ヤマハ発動機株式会社は、企業理念・長期ビジョンを具現化するものとして、かねてより磐田本社敷地内(新館の西側)に建築中であった「コミュニケーションプラザ」の完成に伴い、第43回目の創立記念日である7月1日(水)に落成披露式を開催します。
この「コミュニケーションプラザ」は、国内外のヤマハ発動機グループの社員が、当社の企業理念やビジョン、そして当社の「過去・現在・未来」を語り合う場として設立しました。社員や事業のそれぞれの活性化とネットワーク化、そして新たな価値を創造していく場と位置づけ、ヤマハマン全員で成長・発展させていく施設を目指します。
建物の特徴は、外観をチャレンジスピリットをシンボル化したシリンダー状のコアとし、それを中心に事業の広がりをイメージしています。また、地上3階建てで一部吹き抜けや地震を吸収する免震構造とし、延べ床面積は約6,200㎡、室内には当社GHP(ガスヒートポンプエアコン)の空調設備、そして、太陽光や積極的な室内外換気循環などの自然エネルギー利用など、省エネルギーと防災対策を充実させています。
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また、施設の主な内容は、
1階フロアは、世界の国々で活躍している製品を紹介する展示スペースであり、大型製品の展示が可能な吹き抜け空間も利用して約100台が展示されています。また、当社の活動や歴史を紹介するプレゼンテーションルームに加え、プラザショップやフォトコーナーがあります。
2階フロアは、創業以来の代表的な二輪車を紹介する歴史展示スペース、当社各事業の最新技術を紹介する企画展示スペース、当社に関する様々なデータを検索できるプラザライブラリー等があります。
3階フロアーは、当社を訪れる国内をはじめ世界の人々とのコミュニケーションを図るスペースであり、国際会議や講演、イベント等が開催できるホールや会議室をはじめ、応接室、プラザカフェがあります。
展示製品は、当社創業時の二輪車モデル「YA―1」をはじめ、トヨタと共同開発したスポーツカー「TOYOTA2000GT」、初期のボート「HIFLEX―11」など歴代製品が約30台、現行製品では、国内外の二輪車をはじめ、マリン、特機、自動車エンジンやGHP(ガス・ヒート・ポンプ)、IM(産業用ロボット)、PAS(電動ハイブリッド自転車)など各分野の製品が約100台展示され、総展示台数は約130台となります。
なお、直近の一般公開日は、7月4日~5日(9:00~17:00)とし、地域の方々をはじめ、お取引先、社員のご家族を対象に、製品や技術等の展示見学に加え、当社のこれまでの歩みを示した映画上映や1955年の創立当時の写真展も開催します。
また、その後の開館日は、当社稼動日(土日休み)の午前9時から午後5時、入館は無料ですが、当面の間は、施設の機能や体制の育成を図るために社内施設として利用します。
一般の方々の来場は、定期的に設定する一般公開日を基本とし、一般団体等の見学希望については、予約制とします。 |
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各フロアーの施設概要と展示製品 |
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【1階】(製品展示で、事業活動の広がりやグローバル化を紹介)
①シンボルゾーン
・ 当社創業時の二輪車「YA―1」、初期の小型FRPボート「HIFLEX―11」、船外機の「P―7」やトヨタと共同開発したスポーツカー「TOYOTA2000GT」を、当社の原点製品としてシンボリックに展示。
②製品展示スペース
・ 国内外の製品が約100台展示され、陸・海・空の事業活動とグローバル化を紹介。
・ ボートやヨット、マリンジェット、船外機などのマリン製品は吹き抜けエリアに展示。
③プレゼンテーションルーム(約80名収容)
・ビデオ等視聴覚ツールで企業活動を紹介するスペース。
④プラザショップ/フォトコーナー
・オリジナルグッズの販売と記念写真コーナー。 |
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【2階】(歴代の名車や最新技術を紹介)
①歴史展示スペース
・創業以来の代表的な市販車や世界で活躍したレーサーを年代別に約30台展示。
② 企画展示スペース(総合技術展)
・ 各事業部や分野で企画展示を実施するスペース。オープニング時は、各事業の最新技術を紹介する「総合技術展」を開催。
③プラザライブラリー
・ 展示品や当社関連の情報・データが、ビデオや書籍で見る事ができ、パソコンで検索できるスペース。
④クラフトルーム/ヤマハクラブ
・企画検討や準備のためのクラフトルーム、OBやグループ企業の人々が自由に使えるヤマハクラブ。 |
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【3階】(世界の人々とのコミュニケーションスペース)
① 大ホール/小ホール
・国際会議や講演、イベントなど多様な使い方ができるホール。
・大ホールは同時通訳設備を備え、最大400人の収容が可能。小ホールは約100名。
②プラザカフェ(約40名収容)
・飲み物や軽食がとれるカフェテリア。
③会議室/応接室
・会議室と応接室が各4部屋。 |
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【屋外】(モニュメント)
当社の原点を象徴し、「未来の発展」と「総合力」を表現したモニュメントを屋外に設立。
中心部には、創業者・川上源一がノートに記していた言葉のひとつである「居安思危」(安きに居りて危うきを思う)の4文字が刻印されている。
“絶えざる自己革新”は、時代を貫く教訓であり、モニュメントの心としている。 |
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「コミュニケーションプラザ」の概要 |
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名称 |
「コミュニケーションプラザ」 |
所在地 |
静岡県磐田市新貝2500(ヤマハ発動機本社新館の西側) |
工事開始 |
1997年5月より |
落成日 |
1998年7月1日 |
施設 |
1階 |
シンボルゾーン、製品展示スペース、プレゼンテーションルーム、
プラザショップ、フォトコーナー |
2階 |
歴史展示スペース、企画展示スペース、プラザライブラリー、
クラフトルーム、ヤマハクラブ |
3階 |
大ホール・小ホール、プラザカフェ、会議室、応接室 |
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建物の仕様 |
敷地面積 |
約10,000m2 |
延べ床面積 |
約6,200m2 |
建物構造 |
地上3階の一部吹き抜け構造
鉄骨鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造) |
建物設備 |
エスカレーター1基 、エレベーター
2基 |
その他特徴 |
GHP(ガスヒートポンプエアコン)採用、吹き抜けの省エネ空調・換気システムや太陽光等の自然エネルギーの利用、免震構造を採用備蓄倉庫の設置 |
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