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ヤマハ発動機株式会社 Revs Your Heart

「第43回東京国際ボートショー」 ヤマハ発動機ブースについて

2004年02月05日発表

 ヤマハ発動機(株)は「第43回東京国際ボートショー」に、当社が製造するボートやパーソナルウォータークラフトを展示するほか、当社の総合力を活かして様々なマリン情報を来場者に提供します。
 ブースのテーマは、「海、とびきりの週末」としました。海や自然を愛する人々、そしてこれからマリンレジャーを楽しみたいという人々に対して、ハードとソフトの両面から情報の発信を行い、充実した週末のマリンライフをお手伝いをしようとするものです。
 また、環境や安全をキーワードに、新工法を導入して開発を進めているボートを参考出品したほか、先進技術を駆使した近未来型コンセプトモデルの紹介など、当社の新技術を展示。さらに世界中で愛用されているヤマハ船外機を展示し、マリン総合メーカーとしての過去から現在、そして見つめ続ける未来をプレゼンテーションしています。
 さらに、免許教室やレンタルボートクラブなどのソフトをインフォメーションするほか、当社が積極的に支援するJMPF(日本マリンスポーツ普及教育振興財団)のコーナーを設置し、水辺活動を支援するメニュー紹介や、ジュニアヨットスクールの案内などを実施します。



ブースレイアウト

※展示艇、ブースレイアウトは事情により変更となる場合がございます。

展示モデル

プレジャーボート

● YAMAHA 41 CONVERTIBLE
● UF-27I/B
● YF-23SP
● YF-21CC
● AG-21SP F150
● LUXAIR(参考出品)

パーソナルウォータークラフト

● MJ-FX160
● MJ-FX160 Cruiser
● MJ-FX140
● MJ-XL700
● MJ-SJ700

船外機

● F225A ● F200A
● F150A ● F80A
● F50A ● F30A
● F9.9B ● Z240


コンセプトモデル

● 16フィートトレーラブルボート
● UMV


ヤマハブースの展示内容について

プレジャーボート

プレジャーボートは全6隻を展示しています。このボートショーで発表となるオープンスタイルのスポーツフィッシングボート「YF-23SP」のニューモデルの他、昨年の秋に発表し好評を博しているディーゼル・フィッシングボート「UF-27I/B」、そして当社のフラッグシップモデルともいうべきスポーツコンバーチブルモデル「YAMAHA 41 CONVERTIBLE」、ウェイクボード専用モデル「AG-21」などそれぞれの目的に合わせた幅広いジャンルのボートを本格的な艤装を施すなどして展示し、ボーティングライフの魅力をより具体的に提案しています。また、現在開発中の25フィートサロンクルーザー「LUXAIR」を参考出品として展示しています。


YF-23SP
YF-23SP

●全長:7.50m ●全幅:2.55m 
●最大搭載馬力:117.7kW(160ps)
●定員:10名

23フィートのフィッシングボートとして人気の「YF-23」の新バリエーション。「W.T.B.」(Wave Thruster Blade=ウェーブ・スラスター・ブレード)による風流れ抑止性能や優れた乗り心地はそのままに、オープンコンソールとしたスポーツフィッシングボートです。広いアフトデッキは釣りやすさを提供し、よりアクティブなスポーツフィッシングと開放的な走行シーンを楽しめる仕様となっています。エンジンの搭載バリエーションも豊富で4ストローク船外機F115A、F150A、さらにF80Aの二基掛けからユーザーの好みによって選択できます。


YAMAHA41CONVERTIBLE
YAMAHA41 CONVERTIBLE

●全長:12.50(14.50)m ●全幅:4.15m
●搭載馬力:330.2kW(449ps)×2
●定員:15名
※( )内はバウスプリット・トランサムステップを含む長さ

豪快なカジキ釣りをはじめとするオフショアでのスポーツフィッシングに特化した機能性と走行性能に加え、贅沢な時間を提供するキャビン空間を特徴とするスポーツコンバーチブルモデル。スムーズな操船性能を高めたヤマハパワーシフトコントロールシステム(ヤマハPSコントローラー)、徹底した騒音削減システムによる快適性の向上など独自技術が随所に投入されたフラッグシップモデルです。


UF-27I/B
UF-27I/B

●全長:8.11(8.94)m ●全幅:2.70m
●最大搭載馬力:169kW(230ps) ●定員:8名

クラス最大のフラットな後部デッキスペースを確保したほか、多様な艤装品の取り付けを考慮した設計など、釣り機能を徹底的に追及したインボード・ディーゼルエンジン搭載のフィッシングボート。多彩な釣りに対応し、本格的なボートフィッシングを楽しむことができます。また「W.T.B.」を採用し、優れた風流れ抑止効果を実現したほか、凌波性、乗り心地を大幅に向上させました。


