(1) 部品、基板対応力の向上 |
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プラットホームを新設計することにより、交換台車仕様では部品品種数を8mmテープフィーダー換算で90本とし、従来機種比18%アップ。また、トレイ供給装置を取り付けた場合でも、基板幅を損なうことなく440mm幅まで対応可能。
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トレイ供給装置を新設計し、収納品種数を最大50%アップ。トレイ収納部もマガジン式にすることにより段取り性も向上。
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汎用性が大幅に向上。最大部品高さ25.5mm、最大□54mm部品までの認識・搭載を可能とし、一台で高い部品対応力を実現。
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オートノズルステーションへの大幅強化を施し、φ25サイズ特注ノズルホルダーを3個増設し、長ノズル・グリッパーノズル等へのアダプター対応を図るなど、これまで以上に高い部品対応力を実現。
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「簡易荷重制御ヘッド」を採用し、コネクタ等の圧入・組立用途にも効果を発揮。
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部品認識照明を新設計し、鏡面リード部品等の認識性能向上を図るとともに、基板マーク認識用照明で、半田レベラー、フレキ基板等の認識が難しいマークにも対応。
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(2) 高速搭載の追及 |
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3ヘッド化により大型部品の高速搭載を実現。部品搭載タクトを従来の0.55秒/chipから0.48秒/chipと、15%の高速化を達成。
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(3) 高速基板搬送の追及
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従来の基板のシーケンシャルな搬送から、コンベヤ上の基板を同時に一括搬送することにより基板搬送、入れ替え時間を大幅に短縮。
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(4) 高精度搭載維持の追求
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基本構造に高耐久性・高精度のモノコック・フレームを採用。移設時の精度確保に加え、長期間に渡る精度維持が可能。
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FEM構造解析により、設計段階から高剛性を追求し、低振動を実現。
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多重精度補正システム「MACS」*の採用で、組付精度の限界、温度変化、経時変化などの精度変化要因に対し、複合的かつ多重的に精度補正を行い、±0.05mmの常時搭載精度を保証。
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*MACS:Multiple Accuracy Compensation Systemの略称
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(5) フレキシビリティーの追求
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ヤマハ独自の「FNC(フライングノズルチェンジ)」の採用により、高速性を犠牲にしないノズルチェンジが可能であり、高速性とフレキシビリティーを両立。
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(6) モジュール・コンセプトの追求
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フィーダー、ビジョンシステム、オペレーションソフトなどの基幹部分を従来モデルと共通化し、低価格を実現。
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短い製品サイクルや大きな負荷変動によるライン再編成時には、コンパクトサイズの利点を生かした柔軟な対応が可能。
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「稼働率の向上」と「品質管理の充実」を実現する、ITオプションに対応。
「残数カウンタ」、「段取りベリファイ」「部品ロットトレース」、「自動段取り切り替え」の選択、対応が可能。(オプション)
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