クラス最軽量 スカートでも乗降し易い「U型」形状のアルミフレーム採用 ヤマハ電動ハイブリッド自転車『パススーパーライトU』 新発売 2001年07月16日発表 ヤマハ発動機(株)は、女性がスカート姿でもスムースに乗降できる「U型」形状の軽量アルミフレームを採用し、“軽快な走行性と取り回し性”を実現した、電動ハイブリッド自転車の新製品「パススーパーライトU」を7月26日より新発売します。車体はクラス最軽量の17.7kg(基本重量・24インチ型)。今年4月から発売の「パススーパーライト」シリーズは4モデルとなります。 「パススーパーライト」シリーズは、(1)超軽量のアルミ製フレーム採用、(2)小型高性能Cセルニカドバッテリー搭載、(3)小型軽量リアハブパワーユニット装着などが特色で、“手頃な価格・軽い車体・スマートさ”が市場で人気を呼んでいます。新発売の「パススーパーライトU」は、装備のシンプル化で手頃な価格を実現したミセス・ファミリー向けモデルで24インチと26インチを設定しました。 『パススーパーライトU』 名称 『パススーパーライトU』 発売日 2001年7月26日 カラーリング ■チタンシルバー 販売計画 55,000台(パススーパーライトシリーズ 年間、国内) 商品の概要 '94年の初代ヤマハ「パス」登場以降7年、その後各社からの新規参入もあり、電動ハイブリッド自転車の国内市場は '01年4月で累計総出荷100万台を超えました。現在ヤマハ「パス」は電動ハイブリッド自転車の代名詞として、広く若年層、主婦、年配者から支持され、また、地球環境保護気運の高まりを背景に官庁用や業務用、レンタサイクルなど、広汎に利用されています。またPASユニットの小型軽量化や、バッテリー性能の向上などで、年々商品性も向上しています。 中でも、今年4月に発売の「パススーパーライト」シリーズは、市場で聞かれる「手ごろな価格で」「もっと軽い車体を」「スマートな外観に」といった声を反映し製品化したモデルです。(1)超軽量のアルミ製フレーム、(2)小型高性能Cセルニカドバッテリー、(3)小型軽量リアハブパワーユニットなどが特色で、その相乗効果で大幅な軽量化を達成、「スタッガード型」と呼ぶスポーツタイプのフレームを採用する『パススーパーライト』は、クラス最軽量17.7kg(基本重量)を実現しています。 このほど、新発売の「パススーパーライトU」は、乗降し易さが特色の「U型」形状フレーム採用の現行モデル「パススーパーライトデラックスU」をベースに、お洒落なホワイトリボンタイヤを新たに採用した他、装備の簡素化〈(1)Hi/Lo2段変速の廃止、(2)リヤキャリアのオプション化〉でシンプル化を図り、クラス最軽量17.7kg(基本重量)を実現したモデルです。コストパフォーマンスを望むニーズに応えた商品となっています。 主な特徴 スカートでも乗降し易い「U型」形状の軽量アルミ製フレーム スカート着用時でも乗降性のよい「U型」形状のフレームを採用したほか、乗車姿勢をゆったりとれるセミアップハンドルを採用しています。また、錆びに強く軽量なアルミ材を、フレーム、ハンドル、その他の部品に採用してクラス最軽量17.7kg(24インチ/26インチは18.0kg)を実現。また、シートパイプ軸部とペダル中心軸を同一線上に配置することで、通常の自転車同様の良好なこぎ易さを実現しています。 高性能軽量小型Cセルニカドバッテリー採用(I.F.E.S.準拠) 軽量小型のCセルニカドバッテリー※を採用しました。このバッテリーはバッテリーの残量を7つのランプできめ細かく表示、充電時期を判断する自動リフレッシュ機能をもつバッテリーマネジメントシステム「I.F.E.S.」(Intelligent Flexible Energy System)準拠の“インテリジェントバッテリー”(手間いらずバッテリー)タイプとなっています。