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ヤマハATV(バギー車)・生産累計200万台を達成

2000年08月28日発表

 ヤマハ発動機株式会社では、当社RV(レクリエーショナル・ビークル)事業部の主要製品であるヤマハATV(バギー車)の生産台数が、2000年8月28日の四輪バギー車「YFM660R」の生産にて、生産累計200万台を達成し、磐田第五工場にて記念式典を開催しました。

ATV四輪バギー車 2001年ニューモデル YFM660R「RAPTOR」



 

 ATVは二輪車の技術から生まれ、幅の広い低圧タイヤを履き、様々な地形を自在に走行できる商品であり、スポーツ用、レジャー用、業務用と幅広く使用されています。当社では、1979年に三輪バギー車を開発して市場参入し、その後、主力モデルを四輪バギー車に移行、現在では、排気量80cc~660cc、15機種のモデルを有しています。また、生産は、本社第一工場からスタート、1991年より現在まで磐田第五工場にて生産し、1992年1月には、生産累計100万台を達成しました。

 また、ATVは、商品の多様性から全世界で使用されていますが、特に、総需要の約80%を占める米国の需要動向は、99年シーズンが前年比27%増の約51万台と大幅伸長しており、今後の見通しにおいても、幅広い年代層からの支持や新規ユーザー比率の高さ(40%)などから、安定的な成長を予測しています。

 当社のATV年間出荷台数も、1996年度の約10万台から1999年度が約21万台と倍増しており、売上規模も630億円と当社単独売上の約10%まで拡大しています。今後も、商品においては、400cc・水冷・フルオートマティック・四輪駆動搭載の「KODIAK(コディアック)」が米国の雑誌で「ATV OF THE YEAR」を受賞した如く、用途毎にお客様の期待を超える機能を充実させた商品をラインナップしていきます。
また、生産面においては、国内は、現在の磐田第五工場から創輝(株)に2000年末までに全面移管し、溶接・塗装・組立ての一貫生産体制を構築することで、生産性向上を目指します。海外では、1998年より生産を開始した米国・アトランタ工場の能力を拡大し、為替変動や市場変化に機敏に対応していきます。以上の如く、ATV事業は、更なる商品ラインナップの強化と生産能力の拡大に取り組むことで、2001年度の生産計画は国内外合わせて25万台(本社:18.8万台、アトランタ工場:6.2万台)を計画し、当社の業績拡大に更に貢献していきます。





過去5年間の増加率

  総需要

:1996年→2000年

  約100%増

  ヤマハ出荷

:1996年→2000年

  約130%増


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