本文へ進みます

空冷ネイキッド国内最大排気量モデルがモデルチェンジ ヤマハ「XJR1300」新発売

2006年10月10日発表

 ヤマハ発動機株式会社は、空冷4ストロークDOHC4気筒エンジンを搭載した空冷ネイキッド国内最大排気量モデル、ヤマハ「XJR1300」について、新たにFI(フュエルインジェクション)搭載等のモデルチェンジを行い2006年11月30日より発売する。

 今回のモデルチェンジでは“スポーツは深く・広く”をキーワードにエンジンから車体細部まで随所に新技術を投入し製品化した。主な特色は、吸排系最適化による中低速を中心としたトルクアップ、レスポンスと環境性能に優れたFI採用、精悍な4-2-1の集合マフラー採用、最高級グレードのオーリンス製リアサスペンション採用(専用セッティング)などである。これらの相乗効果でXJR1300ならでは幅広い使用シーンでの“スポーティな走り”に一層磨きをかけた。



製品写真

ヤマハ「XJR1300」


名称

ヤマハ「XJR1300」

発売日

2006年11月30日

カラーリング

■ダークパープリッシュブルーメタリックL(ブルー)
■ダークグレーメタリックB(ガンメタ)

販売計画

1,000台(年間、国内)



主な変更点と特徴

1)最大トルクを約10%アップ、フュエルインジェクションの採用
 優れた走行性能を引き出すため、FI(フュエルインジェクション)を新採用した。また吸気バルブの作動特性を最適化、これらの相乗効果で、最大トルクは現行の98N・mから約10%アップの108N・mを発生、発生回転数も500rpmダウンの6,000rpmに変更。低速域からの幅広いトルク特性をより強調した特性となっている。(※無鉛プレミアムガソリン仕様)

2)4-2-1集合マフラー、O2センサー採用三元触媒
 精悍な新型4-2-1集合タイプマフラーを採用し優れたトルク特性を引き出した。また、三元触媒(排出ガス中のCO、HC、NOxの3成分を同時に酸化・還元処理する装置)をマフラー内に装着した。この触媒を効果的に働かせるため排ガスの残留酸素を検出するO2センサーを設け、燃焼状況を演算装置に常にフィードバックして最適な燃料供給を行ない、優れた走行性能と環境性能(平成19年国内排出ガス規制をクリアー)を両立させた。

イメージ3)専用セッティングの最上級オーリンス製リアサスペンション
 リアのサスペンションには、スウェーデンのオーリンス社製を採用した。オーリンス製の2本サスペンションとしては最上級タイプをベースに専用セッティングを施し、リニアでダイレクト感あるハンドリング特性を引き出した。(※2006年10月現在)

4)その他の変更
 このほか、(1)フロントサスペンションのセッティング変更、(2)専用セッティングを図った前後ラジアルタイヤ、(3)新作シート採用、(4)新作サイドカバー採用、(5)ハンドル位置変更、(6)印象的なデザインのLEDテールライト、(7)高級感あるメーター内ホワイト照明、などを採用した。



ヤマハ「XJR1300」主要仕様諸元

 全長×全幅×全高  2,175mm×765mm×1,115mm
 シート高  795mm
 軸間距離  1,500mm
 乾燥重量  222kg
 原動機種類  空冷・4ストローク・DOHC・4バルブ
 気筒数配列  並列4気筒
 総排気量  1,250cm3
 内径×行程  79.0mm×63.8mm
 圧縮比  9.7:1
 最高出力  74kW (100PS)/8,000r/min
 最大トルク  108N・m (11.0kgf・m)/6,000r/min
 始動方式  セル式
 燃料タンク容量  21L
 燃料供給  電子制御フュエルインジェクション
 タイヤサイズ (前/後)  120/70ZR17M/C (58W)/180/55ZR17M/C (73W)


メーカー希望小売価格

ヤマハ「XJR1300」

1,081,500円

(本体価格1,030,000円、消費税51,500円)

※沖縄を除く。メーカー希望小売価格(リサイクル費用含む)には、保険料、税金(除く消費税)、登録などに伴う諸費用は含まれない。


>> ヤマハ「XJR1300」製品情報はこちら


ページ
先頭へ