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世界17カ国から21名のヤマハサービスマンが参集  ヤマハ二輪メカニックコンテスト世界大会開催  「YAMAHA World Technician GP 2005」

2005年10月25日発表

 ヤマハ発動機(株)では、去る10月18日(火)~19日(水)の2日間、世界23ヵ国から選抜されたヤマハ二輪サービスマン(ディーラー・販売店のメカニック)が参集し、サービス力を競う「YAMAHA World Technician GP 2005」をヤマハ発動機コミュニケーションプラザ及び、ヤマハリゾート「つま恋」で開催しました。

 このコンテストは、2000年より推進しているYTA ヤマハ・テクニカル・アカデミー・プログラム(サービス技術教育制度)の一環としてスタート。高付加価値サービスを創造し、世界中でヤマハファンの拡大を目指すとともに、ヤマハグループの意識高揚を図り、世界のサービスマンの向上心を高め、ネットワーク構築を行っていくものです。
 3度目を迎える今大会は、『Create Customer Smile』(お客様の笑顔の創造)をスローガンに開催。世界23ヵ国から選抜された17ヵ国21名のサービスマンが参加しました。競技は(1)二輪整備学科、(2)二輪整備実技、(3)接客の3項目で競い、その総合得点によりチャンピオンを決定します。その結果、優勝は日本代表の温生(ハマサキ ハルキ)さん(YSP練馬西:東京都)、2位は台湾代表のウー チェン ウェン(Wu Cheng Wen)さん、3位はタイ代表のソミー ラブース(Sommitr Labuth)さんと、オーストラリア代表のグレッグ スラッテリー(Greg Slattery)さんとなりました。



17ヵ国21名のサービスマン、そして「YAMAHA World Technician GP 2005」の優勝を勝ち取った日本代表の温生さん。



コンテストの概要

今回の競技内容は、(1)技術、商品、業界知識を出題する「学科」(60分)、(2)納車整備、故障探究、そして実走による最終チェックを新たに追加した「実技」(80分)、(3)来客対応の内容審査をする「接客」(10分)からなり、各競技の総合得点で優勝、2位、3位を決定しました。



接客

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実技

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実走

 

筆記

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上位入賞者の談話

優勝:温生(ハマサキ ハルキ)さん 日本代表(YSP練馬西:東京都)
「やればできる」。努力することがいかに大切かを学んだ2日間でした。日頃から今回の大会スローガンでもある、「お客さまの笑顔の創造」を自分の信念として取組んでいますが、今回の優勝を糧とし、さらに日々努力を続けお客さまの良きパートナーとなっていきたいと思います。そして、日本から第2・第3のチャンピオンが育つよう、この経験を多くのサービスマンに伝えていきたいと思います。


2位:ウー チェン ウェン(Wu Cheng Wen)さん 台湾代表
日頃から自分が培ってきた技術が認められて本当に嬉しいです。ここで経験し学んだことを台湾のサービスマンたちに伝えていき、そのサービスマンが再びこの大会に参加して、高い技術を披露していけるようになればと思います。そしてそれが最終的にお客さまに満足を提供することにつながればと思います。


3位:ソミー ラブース(Sommitr Labuth)さん タイ代表
タイを代表するサービスマンとして参加することに非常にプレッシャーを感じていましたが、この順位を獲得できてホッとしています。この2日間で体験したことは、サービスマンとして大きな財産になりました。今回の結果に満足することなく、お客さまに喜ばれるサービスを提供し、自分の仕事にプライドを持って取り組んでいきたいと思います。そして国に戻ったら今回の経験を伝え、次世代の有能なサービスマン育成に尽力できればと思います。


3位:グレッグ スラッテリー(Greg Slattery)さん オーストラリア代表
とにかく嬉しいの一言です。今回の大会で経験したさまざまなことを、スタッフたちに伝え我々の店舗、そしてそこから広がるネットワークをいかして、サービスの大切さを伝えていきたいと思います。また自分もさらにレベルアップを図り、お客さまに喜ばれるサービスを提供し続けたいと思います。


S・エバーツ賞

 

A・カイローリ賞

   

エバーツ賞、カイローリ賞を受賞した選手には、ピットシャツとキャップを贈呈。
またエバーツ選手は「自分がレースで勝てるのもメカニックのおかげ、サービスマンのみなさんもお客さまにとってのメカニックとなってあげてください」と選手全員にエールを送った。


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