ヤマハ発動機(株)は、入門者、初級者向けレーシングカート『Winforce TIA(ウィンフォース ティア)』の完成車キットをフルモデルチェンジし、2004年12月1日より新発売します。
ヤマハレーシングカート『Winforce TIA』は、上級カートに匹敵するハイポテンシャルを誇り、シャープなハンドリングが特徴となっており、カートの楽しさを余すところなく体感できるモデルです。
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ヤマハレーシングカート『Winforce TIA』 |
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名称 |
ヤマハレーシングカート『Winforce TIA』 |
発売日 |
2004年12月1日 |
メーカー希望小売価格 |
399,000円(KT100SECエンジン搭載モデル)
(本体価格380,000円 消費税 19,000円)
355,950円(KT100SC エンジン搭載モデル)
(本体価格339,000円 消費税 16,950円)
345,450円(KT100SD エンジン搭載モデル)
(本体価格329,000円 消費税 16,450円)
355,950円(KT100J エンジン搭載モデル)
(本体価格339,000円 消費税 16,950円)
※完成車組み立て手数料は含まず
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カラーリング |
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販売計画 |
400台(年間/国内) |
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市場背景と概要
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F1を頂点とする四輪モータースポーツの中でその底辺に位置し、上級カテゴリーへの登竜門として認知されているのがレーシングカートです。フォーミュラマシンに通ずる特有のスピード感やクイックな操縦性もあり、多くのF1ドライバーや四輪レーシングドライバーが、レーシングカートの経験者です。現在、全国約100ヵ所の専用コースでスポーツ走行や競技が行われており、カートライセンス人口は約15,000人(’04年10月現在:ヤマハ調べ)となっており、ジュニアからシニアまで幅広い年齢層に愛好されています。そのレーシングカートのエントリーモデルとして、1998年の発売以来、多くのユーザーの支持を得ているのが、ヤマハレーシングカート『Winforce TIA(ウィンフォース ティア)』です。
今回発売する『Winforce TIA』2005年モデルは、外装パーツ(カウル)を上級モデル採用のCIK公認タイプの大型カウルに変更。シート取り付け用前側ブラケットの位置変更により、身長格差等の対応を含む「ドライビングポジションの調節幅」を拡大。またシートステーの形状変更に伴い、今まで加工が必要だった「KT100SC」「KT100J」エンジンの搭載を無加工で可能とするなど、細部の変更を行い、「外観の大幅変更」「セッティング幅の拡大」「操縦安定性の向上」を図りました。
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主な特徴
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エンジン
ヤマハが長年熟成を続けてきた、フラットな出力特性とレスポンスの良さで定評のある空冷2サイクル単気筒ピストンバルブ(排気量:97.6cc)に、エンジン始動/停止を容易にしたセルスターターを装備した「KT100SEC」を搭載。またSLカートレースの主力エンジンである「KT100SD」、初心者やジュニア層向けのリコイルスターターおよびクラッチ装備の「KT100SC」「KT100J」搭載モデルもラインナップしました。
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タイヤ
ユーザーから高い支持を得ている「YRA-1」タイヤを『Winforce TIA』 2005年モデルにも採用。F1を彷彿させる溝入り(フロント2本リア3本)とし、操縦安定性、耐摩耗性をさらに向上しました。
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リプレイスフレーム単体でも発売
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エンジン単体でも発売
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『Winforce TIA(KT100SECエンジン搭載時)』 仕様諸元
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全長/軸間距離
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1,770mm/1,040mm
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乾燥重量
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62.7Kg
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フレーム型式
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WT-1(K30C)
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フロントホイール
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YRA-1(10×4.50-5)/5インチ・130mm
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リアホイール
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YRA-1(11×6.50-5)/5インチ・180mm
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制動装置リアのみ
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油圧式ディスク
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エンジン種類
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2サイクル・空冷・ピストンバルブ
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操行装置
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直結シングルステム
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気筒数配列/排気量
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単気筒/97.6cc
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内径/行程
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52.4mm×46.0mm
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圧縮比
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7.9:1
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始動方式
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セルスターター
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潤滑方式
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混合
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燃料タンク容量
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8リットル
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点火方式
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T.C.I
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キャブレター型式
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WALBBO WB-21
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