YF-21CC
YF-21CC

●全長:6.45m ●全幅:2.27m ●最大搭載馬力:73.6kW(100ps) ●定員:6名

21フィートのセンターコンソール仕様のフィッシングボートに「W.T.B.」を採用し、風流れ抑止性能や優れた乗り心地を一層高めたニューモデルです。美しいシアーラインが独特のスタイリッシュなデザイン、スターンデッキより一段高くなったレイズド・バウデッキの採用、豊富な物入れなど様々なフィッシングスタイルに対応する充実した機能性が特徴です。エンジンを設定しないノンパッケージからF100A搭載モデルまで幅広いバリエーションを用意していることも特徴の一つ。また、ヤマハのカラーリングシステム「カラーバリエーションシリーズ」に対応し、全5色のカラーバリエーションの中から好みを選択することができます(オプション)。


AG-21SP F150
AG-21SP F150

●全長:6.65m ●全幅:2.30m ●最大搭載馬力:110.3kW(150ps) ●定員:8名

人気の高いマリンスポーツ、ウェイクボード専用のトーイング・ボートです。自在の喫水調整が可能で、ボーダーの感覚に合わせたウェイキを提供するウォーターバラスト(容量280リットル)をフロア下にビルトインするなど、トーイングボートとしての性能を追求しています。昨秋、新たにF150A 対応モデルを開発し(従来115馬力)、ボーダーにとってよりスムーズな立ち上がりと、さらに良質のウェイキ(引き波)を引き起こす走行性能を実現しました。「カラーバリエーションシリーズ」に対応。


LUXAIR
LUXAIR(ラクシア) ※参考出品

●全長:7.47m ●全幅:2.79mm

25フィートというマルチパーパスボートとして人気のサイズに、フライングブリッジを備えたサロンクルーザーを参考出品として展示しています。居住空間の快適性、操船時の爽快感等をコンセプトとし、フライングブリッジには大人3名が座れ、採光性に優れたキャビンは大人6人がくつろぐことができます。搭載エンジンとして取り扱いやすく環境にも優しい4ストローク船外機を提案しています。


パーソナルウォータークラフト

パーソナルウォータークラフトはマリンジェット4モデルを展示しています。ニューモデルとしては新設計の142馬力4ストロークエンジンを搭載した「MJ-FX160」とロングツーリング仕様「MJ-FX160Cruiser」を展示。また、実際にシートにまたがりマリンジェットの臨場感あふれる走行シーンを体験できるグラストロンを設置しています。


MJ-FX160/MJ-FX160 CRUISER
MJ-FX160/MJ-FX160 CRUISER

●全長:3.34m ●全幅:1.23m ●最大搭載馬力:104.5kW(142ps) ●定員:3名

「MJ-FX160」は、走行性能そのものを楽しめるほか、快適なロングツーリングに対応する3人乗りのモデルです。軽量化した艇体に馬力アップを図った高性能4ストロークエンジンと新開発のジェットポンプを搭載し、優れた加速性能とスピード性能を達成。また、E.F.I. (電子制御式燃料噴射装置)を搭載し、EPA2006(米国環境保護庁2006年排ガス規制)に適合しています。「MJ-FX160 Cruiser」においては後部座席の座り心地を高めた「ヒップサポートシステム」を採用し、長時間のクルージングにおける快適性を追求しました。
※E.F.I.はトヨタ自動車(株)の商標です。


MJ-FX140
MJ-FX140

●全長:3.34m ●全幅:1.23m ●最大搭載馬力:95.6kW(130ps) ●定員:3名

PWC専用4ストロークエンジンの先駆けMR-1を搭載。静粛性、経済性に優れたツーリングモデル。2004年モデルとしてグラフィックとカラーリングを一新しました。MJFX160と同じくレゾネーター等を組み込むことで、吸排気音を低減するヤマハ・サウンド・サプレッション・システム(YSSS)を採用するなど排気面だけでなく、発生音の低レベル化を実現しています。


MJ-XL700
MJ-XL700

●全長:3.15m ●全幅:1.25m ●最大搭載馬力:55.9kW(76ps) ●定員:3名

3人がゆったりと座れるシートを装備し、ビギナーやファミリーが気軽に楽しめるモデルとして世界中で人気があります。操作性に優れることから世界各地のリゾート施設でも普及しており、また、メンテナンス性や機動力にも優れ、世界的に有名なオーストラリアのライフーセービング組織「Surf Life Saving Australia」をはじめ人命救助用のウォータービークルとしても数多く採用されています。


