ヤマハ発動機株式会社は、平成13年10月1日付けにて、二輪車事業の国際競争力強化を目的に、モノづくり改革を中心としたMC事業本部の組織変更と人事異動を実施します。特徴は、MC事業本部のGEMセンターの体制をさらに改革し、開発・製造・調達の各組織を二輪車部品のシステム(ユニット)別に括り直すことで、自ら、各部品システムを開発・製造・調達できる「システム・サプライヤー体制」(以下、System
Supplier体制)に変革した事です。
狙いは、モノづくりにおける組織の壁を取り払い、部品システムのモノづくりのプロセスを変革・同期化させるとともに、他の部品メーカーとの競争原理も導入し、品質向上、開発リードタイムの短縮、コストの30%削減を目的としています。さらに、各System
Supplier体制は、海外に展開している二輪車工場の育成・指導も主な役割とします。
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