本文へ進みます

4ストロークエンジン搭載のファミリースポーツモデル 「MJ-VX110DX/MJ-VX110SP」新発売

2004年11月09日発表

 ヤマハ発動機株式会社では、マリンジェットの2005年ニューモデル「MJ-VX110DX」および「MJ-VX110SP」を2005年3月より新発売します。  「MJ-VX110DX」および「MJ-VX110SP」は、従来のマリンジェット専用エンジン「MR-1」をベースに新開発した4ストロークエンジン搭載のニューモデルです。E.F.I.(電子制御式燃料噴射装置)を採用し、燃料経済性やクリーン排気、静粛性などに優れ、EPA2006(米国環境保護庁2006年排ガス規制)に適合しています。

*E.F.I.はトヨタ自動車(株)の商標です。


製品写真

ヤマハ「MJ-VX110DX」

名称

ヤマハ「MJ-VX110DX」 「MJ-VX110SP

発売日

2005年3月

販売計画

「MJ-VX110DX」500隻/2005年度
「MJ-VX110SP」200隻/2005年度



主な特徴

「MJ-VX110SP」はシンプルな機能と装備で、コストパフォーマンスに優れています。「MJ-VX110DX」は、エンジンスタータのロックが可能なセキュリティーシステム、またリバースシステムやデュアルミラーの装備など、機能を充実させたモデルで、ブルーとレッドの二色からカラーを選択できます。

マリンジェット専用エンジン「MR-1」をベースに、吸排気システムを新開発した新エンジンと、軽量・コンパクト化した艇体とのマッチングにより、より軽快な吹き上がりと小気味よい走行感を実現し、初心者から上級者まで幅広く楽しめるモデルとなっています。

パワフルでクリーンな走行性能と環境性能、さらにメンテナンス性を実現する「ヤマハ エンジン マネジメント システム」(※)を搭載し、機能性を高めています。

 

<※:ヤマハエンジンマネジメントシステム>

1)ダイアグノシス・システム

 

内蔵のECU(エンジンコントロールユニット)ヘパソコンでアクセスすることによって、メンテナンス履歴や故障時のエンジン状態をモニターでき、迅速なメンテナンスや修理を行うことができます。

2)OTS(オフ・スロットル・ステアリング)

 

走行中、スロットルをオフにした時、推進力が最小となり、旋回能力が低下しますが、OTSによりステアリングを切ることで、旋回性の補助を行います。

3)転倒センサー

 

転倒を感知すると自動的にエンジンをストップさせ、水の逆流を防ぎ、エンジンを保護します。

4)EFI(電子制御式燃料噴射装置)

 

エンジンスロットルの状態や回転数、そして気圧や気温に応じて適切な燃料を供給します。

5)トラクションコントロール機能

 

荒れた波間での走行時に、燃料噴射の量をコントロールすることでキャビテーション(エンジンの過回転)の発生を減少させます。

艇体設計において、海での遊びの世界を広げる新形状のリアプラットフォームを採用。スペースを広く取り、乗り降りを容易にしました。



「MJ-VX110DX」 「MJ-VX110SP」仕様諸元


  「MJ-VX110DX」 「MJ-VX110SP」
全  長 3.22m
全  幅 1.17m
全  高 1.15m
乾燥質量 325kg
定  員 3名
燃料タンク容量 60リットル
排気量 1,052cm3
呼称最大馬力 75.0kW(102ps)


ご参考:ヤマハマリンジェット2005年ラインナップについて

 ヤマハマリンジェットの2005年ラインナップは、スポーティーな1人乗り(立ち乗りタイプ)から3人乗りクルージングモデルまで計8機種。
 ニューモデルは、新開発の吸排 気システム採用の4ストロークエンジンを新デザインのハル(艇体)に搭載した「MJ-VX110DX」および「MJ-VX110SP」の2モデル。
 また、従来モデルのうち、ロングツーリング対応の人気モデル「MJ-FX160Cruiser」と「MJ-FX140Cruiser」についてはシートの形状の変更など、細部にわたる見直しを図りました。
 「MJ-FX140」、「MJ-GP1300R」についてはカラーおよびグラフィックを変更し、新鮮さを強調しました。
 4ストロークモデルが計6機種(2004年モデルでは4機種)となったほか、2ストロークモデル「MJ-GP1300R」においては独自のヤマハ・プラチナ・プラス・システム(Y.P.P.S)を採用し、クリーンな排気を実現しています。また発生音の抑制に大きな効果を生む独自のヤマハ・サウンド・サプレッション・システム(Y.S.S.S.)を7機種に採用しています。


