ヤマハ発動機(株)は、10月12日、13日の両日、北海道開発土木研究所苫小牧寒地試験道路(北海道苫小牧市)で開催の「ASV車車間通信公開実験」(主催:国土交通省)において、ITS (Intelligent Transport Systems/高度道路交通システム)に適応し、かつ車車間通信機能を搭載した研究車両「ヤマハASV※」にて参加し、公開実験のデモンストレーションを行った。
この催事は、国土交通省が自動車メーカー等と取組む車車間通信による安全性向上について、調査・研究の検証実験を公開するイベントである。ヤマハが公開実験した車両、「ヤマハASV」は、2004年のITS世界会議に出展の「ヤマハASV」が備える二輪車用HMIシステムをベースとして、車車間通信機能を加えた試験車である。
ヤマハは、二輪車に適した認知支援を提供するHMI(ヒューマン・マシン・インターフェイス)技術を開発しており、この公開実験にて音声と画面表示によるデモンストレーションを行った。
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