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ヤマハ発動機(株)創立50周年記念式典について ―「ありがとう」の感謝と、次の50年に向けたさらなる発展を目指して―

2005年7月1日発表

 ヤマハ発動機株式会社は、1955年7月1日、モーターサイクルの製造・販売を事業として静岡県浜北市にて創業し、本日の2005年7月1日、創立50周年の節目を迎えることができました。
そしてここに、当社の発展の基礎を築いて頂いた多くの方々に対する感謝の気持ちを表すとともに、これまでの半世紀と現在を見つめ直し、新たな半世紀に向け、さらに高い「感動創造企業」の達成と更なる成長・発展を決意するため、「情熱・感動・未来」をキーワードに、当社コミュニケーションプラザにて創立50周年記念式典を行いました。

 

 なお記念式典は、午前に社員向けに執り行い、創立50周年を迎え社長の梶川隆がメッセージを伝えるとともに、これまでの歩みを纏めた50周年記念誌・記念品の配布をしました。
 また、午後(13:30~15:30)は、主要取引先様など約300名をコミュニケーションプラザに招待し、記念式典及び展示レセプションを開催致いたしました。
 記念式典では、社長の梶川隆がこれまでの感謝の言葉を述べるとともに、今後の発展に向けた決意を表明。また、映像により“YAMAHA 50年の歩み”を放映いたしました。記念式典終了後の展示レセプションでは、西村由紀江さんによるピアノ演奏でのミニライブや、ジュビロ磐田の山本監督・中山選手よりお祝いの言葉を頂きました。なお展示エリアでは、当社の歴史を刻んだ製品・レースシーン映像をご覧頂きながら、50年を振り返り、懐かしんで頂ける展示レイアウトとしています。

 

 本日の創立50周年記念日を当社の「第2の創業期」として位置付け、次代を担う人材の育成と活気ある会社づくりにグループを挙げて取組むとともに、ヤマハ発動機ならではの新たな企業価値の創造を目指します。

式典スケジュール

日時

7月1日(金) 13:30~15:30

場所

ヤマハ発動機(株)コミュニケーションプラザ (静岡県磐田市新貝2500 ヤマハ発動機内)

式次第

13:30~14:10 記念式典
14:20~15:30 展示レセプション

ご列席予定人数

主要取引先様等 約300名

弊社出席予定者

取締役会長 長谷川至、代表取締役社長 梶川隆以下全役員

創立50周年記念式典 梶川隆社長 ご挨拶文

 ヤマハ発動機株式会社は、本日、1955年の創立以来50年という大きな節目の日を迎えました。
 先ずは、この記念の式典に、ご臨席たまわりました国会議員の先生方をはじめ、静岡県副知事、また各市長、各町長ならびに議長の皆様、金融関係や協力会社の皆様、地域の皆様、そして今日(こんにち)の礎(いしづえ)を築いて頂いた諸先輩、さらに私たちを支えて頂いておりますお客様や株主の皆様に、深く感謝と御礼を申し上げます。
 加えて、本日会場の都合上お呼びできなかった多くの皆様に対しましても、深く感謝申し上げます。

 

 また、本年4月からは本社がございます当地が、新たな街づくりをめざして『新磐田市』としてスタートしております。さらに本日、弊社発祥の地でもあります浜北市や、早出工場があります浜松市などが統合し、『新浜松市』が誕生しました。
 この場をお借りしまして、改めて関係の皆様に対しお祝い申し上げますとともに、本日お集まりいただいた皆様とご一緒に、心からこの喜びを分かち合いたいと思います。

 

 さて、ただいま、皆様にご覧頂きました映像“YAMAHA50年の歩み”にもございましたが、ヤマハ発動機の 50年の歴史を振返る中で、弊社がいかに、本日ここにお集まりいただきましたご来賓の皆様や諸先輩をはじめ、多くの人々の温かいご支援・ご指導に支えられてきたかということを改めて実感しました。
 加えて、創業者・川上源一の熱き思い“チャレンジスピリット”に始まり、それを受け継いだ先輩諸氏の並々ならぬ努力の連続と、その志を引き継いだ社員やヤマハ発動機グループ各社、協友会、世界中のインポーター、ディーラーの方々の努力のおかげと受けとめています。
 そして、50年もの長きにわたって、多くの皆様から様々な形で、暖かい励ましをいただいたことに対しまして、感謝の念で一杯であると同時に、これからの責任の重さを痛感している次第です。

 

