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ヤマハ発動機株式会社 Revs Your Heart

ヤマハ発動機(株)とヤンマーディーゼル(株)が マリン商品の相互供給契約締結

2000年03月28日発表

 ヤマハ発動機株式会社(代表者 長谷川武彦 静岡県磐田市)(以下ヤマハ)とヤンマーディーゼル株式会社(代表者 山岡健人 大阪市北区)(以下ヤンマー)は、本日、プレジャーボート、漁船に関して、OEM供給に関する契約および商品供給に関する契約を締結いたしました。

 契約の要約は、(1)プレジャーボート・漁船を相互OEM生産 (2)漁船の艇体等の相互供給です。具体的には、両社が現在有する、エンジン付きの小型プレジャーボート(全長20フィート/6mクラス)および小型漁船(全長17~40フィート/5~12m)を相互にOEM供給いたします。
 また、大型プレジャーボート(全長40フィート/12mクラス)については、ヤマハ艇体にヤンマー製ディーゼルエンジンを搭載し、ヤンマーへOEM供給いたします。
 商品供給につきましては、これまでヤマハからヤンマーへ供給していた漁船のモデル数を拡大していきます。
 具体的なモデル名、台数等の詳細は今後検討していきます。

 今回の契約は、両社でのFRPボート製造の安定化・効率化及び商品ラインアップの充実が期待されます。一方、販売については、従来通り両社の独自性・自主性を維持していきます。
 また、今回の契約により両社は、開発・製造に係わる資源やその強みをお互いに有効活用する事ができ、採算性の向上とコスト低減等を実現、お客様へ品質の高い商品を安定的に提供します。 将来的には日本のマリンレジャーに合致した商品の共同開発も検討していきます。

 国内マリン市場は、長引く不況により業界全体として売上げが低迷している状況にあります。 プレジャーボートは1996年に国内総需要(※)は約8,000隻でしたが、1999年は、約5,600隻と減少してきました。しかしながら、マリンレジャーの中心である釣りの分野では、フィッシングボート需要の顕著な伸びや、バスボートによるルアーフィッシングの登場、また、新しいスポーツとしてウェイクボードが若者を中心に活況を呈しております。今後も日本におけるマリンレジャーの振興、普及のために尽力いたします。
(※)日本小型船舶検査機構(JCI)の艇長5~10mの登録隻数



ヤマハ発動機株式会社の概要

 

会社名:

ヤマハ発動機株式会社

所在地:

本社 静岡県磐田市新貝2500番地
舟艇事業部 浜名郡新居町向島3380の67

創立:

1955年7月1日

代表者名:

代表取締役社長 長谷川 武彦(はせがわ たけひこ)

資本金:

23,197百万円

従業員数:

11,022人(1999年3月現在)

事業内容:

モーターサイクル、ボート、ヨット、漁船、自動車用エンジン、
産業用ロボット等の製造販売

売上高:

585,000百万円(2000年3月期見込み)




ヤンマーディーゼル株式会社の概要

 

会社名:

ヤンマーディーゼル株式会社

所在地:

本社 大阪市北区茶屋町1番32号
舶用システム事業部 岡山県邑久郡牛窓町牛窓6449-1

創立:

1912年3月22日

代表者名:

代表取締役社長 山岡 健人(やまおか たけひと)

資本金:

2,400百万円

従業員数:

3,539人(1999年3月現在)

事業内容:

ディーゼルエンジン、漁船・ボート、小型建設機械、
コージェネレーションシステム、ガスヒートポンプエアコン等の製造販売

売上高:

250,500百万円(2000年3月期見込み)


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