MJ-SJ700
MJ-SJ700

●全長:2.24m ●全幅:0.68m ●最大搭載馬力:48.5kW(66ps)

根強い人気のある一人乗りスタンドアップモデルです。ハイパフォーマンスエンジンを軽量・高性能のハルに搭載し、高い運動性能を実現しています。


船外機

軽量・コンパクトを追求しながらクリーン排気、静粛性を実現した7機種の4ストローク船外機と、独自の高圧筒内直接噴射システム「HPDI」を採用した2ストロークモデルを展示しています。また、ヤマハ船外機の信頼性を築く上で、重要な市場となったアジアにおける初期モデル「P3C」と「P7A」の2モデルをステージ上に展示します。


F225A
●排気量:3352cm3
●最大出力:165.5kW(225ps)
●乾燥質量:269kg

F200A
●排気量:3352cm3
●最大出力:147.1kW(200ps)
●乾燥質量:269kg

F150A
●排気量:2670cm3
●最大出力:110.3kW(150ps)
●乾燥質量:216~220kg

F80A
●排気量:1596cm3
●最大出力:58.8kW(80ps)
●乾燥質量:164~167kg

F50A
●排気量:95cm3
●最大出力:36.8kW(50ps)
●乾燥質量:108~115.5kg

F30A
●排気量:747cm3
●最大出力:22.1kW(30ps)
●乾燥質量:90.4~100.2kg

F9.9B
●排気量:323cm3
●最大出力:7.3kW(9.9ps)
●乾燥質量:42.5kg

Z240A
●排気量:3342cm3
●最大出力:176.5kW(240ps)
●乾燥質量:247kg

Z225A/Z240

コンセプトモデル

東京国際ボートショーのヤマハブースでは既に商品化された展示品の他、当社が取り組んでいる新技術を導入した参考出品モデルや、近未来型、提案型のコンセプトモデルを展示しています。


16フィートトレーラブルボート
16フィートトレーラブルボート
(一体成型三重構造「FOAMAP」)

一体成型三重構造「FOAMAP(フォアマップ)」を取り入れたフィッシングボートを展示します。FOAMAPはFRP積層板の間に高圧でウレタンを注入し、一体成型したFRP+高密度ウレタンの三重構造で、従来艇に比べて浮力が大きく向上し、万が一ハルが損傷しても沈まないだけの充分な浮力性能を確保します。また、ウレタン発泡体が充填されているため波のたたく音が伝わりにくく、静かな乗り心地を実現します。今春の商品化(4月発売予定)に向け開発中で、トレーラーで運ぶことのできる新デザイン、新コンセプトのフィッシングボートを展示しています。
※FOAMAPは「Foam Manufacturing Process」を語源とする造語です。


UMV
UMV
(Unmanned Marine Vehicle/自律航法システム)

ヤマハ発動機では無人計測システムを搭載した低速・海洋型UMVとして「かんちゃん」を2001年に開発し、実用化しましたが、このボートショーではさらに高速型UMVをコンセプトモデルとして展示し、海底火山など危険区域の探査や水質調査などに役立つボートとして提案します。当社の無人ヘリの制御・通信システムを応用し、精密な自律航行とリモコン操縦を可能にしたこのUMVは40ノットでの無人航行を実現。また風浪状態によって自律精度を調整できる上、有人での操船も行うことができます。さらに遠隔地に静止画や動画情報を送ったり、逆に遠隔地からビデオカメラの操作を行うこともできます。


マリン用品・インフォメーションなど

各種情報コーナー
ヤマハ発動機ブースでは技術や製品といったハードの展示の他、ボートライセンススクールに関する様々な疑問や質問にお答えし、入校の手続きも可能なボートライセンス・カウンターや、メンテナンスやアフターサービスについてのご相談を承るサービス・カウンターを設置しています。またSRVレンタルボートクラブについてのお問い合わせや入会受付も行っています。さらにヤマハが支援する日本マリンスポーツ普及教育振興財団(JMPF)のコーナーを設置し、主に教育関係者及び児童を対象に、水辺活動推進の実践や普及についての情報発信を行います。

 

ワイズギア・コーナー
当社のグループ会社・ワイズギアによりボートライフやマリンレジャーライフを一層豊かにするための各種用品、アクセサリー等を展示しています。

 

国際つり博について

東京国際ボートショーの会場となっている幕張メッセでは2月6日より8までの3日間「国際つり博」が開催されます(6日はプレスデー)。ヤマハ発動機のグループ会社・ヤマハ発動機販売(株)では「国際つり博」にブースを設置し、アルミボートや船外機等を展示しています。


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