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「持続可能な発展をめざした環境活動報告書・2003年版」を発行

2003年06月24日発表

 ヤマハ発動機株式会社は、このたび、2002年度の環境保全活動への取組み姿勢と成果をまとめた「持続可能な発展をめざした環境活動報告書・2003年版」(対象期間2002年4月~2003年3月)を発行しました。

 今回の特長は、「従前の環境報告書」をステップアップさせ、持続可能な発展を構成 する三つの側面である、環境的・経済的・社会的な各側面についての企業の見解を明確にしたことにあります。この考えに伴い当社では、自然環境・経済環境・社会環境に ついて、当社活動を分類し報告しています。また当社が対外的に約束した三つの公約について、その結果をトピックスとして報告しています。
 なお当社では2003年より、国内外のヤマハグループの総力を上げたグローバル展開を開始し、本報告書において、当社スタンスならびに目標を明記しています。
 なお昨年に引き続き要約編と資料編の二部構成とし、配布数は4万部とするほか、インターネットでの全文掲載や同じく英語版のインターネット対応を行います。


ヤマハ環境活動報告書2003・要約編(全28ページ カラー印刷 )

【2002年・三つの対外公約の結果報告】

1)

海外を含めたヤマハ発動機グループ全体を結集した環境活動
  国内外のヤマハグループの二酸化炭素排出量は369,202トン。
  そのうち、日本での排出は全体の60%(220,138トン)。
  ヤマハ発動機本社での排出は日本の53%(116,604トン)。

2)

独自の環境対応製品の開発としてエレクトリックコミューター「パッソル」を発売

3)

製品や製造工程などでは規制対応を超える自主対応
  グリーン調達の本格的スタート
  直接埋め立て廃棄物に関してはゼロを達成


【経済環境(経済的側面)に関する取り組みと報告】

1)

環境対応コストが46億9,100万円(設備投資7.61億円、経費39.3億円)
効果は、1億5,100万円。


【自然環境(環境的側面)に関する取り組みと報告】

1)

二酸化炭素削減目標(総量)は11万トン-二酸化炭素
しかし売上高に比例する二酸化炭素排出量の削減が追いつかず、11万6,604トン
-二酸化炭素となり、6,604トンがオーバー。

2)

ダイオキシンの発生が予想される塩素系切削油を2002年12月に全廃し非塩素系に切り替え終了。

3)

廃棄物「ゼロ」について、弊社は厳しい規準を設定。
 2002年10月:「弊社による直接埋め立てゼロ」を達成。
 2004年~2007年には外部委託先での埋め立てをゼロ。
 2008年~2010年には外部委託処理ゼロ。

4)

環境活動を担保する環境マネジメントシステムとして、ISO14001の認証を、
 国内3サイト、海外2サイトで取得。


【社会環境(社会的側面)に関する取り組みと報告】

1)

「ひと」を軸に社内外での様々な活動を報告

2)

「社員向け仕組み」として、人材の育成、労働安全と健康管理、コンプライアンス活動の推進 



持続可能な発展をめざして-ヤマハ環境活動報告書2003・資料編

 

(全28ページ モノクロ印刷

 

【環境に関する各種データ】

 

 

財務状況/環境対応コスト/2002年度目標と活動結果/全社データ(PRTRデータ、エネルギー使用量など)/製品・技術等のパーフォーマンス/製品環境データ/環境マネジメント/工場別環境データ


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