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メカトロニクスエンジニア

メカトロニクスエンジニアを担当する社員が「仕事内容」「やりがい」「この仕事に向いている⼈物像」などについて語ります。

現在の仕事内容 ゆりかごから墓場まで、担当ロボットの面倒を見る

担当している仕事は、一言でいえば産業用ロボットのメカトロニクス設計です。しかし実際に行っている仕事内容は設計だけでなく、商品企画の立案もしますし、製造方法の検討にも携わりますし、製品リリース後にお客さまを訪問してフォローすることもあります。「ゆりかごから墓場まで」とよく表現するのですが、自分が担当するロボットについて誕生から販売終了になるまで面倒を見るのが、私たちの部署におけるメカトロニクス設計の仕事です。
ヤマハ発動機の産業用ロボット製品は多彩なラインナップを揃えていますが、その中で私は現在「協働ロボット」のメカトロニクス設計を行っています。協働ロボットとは、人と隣り合って作業ができるロボット。人との接触を検出し、瞬時に止まる安全性が特徴で、今後の市場拡大が期待されています。早稲田大学発のスタートアップ企業である東京ロボティクス株式会社との共同開発で進めています。

この仕事のやりがい 「自分は替えが利ない人材」と肌で感じられる

製品の一部だけでなく、全体の面倒を見られるのが、私たちの業務の一番の魅力です。がんばったらがんばった分だけ良い製品に仕上がる喜びもあります。そして何より、担当する製品に関して社内の誰よりもプロフェッショナルな存在になるので「自分は替えが利ない人材なんだ」と肌で感じられるやりがいは、とても大きいと思います。
また、お客さまの生産現場を訪問する機会もあり、そこで自分の担当したロボットが元気に動いているのを見ると、もう、感無量の心境になりますね。

この仕事に向いていると思う人 前のめりに取り組む情熱が「感動創造」につながる

前のめりに設計に取り組むことができて「製品もお客さまも好きだ!」という感覚の持ち主に来てほしいですね。お客さまに選んでいただける製品をつくる上で他社に競り勝つ最後の一歩は、そういった情熱で決まると思っています。
どれだけロボットに真摯に向き合えるか、どれだけ自分がこれから生み出すロボットを好きになれるか、どれだけお客さまを思ってつくることができるか、という情熱が商品性に非常に大きく影響してきます。やっぱりそういう気持ちがないと、製品に魂をこめることができません。設計者の魂がこもった製品には、お客さまに「使う人のことをよく考えてくれているね」と伝わるポイントが随所にあるんです。これが産業用ロボットでの「感動創造」につながる大切なところだと思っています。

検討中の皆さまへのメッセージ 業界のテッペンを一緒に目指しましょう

仕事なので楽しいことばかりでないのは事実です。苦しいこともあります。でも、それを超える楽しさや喜びを味わえることが、ロボティクス事業部で働くメカトロニクスエンジニアの魅力です。それはやっぱり、自分の生み出した製品の面倒を最後まで見ることができるから。この箇所だけ担当して終了、ではなく、責任を持って全部見る。当然、製品に愛着も湧きます。
ここまでお客さまと密接に関わって、かつ、製品のすべてを見ることができる仕事って、他にそんなにないと思います。そこに面白さを感じる人にぜひ来ていただき、一緒に「業界のテッペンを取ってやるぞ!」というぐらい良い製品をつくっていけたらうれしいです。

※所属部署、記事内容は、取材当時(2021年1月)のものです。

ロボティクス事業部

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