本文へ進みます

ヤマハ発動機株式会社 Revs Your Heart

世界17カ国から21名のヤマハサービスマンが参集 ヤマハ二輪メカニックコンテスト世界大会開催 第4回「YAMAHA World Technician GP 2007」

2007年11月6日発表

 ヤマハ発動機(株)では、去る10月30日(火)~31日(水)の2日間、世界17ヵ国から選抜されたヤマハ二輪サービスマン(ディーラー・販売店のメカニック)が参集し、サービス力を競う第4回「YAMAHA World Technician GP 2007」を静岡県掛川市ヤマハリゾート「つま恋」で開催しました。

 このコンテストは、2000年より推進しているヤマハ独自のサービスマン教育プログラム、YTA(ヤマハ・テクニカル・アカデミー)の一環としてスタート。高付加価値サービスを創造し、世界中でヤマハファンの拡大を目指す本コンテストは、ヤマハグループの意識高揚を図り、世界のヤマハサービスマンの向上心を高め地位向上を図りながら、ネットワーク構築を行っていくものです。
 4度目を迎えた今大会は、スポーツモデルクラスとコミューター/ビジネスモデルクラスの2つのカテゴリーに別れ、「確かな整備知識と技術力」「商品の魅力を伝えるサービス」「フレンドリーな接客」といった要素を、(1)二輪整備学科、(2)二輪整備実技、(3)接客の3項目で審査し、その総合得点によりチャンピオンを決定します。
 結果、スポーツモデルクラスの優勝者はイタリア代表のマッシミリアーノ・コルデスキーさん、2位はドイツ代表のトム・リッシュツキーさん、3位はアメリカ代表のクリス・サーチェックさんとなりました。
 一方のコミューター/ビジネスモデルクラスの優勝者はインドネシア代表のデワ・プトゥ・グナウィラワンさん、2位は中国代表のウェイ・ガンさん、3位はインドネシア代表のジャロット・イマム・クリスタントさんとなりました。



イメージ

17ヵ国21名のサービスマンと梶川社長(前列中央)



コンテストの概要

今回の競技内容は、(1)二輪車の構造などの問題を出題する「学科」(50分)、(2)納車整備、故障探究を行う「実技」(80分)、(3)来客対応の内容審査をする「接客」(15分)からなり、各競技の総合得点で優勝、2位、3位を決定しました。



  学 科
イメージ イメージ

工具についての知識やトラブルシューティングに関する問題も出題された


  実 技
イメージ イメージ

納車前の点検整備と、故障車のトラブルシューティングという2つの設定のなかで、工具や部品の扱い方、トラブル解決までのプロセスなどで審査を行った


  接 客
イメージ イメージ

故障車の修理でお客さまが来店する設定で接客を審査した




スポーツモデルクラス上位入賞者の談話

優勝 マッシミリアーノ・コルデスキーさん イタリア代表
「今回、世界各国代表者を相手に優勝できたのは、私が常にベストを尽くすことを目標に仕事をしてきたからだと思います。しかしこのWTGPを通して、学んだこと、見直すべきことが数多くありました。これは、私はもちろん、多くのヤマハサービスマンにとってヤマハ・テクニカル・アカデミーとWTGPが非常に役に立っていることを証明しています。ここで経験したことを忘れることなく、今後も多くのお客さまを笑顔にできる仕事をしていきたいと思います」


2位 トム・リッシュツキーさん ドイツ代表
「世界のレベルはとても高いと感じました。タフな大会でしたが2位になれて大変嬉しいです。サービスマンとして日々の業務を行う中で常に新しい目標を見つけてチャンレンジし続けることは簡単ではありませんが、このWTGPは大きな刺激になりました。ドイツに戻ってからはここで得た経験を他のスタッフに伝えて、お客さまの満足度をさらに高められるよう努めます」


3位 クリス・サーチェックさん アメリカ代表
「このWTGPに参加して世界中のサービスマンと交流を図ってみて、まだまだ学ぶべき事や改善すべき事があることを実感しました。妥協せずにお客さまのバイクを整備してきましたが、接客面でも最高の質をお客さまに提供できるよう努力することがこれからの課題だと認識できました。このWTGPはサービスマンがお客さまの満足度をさらに高めるためのきっかけとしては、高いレベルで体系化されているので最高の大会だと感じました」


コミューター/ビジネスモデルクラス上位入賞者の談話

優勝 デワ・プトゥ・グナウィラワンさん インドネシア代表
「私の目標は、お客さまにとってベストなサービスマンになることです。そのためには、多くのことを学ばねばなりませんが、このWTGPは自分を磨くために本当に素晴らしい機会を与えてくれました。今回、私は優勝しましたが他のサービスマンたちの技術や接客風景を見て、自分には足りないものが多くあると感じました。今後は、この経験を仲間たちに伝え、より高いレベルのサービスをお客さまに提供できればと思います」


2位 ウェイ・ガンさん 中国代表
「サービスマンとして11年の経験がありますが、初めてこのような大会に参加し、自分のスキルを試すことが出来て非常に有意義でした。高いレベルの接客や技術を肌で感じたことでまだまだ学ぶべき事が多いと実感したと同時に、新たな目標も見えました。まずは自分のショップのレベルを全体的に上げるためにWTGPでの経験を他のスタッフに広めたいです」


3位 ジャロット・イマム・クリスタントさん インドネシア代表
「WTGPは世界中のサービスマンにとって、自己啓発や地位向上などを促す良い大会だと思います。私はサービスマンであることに誇りを持ち日々の努力を忘れていませんが、世界中のサービスマンの創意工夫を目の当たりにし、いっそうモチベーションが高まりました。これからもヤマハの一員として力をつけてお客さまに接していきたいです」


ページ
先頭へ