また、車体からの脱着もワンタッチで容易にできます。 ※Cセル=市販単2乾電池サイズのセルをユニット化したもの 小型・軽量“リアハブパワーユニット”の採用(「パススマイル」と同様の特徴) “リアハブパワーユニット”と呼ぶ小型モーターを後輪の軸受け部に内蔵する設計を施しました。また、これに合わせ、従来ペダル付近に集中していたモーター部(パワーユニット)と制御系パーツ部をそれぞれ独立配置しています。 パワーユニットには、強力なネオジウム磁石採用の小型モーターを使用。小型軽量エンジニアリング・プラスチック・ギアの採用、およびブレーキ部品の内蔵化により小型設計を実現、同時にボディの軽量化も達成しました。さらに、チェーンを媒介とせずモーターが直接後輪をアシストするので、滑らかなペダリングが可能となっています。 一方、コントロールユニットとトルクセンサーも小型設計を施し、車体中央部に配して前後の荷重比を4:6とし、バランスの良い操作性を実現しました。 お洒落なホワイトリボンタイヤ お洒落なホワイトリボンタイヤを採用しました。 静かで軽いペダリング ペダル軸に装着された新設計のトルクセンサーを採用することで、静かで軽いペダリングを実現しました。 ヤマハ『パススーパーライトU』仕様諸元表 パススーパーライトU 諸元 PU26 PU24 寸法 全長 1,865mm 1,780mm 全幅 560mm サドル高 755~880mm 740~865mm 軸間距離 1,115mm 1,090mm タイヤサイズ 26×1 3/8 24×1 3/8 ※基本重量 18.0kg 17.7kg ※車両重量 20.8kg 20.5kg 性能 補助速度範囲 (変速機「HI」の時) 比例補助 0km/h以上~15km/h未満 0km/h以上~14km/h未満 逓減補助 15km/h以上~24km/h未満 14km/h以上~22km/h未満 1回の充電で走行できる距離* (一般路走行) 20km 原動機 形式 直流ブラシ式 定格出力 235W エコノミーモード 有 補助力制御方式 踏力比例制御方式 電池 形式 ニカド電池 容量(5時間率) 1.2V×20(24.0V)、3.6Ah 充電器 形式 スイッチング・レギュレーター式 充電時間** 自動リフレッシュ機能付 標準充電器 約1.6時間(通常)/約7.8時間(リフレッシュ) 変速機方式 ― 駆動方式 チェーン式 制御装置 前 サイドプル式キャリパーブレーキ 後 内拡式サーボブレーキ 照明装置 ダイナモ式前照灯 * 一般路走行パターンで走行した場合 <バッテリー新品、常温25℃、車載重量 (乗員および荷物を合計した重量)60kg、平滑乾燥路面、無風、無灯火状態、標準モードの条件で、3kmの平坦路の途中に勾配2°の上り坂(1km)と下り坂(1km)を含む全長5kmの標準走行路を設定し、平坦路15km/h、上り坂10km/h、下り坂20km/hで走行したときの弊社テストデータ> ** 新品バッテリーの初回充電や長期放置後の充電は約2.1時間(最長)です。 ※車両重量とは完成車装備状態での重量で、基本重量は車両重量より付属品(ベル、リフレクター、サークル錠、スタンド、バスケット、バスケットステー、ランプおよびそれらの取付部品)を外した状態での重量です。 ●本書の記載内容は、予告なく変更する場合があります。 ●仕様変更などにより、写真や内容が一部実車と異なる場合があります。 『パススーパーライトU(PU26/24)』 フィーチャーマップ メーカー希望小売価格 『パススーパーライトU』 合計価格 89,800円 (本体価格82,800円、専用充電器7,000円) (本体価格はバッテリー含む、専用充電器は自動リフレッシュ機能付き。消費税別 )