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IMカンパニー「九州テクニカルセンター」の開設について

2008年1月22日発表

 ヤマハ発動機株式会社の社内カンパニーである「IMカンパニー」(所在地:静岡県浜松市、カンパニープレジデント:加藤敏純)では、2月1日(金)、九州・山口地区におけるサーフェスマウンターや基板検査装置などの表面実装設備、半導体デバイス検査のためのハンドラー、単軸ロボットやスカラロボットなど産業用ロボットの営業およびサービス体制強化のため、国内では関東(埼玉県さいたま市)、中部本社(静岡県浜松市)、関西(大阪府大阪市)に次ぐ4カ所目のテクニカルセンターとして、福岡県福岡市に「九州テクニカルセンター」を開設する。

 国内では、携帯電話や大画面テレビなどの家電業界や、自動車産業が牽引する好調な需要を背景に、サーフェスマウンターによる電子デバイスの基板実装、半導体の製造過程・検査過程における各種自動化機械、ロボットによる組立・加工機械製造などの産業用ロボットの需要が堅調である。

 特に、九州地区では鉄鋼・化学・造船・セメントといった従来からの産業に加え、1960年代後半より日本を代表する大手半導体メーカーの工場が進出し、今日では全国の集積回路生産額ベースで約4分の1を占め、“シリコンアイランド”と呼ばれるまでに成長を遂げている。一方、北部九州における自動車産業は150万台生産拠点への浮揚とともに、名実ともにアジアのマザー工場をめざしている。さらに、部品の70%(目標値)を地元で調達することで地場産業の技術力向上が見込まれるほか、半導体産業と自動車産業の融合という今後のトレンドも予想される。

 「九州テクニカルセンター」の開設は、地元密着型のきめ細かな営業活動と、サービス対応力の強化により、既存ユーザーとのコミュニケーションの質を高め、顧客の満足度向上を図るとともに、併せて新規ユーザーの獲得により、シェア拡大をめざすものである。

 「九州テクニカルセンター」では、サーフェスマウンターや組立て用のロボット等を展示するショールームを併設し、製品のデモンストレーションが可能。
  また、迅速なアフターサービスを実施するためのパーツストックも備えるほか、ユーザーが操作方法を研修するトレーニングも行える施設とした。

九州テクニカルセンターの概要

名   称

ヤマハ発動機株式会社 IMカンパニー
九州テクニカルセンター(センター長:和田敦彦)

所 在 地

福岡県福岡市博多区博多駅東3-6-11
サンハイム21博多1F

面   積

135.4m2(40.95坪)

事業内容

サーフェスマウンター、産業用ロボットの営業およびサービス
・九州、山口地区のマーケティング
・圏内ユーザーへのアフターサービス支援
・圏内ユーザーのトレーニング
・製品の展示/デモンストレーション

人員体制

営業2名、サービス4名

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