モデル名
<価格>
※発売月
全長
(m)
全幅
(m)
全高
(m)
排気量(cm3)
最大馬力
(kW/ps)
定員
(名)
主な特徴 備考
(仕様変更等)
MJ-FX160Cruiser
<1,840,125円>
※2005年 1月
3.34 1.23 1.24 1,052
103.9/141
3 4ストロークエンジン搭載。パフォーマンスに優れたロングツーリング対応モデル。シート形状の変更,細部の見直しでグレード感を向上。YSSS/QSTS採用。 マイナーチェンジ
モデル
MJ-FX160
<1,777,125円>
※発売中
3.34 1.23 1.16 1,052
103.9/141
3 専用4ストロークエンジンを搭載し、小気味よい操作性と加速性能を実現。静粛性,経済性に優れたクルージングモデル。 YSSS/QSTS採用。 現行モデル
MJ-FX140Cruiser
<1,734,915円>
※2005年 2月
3.34 1.23 1.24 998
95.6/130
3 シート形状の変更,細部の見直しでグレード感を向上。より快適なロングツーリングを楽しむことができる。 YSSS/QSTS採用。 マイナーチェンジ
モデル
MJ-FX140
<1,671,915円>
※2005年 2月
3.34 1.23 1.16 998
95.6/130
3 4ストロークエンジン搭載のスタンダードモデルとして位置づけられ、ツーリングばかりでなく様々なマリンプレイに対応する。YSSS/QSTS採用。 マイナーチェンジ
モデル
MJ-VX110DX
<1,302,840円>
※2005年 3月
3.22 1.17 1.15 1052
75.0/102
3 優れたドライバビリティを実現した4ストローク搭載のニューモデル。2色のカラーバリエーションから選択可能。 YSSS採用。 ニューモデル
MJ-VX110SP
<1,123,290円>
※2005年 3月
3.22 1.17 1.15 1052
75.0/102
3 機能、装備をよりシンプルにすることで、気軽にマリンジェットライディングを楽しめ、幅広いニーズに応える4ストローク搭載モデル。YSSS採用。 ニューモデル
MJ-GP1300R
<1,556,730円>
※2005年 1月
2.93 1.15 1.02 1,297
114.7/156
2 2ストロークエンジンにE.F.I.(電子制御式燃料噴射装置)を装備。ハイパフォーマンスモデルのフラッグシップ。 YSSS/QSTS/YPPS/YAS採用。 マイナーチェンジ
モデル
MJ-SJ700
<955,395円>
※発売中
2.24 0.68 0.66 701
48.5/66
1 スタンドアップの定番モデル。瞬発力に優れたエンジンを搭載し軽量ボディを思いのままに操ることが可能。 現行モデル
●表示価格はメーカー希望小売価格(本体+法定安全備品類他価格、消費税込み)

※YSSS:ヤマハ・サウンド・サプレッション・システム=レゾネーター等を組み込み、吸排気音を低減する。
※QSTS:クイック・シフト・トリム・システム=左ハンドルのトリガー操作で走行に応じたトリムアジャスト(走行姿勢の調整)を簡単に行える。
※YPPS:ヤマハ・プラチナ・プラス・システム=マリンジェット専用に開発された触媒機構。排気ガス中のNOx、HC、CO濃度を削減する。



メーカー希望小売価格

MJ-VX110DX

1,302,840円

(本体価格¥1,170,000+法定安全備品他価格¥70,800)・消費税¥62,040

MJ-VX110SP

1,123,290円

(本体価格¥999,000+法定安全備品他価格¥70,800)・消費税¥53,490

●価格は消費税を含むメーカー希望価格例です。地域・納入場所などの条件により異なる場合があります。●本体価格には搭載されるエンジンの価格を含みます。●法定安全備品類他の価格には、エンジン関係諸費用・法定安全備品類・進水諸経費などを含み、オプション・検査登録関係諸費用などは含まれておりません。●価格・仕様は平成16年4月26日現在のものです。価格及び仕様は予告なく変更される場合があります。


ページ
先頭へ