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スーパースポーツ新時代を提唱する ヤマハスポーツ『FZ400』新発売

1997年01月22日発表

 ヤマハ発動機(株)は、新開発の水冷400ccエンジンをワイドタイプのダブルクレードルフレームに搭載し、市街地からワインディングまで広域での快適な走行性を実現したニューモデル、ヤマハスポーツ「FZ400」を‘97年3月20日より新発売する。


ヤマハスポーツ『FZ400』

名称

ヤマハスポーツ『FZ400』

発売日

1997年3月20日

カラーリング

ビビッドレッドカクテル1(レッド)、
ライトグレイメタリック3(シルバー)、ブラック2

販売計画

10,000台(年間、国内合計)



商品の概要

 国内の400ccクラスは、年間約8~10万台の需要で推移しており、カウリング装備をもたない「ネイキッド」モデルと、ゆったりした乗り味の「アメリカン」モデルが人気を分け合っている。

 この「ネイキッド」クラスにおいては、ヤマハ「XJR400」等のスポーツ志向と、ヤマハ「SR400」等のトラディショナル志向に人気があるが、一方にニーズの多様化も見られる。

 新発売の「FZ400」は、従来のネイキッドモデルが持っていた“乗りやすさと使い勝手の良さ”をそのまま継承しながら、パワフルかつ軽快なエンジン特性と高いコーナリング性能、高速域での快適性を付加して高次元で調和させ、新しいスーパースポーツを提唱するモデルである。



主な特徴

新設計水冷DOHCエンジン

 (1)優れたレスポンスを生む軽量ピストン、(2)スロットル操作に素早く対応するTPS装着CVKキャブレター、(3)排気脈動効果を活かした4-2-1マフラー、(4)マイコン制御の点火装置等を投入したニューエンジンを採用した。また、吸排気系のセッティングにより、低中回転域ではトルクフルで扱いやすく、かつ、高回転域ではDOHCらしい伸びのあるパワー特性を実現した。


ワイドタイプのダブルクレードルフレーム

 優れた剛性と適度なしなりを調和させた新設計スチールパイプ製ダブルクレードルフレームを採用した。エンジンを囲み込むようなデザインとし、‘80年代の耐久レース用マシンの外観イメージを達成している。


《ブレンボ》ブレーキの採用

 優れた制動力と操作性が特徴の《ブレンボ》キャリパーをフロントブレーキに装着した。


ハーフカウルの標準装備

  小型軽量のフレームマウントハーフカウルを採用し、優れたライダープロテクション効果と余裕の居住性を実現した。
また、ヘッドライトはマルチリフレクター2灯式とし、優れた照射性とオーガニックフォルムを実現した。



ヤマハスポーツ『FZ400』主要諸元


型式/エンジン型式

4YR/4YR

全長×全幅×全高(mm)
シート高(mm)
軸間距離(mm)
最低地上高(mm)
乾燥重量/装備重量(kg)

2080mm×715mm×1170mm
785
1420
130
177/199

舗装平坦路燃費(km/l)

35.0(60km/h)

原動機種類
気筒数配列
総排気量(cm3)
内径×行程(mm×mm)
圧縮比
最高出力(PS/rpm)
最大トルク(kgf・m/rpm)
始動方式
潤滑方式
エンジンオイル容量(l)
燃料タンク容量(l)
キャブレター型式
点火方式
バッテリー種類

水冷・4サイクル・DOHC・4バルブ
並列4気筒
399
56.0×40.5
11.7:1
53.0/11,500
3.8/9,500
セ ル 式
強制圧送ウエットサンプ
3.5
18
CVK30×4
トランジスタ式
GT12B-4

1次減速比/2次減速比
クラッチ形式
変速機形式
変速比

フレーム形式
キャスター/トレール(度/mm)
タイヤサイズ(前/後)
ブレーキ形式(前/後)
懸架方式(前/後)
ヘッドライト

2.170/3.357
湿式多板コイルスプリング
常時噛合式前進6段
1速2.846/2速1.947/3速1.545/
4速1.269/5速1.090/6速0.965
ダブルクレードル
24°00′/88
110/70R17 54H,160/60R17 69H
油圧ダブルディスク/油圧シングルディスク
テレスコピック/スイングアーム
ハロゲンバルブ12V, 60w/35w×2



ヤマハスポーツ『FZ400』フィーチャーマップ




メーカー希望小売価格

ヤマハスポーツ『FZ400』

619,000円

(一部地域を除く。地域希望小売価格の一例:
北海道は17,000円高、沖縄は9,000円高)
※価格には保険料、税金(含消費税)、登録に伴う諸費用は含まれない。


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