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「環境活動報告書 2004」を発行

2004年06月23日発表

 ヤマハ発動機株式会社は、このたび、2003年度の環境活動の成果と2004年度に向けたメッセージをまとめた「環境活動報告書 2004」(対象期間:2003年4月~2004年3月)を発行しました。当社における環境活動報告書の発行は2000年以来継続して発行しており、今回が5回目となります。

2003年度の活動の主な特徴は、

(1)

環境保全活動において、2002年度までの「ヤマハ発動機一社」の活動から国内外136社によるグローバルな活動へと展開したこと。

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その一例として、CO2排出量の把握を2002年度までの地域別から2003年度は、更に国別にも把握が出来たこと。

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製品の製造過程と使用過程におけるエネルギー使用の極小化を目指した『Keep Minimumキャンペーン』を2004年1月より開始し、国内外で展開中。

(2)

製品開発分野において、二酸化炭素を排出しない燃料電池を搭載した二輪車「FC06」を開発し、電動コミューター「Passol」などのEV提案モデルと合わせて 2003年10月開催の東京モーターショーにおいて出品。

(3)

製造分野において、エネルギー使用量とCO2排出量の削減を目的とした「コージェネレーションシステム(熱電併給)」を導入。

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2003年7月にヤマハ熊本プロダクツ(株)、2004年3月に中瀬工場にそれぞれ導入。


なお、今回の報告書の構成は、従来どおり本誌に加え、各工場別の詳細な状況などを記載した資料編を別途CDに収め、報告書に添付しています。配布部数は約2万部とし、ヤマハ発動機グループの環境活動のグローバル展開においてもマニュアルとして活用するほか、当社のホームページ上にも掲載する予定です。


ご参考

2003年度の主な取り組みと報告

【経済環境(経済的側面)に関する取り組みと報告】

(1)

環境対応コストが56億円(設備投資12億円・経費44億円、前年比19%アップ)

(2)

効果は、1億4,500万円

【自然環境(環境的側面)に関する取り組みと報告】

(1)

ヤマハ発動機グループのCO2総排出量が、387,352t-CO2(02年度は393,516t-CO2)
うち国内は、216,467t-CO2(02年度は222,431t-CO2)

(2)

有害物質の現状把握への取り組みとしてエコ分析センターを設立

(3)

製品段階での環境負荷物質削減の取り組み-鉛製ホイールバランサの全廃

(4)

二輪車用製造工程における有害物質削減の取り組み-メッキ廃液、6価クロムの削減など

【社会環境(社会的側面)に関する取り組みと報告】

(1)

人々の「心」をテーマとした社外活動への取り組み
-環境ボランティアを呼びかける「4万人のV作戦」の展開

報告書の構成

【ヤマハ発動機環境活動報告書2004年度版 本誌(全25ページ カラー印刷)】

目次

・環境活動に関する考え方
・環境マネジメントシステム
・環境活動の財務的評価
・国内/海外/製品・技術におけるトピックス
・温暖化対策、有害物質対策、廃棄物対策
・社外/社内への取り組み
・環境ビジョン
・2003年度の主な環境活動年表

【ヤマハ発動機環境活動報告書2004年度版 資料編(CD)】

環境に関する各種データ

環境対応コスト/全社データ(PRTRデータ、エネルギー使用量など)/製品・技術等のパフォーマンス/製品環境データ/環境マネジメント/工場別環境データ)など


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