ヤマハ発動機株式会社は、電動ハイブリッド自転車「PAS コンパクト リチウム」に新しい走行モード「オートエコモード」を搭載し、2006年6月10日より発売する。
「PAS コンパクト リチウム」は、軽量・低床・コンパクトなアルミフレームに20型タイヤを採用。取り回しや駐輪のしやすさなど、シティユースでの利便性に加え、小柄な方でも快適に安心して走行できることを重視した「軽くて、コンパクトで、扱いやすく、しっかり走る」モデルである。 |
従来モデルに対する主な変更点は下記の通り。 |
1. |
パワフルアシストと走行距離伸長を両立する「オートエコモード」を採用 |
2. |
バッテリーランプに、メインスイッチをOFFにしても継続して点灯可能な機能を搭載 |
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ヤマハ「PAS コンパクト リチウム」 |
名称 |
ヤマハ「PAS コンパクト リチウム」 |
カラーリング |
■ホワイトパール ■ブルーパール ■ペールマゼンダ |
発売日 |
2006年6月10日 |
販売計画 |
3,000台(年間、国内) |
選べる4モード |
標準モード |
パワーモード |
オートエコ
ON |
オートエコ
OFF |
オートエコ
ON |
オートエコ
OFF |
■パワフルアシストと走行距離伸長を両立する「オートエコモード」
「オートエコモード」は、ペダルにかかる負荷を感知してアシストのON/OFF切り替えを自動的に行う走行モードである。ヤマハの制御技術を活かし、自然でスムーズに切り替わるのが特長。なお、「オートエコモード」を使って一般路を「標準モード」で走行する際、従来※に比べ、走行距離は約60%伸長する(30km→49km)。また、使用状況にあわせて4つのモードから選択が可能。
なお、「PAS コンパクト リチウム」の発売により、「PAS リチウム シリーズ」(「PAS ワゴン リチウム」を除く)は、すべて「オートエコモード」採用となる。
※従来とは、標準モード・オートエコOFFでの走行を指す
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※ |
登坂が続くなど、大きな負担が継続するときは通常のアシスト力となるので、オートエコモードのON、OFFどちらでも、一充電あたりの走行距離は変わらない場合がある |
※ |
一般路走行パターン:平坦路1kmを3カ所、勾配3.5%(2度)で1kmの坂道の上り下りの合計5kmの道のりをそれぞれの所定の速度で繰り返し走行した場合 |
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■小型軽量、高出力のリチウムイオンバッテリー搭載と「パワーモード」設定
リチウムイオンバッテリーを搭載し、優れたアシストを実現。また、坂道や向かい風での走行時、重い荷物積載時など、負荷がかかる際に力を発揮する「パワー(強)モード」を設定。リチウムイオンバッテリーは継ぎ足し充電が可能で、スタンド型充電器の採用と合わせて、充電操作は簡単である。 |
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寸法 |
全長 |
1,575mm |
全幅 |
560mm |
サドル高 |
730~870mm |
軸間距離 |
1,015mm |
タイヤサイズ |
前・後輪・20×1.75HE |
車両重量 |
21.5kg |
性能 |
補助速度範囲
(変速機「3」) |
比例補助 |
15km/h未満 |
逓減補助 |
21km/h未満 |
一充電走行距離
(一般路走行※) |
標準モード
(オートエコモード使用時) |
30km(49km) |
パワーモード
(オートエコモード使用時) |
24km(42km) |
電動機 |
形式 |
ブラシレスDCモーター |
定格出力 |
240W |
補助力制御方式 |
踏力比例制御方式 |
変速方式 |
リアハブ内装三段式 |
電池 |
種類 |
リチウムイオン電池 |
電圧/容量 |
25.9V/3.7Ah |
充電器 |
形式 |
スイッチング・レギュレーター式 |
充電時間 |
約2時間 |
駆動方式 |
チェーン式 |
照明装置 |
バッテリーランプ |
盗難抑止装置 |
ディンプルキー式一発二錠 |
カラー |
ホワイトパール/ブルーパール/ペールマゼンダ |
※一般路走行
バッテリー新品、常温25℃、車載重量(乗員および荷物を合計した重量)60kg、平滑乾燥路面、無風、無灯火状態で、3kmの平坦地の途中に勾配2度の上り坂(1km)と下り坂(1km)を含む全長5kmの標準走行路を設定し、平坦路「変速機・3」15km/h、上り坂「2」10km/h、下り坂「3」20km/hで走行したときのテストデータ |
ヤマハ「PAS コンパクト リチウム」
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99,800円 |
本体価格95,048円(バッテリーを含む車両価格88,048円・専用充電器価格7,000円) ・消費税4,752円 |
※メーカー希望小売価格には本体価格(バッテリーを含む車両価格と専用充電器価格)及び消費税が含まれています |
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