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画像処理エンジニア

画像処理エンジニアを担当する社員が「仕事内容」「やりがい」「この仕事に向いている⼈物像」などについて語ります。

現在の仕事内容 装置の高速化・高精度化に貢献

表面実装機(マウンター)という装置をご存じでしょうか。プリント基板に電子部品を配置する装置です。電子部品をノズルで吸着してプリント基板の上に搭載していくのですが、吸着時に電子部品の姿勢や位置を画像処理で検出しています。私はその画像処理のためのソフトウェアを設計開発しています。装置全体の高速化・高精度化への鍵を握る重要なファクターの一つです。
おそらく実装業界では珍しいことなのですが、ヤマハ発動機では表面実装機に使用するカメラ自体も内製しています。カメラを動かすためのファームウェアやFPGAのロジック設計も内製していて、その開発チームと密接に関わりながら性能向上を目指しています。

この仕事のやりがい 内製だからこそ感じられる、面白み

これも実装業界では珍しいことなのですが、私たちは画像処理エンジンもほぼ内製しています。だから画像処理について非常に深く知ることができますし、「こういう機能がほしい」と思ったことも実装しやすく、エンジニアとしての面白みを強く実感できる環境だと思います。
また、お客さまとの距離が近いのも魅力です。実装業界では日々、新しい部品が登場するのですが、その中で「このような変わった形の部品を載せたい」といった要望を私たちがお客さまからダイレクトに受けることもよくあります。その要望をどうやって実現するのか、自分でアイデアを出し、設計し、実際のモノとしてつくることができます。さらに、それを客先に納入して実際に動いているシーンを見ることもできます。まさに実装業界の最先端でモノ創りをしている手応えがある職場です。

この仕事に向いていると思う人 普段から新しい技術へのアンテナを

新しい技術への好奇心が強い人に合う仕事だと思います。画像処理技術は世の中でどんどん存在感を増しています。例えば近年、スマートフォンのカメラは性能がどんどん向上してますが、その背景には画像処理技術の進化があります。また、クルマの自動運転もカメラと画像処理技術で人や標識を検出しています。普段からこうした技術へのアンテナを張り、「この技術を表面実装機に応用したらブレイクスルーを生み出せるかも」と考えられる人は活躍できると思います。
また、画像処理だけでなく、ハードウェアなどの知識も必要になるので、職種の枠にとらわれずに勉強する向上心も大切です。

検討中の皆さまへのメッセージ 表面実装機を超えて広がる活躍の場

多彩な事業を展開するヤマハ発動機の社内にも、画像処理をメインに取り組んでいる集団は他にあまりないと思います。あらゆる分野で画像処理技術の重要性が高まる中で、私たちの活躍の場は表面実装機を超えて広がっていくでしょう。
やりたいと言えばやらせてもらえる風土があるので、例えばあなたがバイク好きなら、バイク事業とコラボすることだってできるかもしれません。「技術を高めたい」「活躍の場を広げたい」という思いを持っているなら、ぴったりの環境がここにあります。

※所属部署、記事内容は、取材当時(2021年1月)のものです。

ロボティクス事業部

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