新中期経営計画「NEXT50」の達成に繋がるコア技術 「小型4サイクル用フュエル・インジェクション」の開発と実用化について 軽量・コンパクト・低価格を実現
|
採用モデルは、今年9月より台湾で製造・販売する「マジェスティ125FI」であり、世界で最も厳しい台湾での二輪車4期排ガス規制をクリアーする環境性能と低燃費性を有するとともに、優れた走行性能を併せ持つ魅力ある商品を実現しました。 燃料供給量を電子制御するFIは、触媒との相乗効果で排ガス浄化効果が優れ、現在、四輪車や大型二輪車に多く実用化されています。しかし、部品点数の多さと車両レイアウトの複雑化などの課題があり、小型の二輪車用として普及させるには、一層の軽量化と小型化に加え低価格が要求されていました。 当社は、「小型4サイクル用FI」の開発に当たり、「ハードウェアの簡略化」と「シンプルなソフトウェア」を開発目標に掲げるとともに、愛三工業株式会社との共同開発で製品化に至りました。その概略は、
なお、当社では、この「小型4サイクル用FI」の導入について、このたびの台湾向けの「マジェスティ125FI」を皮切りに順次低排気量モデルへも採用を拡大してまいります。 |