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ウェイクボード専用のトーイングボート ヤマハ 「エアロギア」新発売

2001年03月13日発表

 ヤマハ発動機株式会社では、ウォーターバラストシステム(*1)を装備し、形の良いウェイキ(曳き波)を作り出すウェイクボード専用のトーイング(*2)ボート「エアロギア」を4月1日より新発売します。

 近年、若い層を中心にウェイクボーディングの人気は上昇しており、国内でも専用のトーイングボートを使用しての競技会が盛んに開催されています。

 「エアロギア」は、船外機艇の特徴を活かした優れた操作性とメンテナンスのしやすさを兼ね備え、競技会用インボード艇に匹敵するウェイキを作り出す本格派のトーイングボートです。


*1:

ウォーターバラストシステム=船底部のタンクに水を溜めてバラスト(重り)とし、喫水を変化させるシステム

*2:

トーイング=水上スキーやウェイクボードを牽引すること



ヤマハ「エアロギア21-SP」

ヤマハ「エアロギア21-SP」

名称

エアロギア21-SP

発売日

2001年4月1日

販売計画

150隻/年間



市場背景

 90年代の新しいスポーツであるウェイクボーディング。参加人口は年々増大しており、93年の8,000人から95年には35,000人、97年10万人、99年には28万人を数え、現在は30万人と推定されています。99年時点での参加者のうちの6割が「経験1年未満」であることからも、近年のファン急増振りがよくわかります。
 かつてはマリンスポーツからウェイクボードに入るパターンが多かったのですが、その後はスノーボード系からの流入者が増加しました。しかし近年は、関連スポーツとは無関係の参加者が増加しており、ウェイクボード参加の裾野が広がっています。
 また、男性6割に対し女性が4割と女性が多いのも特徴となっています。

*日本ウェイクボード協会資料による



「エアロギア」の特徴

新開発のV型船型は理想的な「形状・高さ・硬さ」のウェイキを発生させ、凌波性と旋回性にも優れています。

船外機艇の特性から操作性に優れ、ウェイクボーダーをピックアップするときの俊敏な動きや小回りが楽に行えます。後進性にも優れています。

“Low&Wide”のスポーティーなフォルムを持っています。

280リットルのウォーターバラスト用タンクを装備。簡単な操作で喫水を変化させ、曳き波の高さ・大きさを調整できます。

競技会用インボード艇に匹敵するウェイキを作り出し、しかも、コストパフォーマンスに優れています。

8名が楽しめる広く快適なコクピットに、バケットタイプのドライバーズシート、後ろ向きのオブザーバーシートなど、ウェイクボーディングに適したレイアウトを採用しています。

セルフベーリング(自動排水)により屋外係留やデッキの水洗いが可能です。

クリーンで燃費の良い4ストローク船外機「F100A」とオーニング付きのトーイングタワー、乗り降りしやすいトランサムステップ、視界の広いバックミラーなど、マストアイテムを標準装備した「エアロギア21-SP」と、ユーザーの好みで艤装する「エアロギア21」の2つの仕様を設定しました。



ヤマハ「エアロギア21-SP」主要諸元


全長

6.68m

全幅

2.30m

完成質量

1,070kg(F100A搭載時)

パッケージ搭載船外機

4ストローク「F100A」

最大保証馬力

115ps

燃料タンク容量

120リットル

定員

8名

免許区分

5級



ヤマハ「エアロギア21-SP」フィーチャーマップ


フィーチャーマップ
フィーチャーマップ


メーカー希望小売価格

エアロギア21-SP (4ストローク100馬力船外機1基搭載)
エアロギア21 (船体のみ)

3,300,000円
2,400,000円

*法定安全備品、消費税別


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