走行路を設定し、平坦路「変速機・3」15km/h、上り坂「2」10km/h、下り坂「3」20km/hで走行したときのテストデータ(日本自転車協会の定める標準走行モード)
※ 2 JIS C 8711による定格容量は3.8Ah



「PAS リチウム S」フィーチャーマップ

フィーチャーマップ


メーカー希望小売価格

「PAS リチウム S」

104,800円

(本体価格99,810円・消費税4,990円)

「PAS CITY-Sリチウム」

105,800円

(本体価格100,762円・消費税5,038円)

「PAS CITY-Fリチウム」

105,800円

(本体価格100,762円・消費税5,038円)

※メーカー希望小売価格には本体価格(バッテリーを含む車両価格と専用充電器価格7,000円)及び消費税を含む

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