 弊社は、まだまだ発展途上の企業です。その意味で、50周年そのものを「過去と未来の接点」として位置付けると共に、「未来に向けての一里塚」としてとらえ、未来に向けての決意を新たにし、全社一丸となって新たな目標に立ち向かっていく所存です。
 また、先ほどもありましたが、50周年を迎えた今を、ただお祝いをするのではなく、私はもとより社員の一人ひとりが、この歴史をキチンと総括することによって、それぞれの立場でその責任を自覚していきたいと考えています。

 

 さて、弊社にとりましてこの半世紀は、まさに社章に刻んだ3本の音叉のごとく、「製造・販売・技術」が一体となって、絶えず新たな夢と目標に取り組んできた“挑戦”の日々でした。
 この間、幾度かの危機や苦難を経験致しましたが、その度に強いリーダーシップと全員のチャレンジスピリットで決して屈することなく、一致団結して難局を乗り越えてきました。
 そればかりか、こうした局面での新たな“挑戦”が、さらに事業の多軸化を推進し、多彩な事業分野で「新たな価値の創造」を生み、様々な市場ニーズに適合する製品やサービスを提供できるグローバルカンパニーとしての基盤を築いてきました。
 こうした弊社の発展の礎は、創業時の理念であります「独創的な商品の開発」「品質絶対とした効率の良い生産」を行いつつ、「新たな需要を創造する」という社風を、社員一人ひとり、そしてグループ全体が十分に理解し、忍耐強く実践してきたからだと思っています。
 そして、そうした各人の弛まぬ努力から誕生した製品を通じて、世界の人々の暮らしをより豊かなものにしたいという信念で、国境や地域の枠組みを越えた活動を続けてきました。

 

 また、「現場は生きている」という認識のもとに、常に市場に学ぶ姿勢を持って現場に駆けつけ、お客様の声を伺い、問題点をキャッチし、素早い対応を図る中でYAMAHAブランドの信頼を築いてきました。
 モーターサイクルに代表される個性溢れた製品の提供や需要創造活動の展開はもとより、発展途上にある国々に対しての沿岸漁業の振興を含めた船外機や船の普及活動など、それぞれの市場のお客様やディーラーの皆様と直接触れ合うことによって、次なる発想や新たな価値を生み出してきたものです。

 

 50周年を迎えた今、弊社では新中期経営計画として「NEXT50 Phase-Ⅱ」を推進し、NEXT50で培ってきた「収益重視への企業体質の転換」に加え、「価値」「収益」「成長」のバランスのとれた経営戦略を進め、世界各国で「YAMAHA=オンリーワン・ブランド」になることを目指しています。

 

  「YAMAHA=オンリーワン・ブランド」になるということは、お客様から「さすがYAMAHAだ」「YAMAHAだから買う」と言ってもらえるようなブランドになることです。
 言い換えるなら、それは顧客価値の追求を明確な目的とし、さらに独自技術に磨きをかけることであり、そうした技術に裏づけされたブランド戦略やマーケティング戦略の徹底的な展開に他なりません。
 そして、この「YAMAHA=オンリーワン・ブランド」というイメージの確立を実現するためには、各事業がこれまで以上に世界中のお客様に満足いただける製品やサービスを提供し、加えて企業の社会的責任を遂行していくことが絶対条件と考えています。

 

 具体的には、今、弊社では、私たちが持っております企業価値や資産を最大限に活用し、弊社ができること・弊社に求められていることを精査し、社会に貢献する企業 ・社会にとって有用である企業 ・社会に共生し持続可能な発展に期する企業としてのあるべき姿を追求していきます。
 それは、まさに弊社企業理念である「世界の人々に新たな感動と豊かな生活を提供する」ことの実践であり、事業活動のみならず、これまで以上に社会貢献活動の強化、充実を図ってまいります。

 

 25年前、創業者・川上源一と当時の社長であります小池久雄は、創立25周年記念式典での挨拶で、「あくまで初心を忘れず、企業理念を生かして、既存の枠組みや制度にとらわれることなく、柔軟に対応できる強い意志と実行力をもった人材を養成し、YAMAHAブランドを未来に向けて充実発展していく」と申しました。
 それから25年が経った今も、こうした企業姿勢はなんら変わることなく、私といたしましても心境は25周年の時の両先輩の思いと全く同じです。
 次代を担う人材の育成と活気ある会社づくりにグループを挙げて取組むとともに、YAMAHAならではの新たな企業価値の創造を目指すこと――これが、第2のスタートラインに立った今の私の決意でございます。
今後とも、相変わらぬご指導・ご支援を、宜しくお願いします。


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