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二輪車製品では初めて ヤマハ エレクトリック コミューター「Passol(パッソル)」[原付1種]が 電気自動車等導入補助事業の補助金給付対象車両として認可

2003年07月03日発表

 ヤマハ発動機(株)のエレクトリックコミューター「Passol(パッソル)」が、このほど財団法人日本自動車研究所の電気自動車等導入補助事業における補助金給付対象車両として認可されました。1998年度より実施されている同事業において、二輪車製品が補助金給付対象車両として許可されるのは初めてです。

 (財)日本自動車研究所の電気自動車等導入補助事業は、経済産業省が電気自動車(ハイブリッド電気自動車を含む)や天然ガス自動車等の環境対策車の普及を目的に、(財)日本自動車研究所に交付する国庫補助金から、クリーンエネルギー自動車を導入しようとする者に対し補助金を給付するものです。
 「Passol(パッソル)」購入にあたっては、購入者(法人、地方公共団体、個人問わず)が新車で10台以上を一括導入し一定の条件を満たした場合、1台につき5万円を上限として補助金が給付されます。

 「Passol(パッソル)」は100%電気で走る、環境に優しいエレクトリックコミューターです。"ライト・スマート・クリーン&サイレント"を開発テーマとし、これらを達成するため、独自の制御技術や最新の超薄型パワーユニット&バッテリー技術等を投入。スリムなスタイリング、軽快なボディに、今までに無いスムーズな乗り心地、そして閑静な街に調和する高い静粛性を実現しています。
 また電源には二輪車用としては世界初となる軽量・高出力な脱着式リチウムイオンバッテリーを搭載。1充電当たりの航続距離は32km(30km定地走行テスト値) を達成し、市街地での一般路走行では約15~20kmとなっており(*1)、都市部を中心としたショートレンジ用途を考慮したモデルとして「新しい移動具のカタチ」を提唱しています。
 なお、「Passol(パッソル)」は、高い環境性能を実現し、ライフサイクルアセスメント(LCA評価 *2)ではCO2約60%削減、NOx約90%削減、SOx約80%削減を達成しています(当社50ccスクーター比較)。



*1

一定速度30Km/hで平坦路を定員1名(55kg)乗車し標準モードで走行した時のテスト値。航続距離は乗員の体重、走行条件(外気温・路面状況)、運転状況などの影響を受けることから、一般路走行では約15~20kmとなる。

*2

LCA=ライフサイクルアセスメント。ISO14040シリーズで国際標準化されている。製品の環境への影響を、材料製造から廃棄にいたるライフサイクル全体で評価し、それを低減する目標で使う。


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