本文へ進みます

2008年12月期 第1四半期連結業績の概要について

2008年4月25日発表

第1四半期連結業績について

 当社の2008年12月期の第1四半期連結業績は、売上高が4,129億円(前年同期比9.0%減)、営業利益が311億円(同16.4%減)、経常利益が342億円(同12.8%減)、四半期純利益が222億円(同11.6%減)となりました。
 為替レートは、USドル110円(前年同期比6円円高)、ユーロ161円(同11円円安)で推移しました。

 事業セグメント別の売上高は、二輪車事業がインドネシアやタイ、ブラジル等で好調に推移したものの、北米での需要減少や為替の円高ドル安影響等により2,663億円(前年同期比6.4%減)となりました。
 また、マリン事業は欧州ではロシアでの販売が好調だったものの、北米での船外機の販売減少、ウォータービークルの新機種の出荷遅れ、円高ドル安影響等により636億円(同12.8%減)、特機事業は北米での景気減退によるATV(四輪バギー)の需要減少や為替の円高ドル安の影響等により497億円(同14.1%減)、その他の事業は表面実装機等の減少等により333億円(同13.8%減)となりました。

 事業セグメント別の営業利益は、二輪車事業が196億円(前年同期比1.3%増)、マリン事業が59億円(同27.2%減)、特機事業が23億円(同41.7%減)、その他の事業が33億円(同43.2%減)となりました。
 営業利益の変化要因としては、販売管理費の減少(前年同期比+65億円)、調達による原価低減(同+19億円)の増益要因があったものの、売上減による荒利の減少(同△52億円)、為替影響(同△33億円)、減価償却費の増加(同△16億円)、原材料高騰の影響(同△6億円)や商品構成変化等(同△38億円)の減益要因が上回り、全体では減益となりました。
 なお、今期よりヤマハ・モーター・フィリピン等を連結対象子会社に新規に追加したこと等により、連結対象子会社数は112社(前期末比+1社)、持分法適用会社数は35社(前期末比△3社)となります。

連結業績見通しについて

 当社は、本年2月5日の前期決算発表時に、2008年12月期の業績見通しを、売上高1兆8,300億円、営業利益1,030億円、経常利益1,100億円、当期純利益590億円と公表しました。しかしながら、先進国での急速な景気後退、原油高騰や原材料価格上昇の進行、不安定な為替相場等、期初に想定した環境が大きく変化しているため、下半期の計画を見直し中であり、現時点では業績見通しの数値を変更していません。
 なお通期の為替レートは、1ドル105円(前期比12円円高)、1ユーロ155円(同1円円高)の設定です。

>> IR情報「決算資料」へ

ページ
先頭へ