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本部長メッセージ

モーターサイクル車両開発本部長 西田 豊士のメッセージをご紹介します。

主体的な使命感を持つ仲間とともに、
効率的で質の高いモーターサイクル事業を
創造する
モーターサイクル車両開発本部長 西田 豊士

期待を超える車体開発を軸に、世界中にヤマハファンを創り続ける

モーターサイクル車両開発本部は、「お客さまの期待と要求を超える圧倒的な商品競争力で、お客さまの右脳を刺激する価値を提供し、世界中に熱狂的なヤマハファンを創り続ける」というミッションの実現を目指し、モーターサイクルの車体開発に取り組んでいます。また、海外に展開する開発拠点の統括や、ヤマハ発動機が展開するモータースポーツ活動の統括も、当開発本部の担う重要な役割です。

当開発本部を含む開発3本部では、昨今のビジネス環境を取り巻く激しい変化に対応するために、「商品の開発期間を従来の2/3に短縮する」というスローガンを掲げ、開発スピードの向上や効率化に取り組んでいます。ただし、ヤマハ発動機のブランド力を支える品質に関しては、一切妥協するつもりはありません。お客さまに支持され続けている「ヤマハの品質」を大切に守りながら、コストとデリバリーに関する優位性を高めていく方針です。

新規モデルの開発を通して、ブランド力の刷新・向上に挑戦できる

私たちは「感動創造」を体現するものづくりを行うために、お客さま視点を持ち、競争相手を、世の中を知ることで、常にお客さまの期待を超える付加価値を生み出すことを目指しています。ヤマハ発動機には、手順書やマニュアルを超えた領域に存在する「乗り心地」「操作感」「フィーリング」などを徹底的に追求する技術者が多いと感じます。社外の方々から見れば過剰なこだわりと捉えられるかもしれませんが、そのようなこだわりこそが「ヤマハらしさ」であり、「感動創造」にもつながる付加価値を生み出す源泉です。

当開発本部では、「YZF-Rシリーズ」や「MTシリーズ」、「MAXシリーズ」など、ヤマハを象徴する12のモデルブランドの定期的なアップデートだけでなく、新たなモデルブランドの開発も並行して進めています。これからご入社いただく皆さんには、このような新規モデルの開発プロジェクトを通して、ブランド力の刷新・向上に貢献いただくことも期待しています。

チャレンジをしながら自分の可能性を広げていける人財を育てたい

私たちは、情熱と主体的な使命感を持つ仲間たちとともに、より効率的で質の高いモーターサイクル事業の創造を目指していきます。主体的な使命感とは、経営や上司の指示によって受動的に持たされる義務感ではなく、自分自身で世の中を眺め、市場や競合の動向を感じ取り、お客さまの気持ちに寄り添うことで、「自分たちはどうあるべきか」と、考え抜いた末に到達できる仕事との向き合い方です。

また、当開発本部では、専門分野を活かして他のメンバーをフォローできる人財、さらには専門外の領域にも果敢にチャレンジし、自らの可能性を広げていける人財を育てていく方針です。たとえチャレンジがネガティブな結果に終わったとしても、挑戦しようとした意欲や結果が出るまでのプロセスを正当に評価する制度を整え、部門全体で意識と方針を共有し合うことにより、社員一人ひとりのチャレンジを支援する環境の構築と風土醸成に努めています。

メッセージ

二輪・四輪のエンジニア経験者が活躍しやすいことは確かですが、工学的な基礎知識さえあれば、機械・メカトロ・制御に限らず多種多様なバックグラウンドをお持ちの方が活躍できるフィールドが整っています。造船や農業機械などの業界で設計・開発業務に携わっていた方、樹脂成型や鋳造、鍛造など金属加工の知識をお持ちの方も大歓迎です。

また、当開発本部では、ヤマハ発動機が展開するモータースポーツ活動の統括も行っているため、世界最高峰のモータースポーツに関わる業務や、モータースポーツを活用したブランディング・マーケティングを担当するチームもあります。これまでモーターサイクルとは少々縁遠い環境にいた方々も、当社で働きながらさまざまな空気に触れることで、モーターサイクルのことを好きになってもらえたら嬉しいですね。

モーターサイクル車両開発本部長

西田 豊士

PROFILE

1989年入社。20年間大型スポーツタイプのモーターサイクルの車体設計者として活動。リーマンショック後、5年間の原価革新業務を経て、開発部長、統括部長、モーターサイクル車両開発本部長の現在に至る。好きな言葉は「自分の機嫌は自分で取る」。

※所属部署、記事内容は、取材当時(2025年10月)のものです。

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