人事トップメッセージ
ヤマハ発動機への新卒入社・キャリア入社をご検討中の皆さまへ、人事戦略部長からのメッセージです。

挑戦し続けたい方、
仕事を心から楽しみたい方、
ぜひ共に感動創造を目指しましょう。
ヤマハ発動機とは 多彩な製品を世界中に展開する「感動創造企業」。
ヤマハ発動機と聞いて、何を思い浮かべますか? もしかしたら「会社自体をよく知らない」という方もいらっしゃるかもしれません。海外売上比率が9割を超える当社にとって、国内での認知度の低さは課題の一つです。
しかし、人事戦略部長である私が申し上げるのも恐縮ですが、当社は本当に面白い会社だと個人的にも実感しています。キーワードは「挑戦」と「人」です。ぜひこの機会に当社のことを知っていただければ幸いです。
これまでのヤマハ発動機 「挑戦」を原動力に、事業と市場を拡大。
当社は「感動創造企業」を企業目的に掲げ、バイク、四輪バギー、電動アシスト自転車、船外機、ボート、産業用ロボット、産業用無人ヘリコプターなどの多彩な製品を、180を超える国・地域で販売しています。その特長を表すときによく使われるキーワードが「挑戦」です。
挑戦の原点は1955年の創立時にさかのぼります。日本楽器製造株式会社(現ヤマハ株式会社)からバイク製造部門を分離・独立して誕生した当社は、日本国内に約200社あったバイクメーカーの中で最後発でした。しかし創立からわずか10日後、当時日本最大の二輪レースといわれていた「富士登山レース」に初代モデル「YA-1」で参戦し、優勝を果たして一躍有力メーカーに仲間入りします。
1960年代からは積極的に海外市場へ進出。船外機事業では製品を販売するだけでなく、新興国・途上国の漁師の方々に漁法や漁獲物の保存法を指導するなど、お客さまに寄り添いながら市場そのものを育て、現在では世界トップレベルのプレゼンスを確立しています。
また、世界初の電動アシスト自転車「PAS」を世に送り出し、新たな市場も開拓しています。こうした挑戦の積み重ねによって、当社は事業と市場を拡大してきました。
これからのヤマハ発動機 人の可能性を広げ、喜びを生み、感動を届ける。
モビリティ分野では今、化石燃料で動いていたエンジンの電動化が世界的に加速し、100年に一度といわれる大変革期を迎えています。他にもさまざまな分野で変化が起こる可能性があります。
未来の予測が困難な時代の中で当社が成すべきことは、市場の変化を敏感に読み取り、「何がお客さまのメリット、ひいては幸せにつながるのか」「どうすれば社会をより良くできるのか」を常に考え、その芽を大切に育てていくことです。やはりこれからも「挑戦」が重要なキーワードとなります。
2030年に向けた長期ビジョンとして「ART for Human Possibilities 人はもっと幸せになれる」を掲げています。これまでできなかったことを可能にする。その喜びの先にある感動に寄り添う。その感動を次の挑戦につなげ、新たな感動を生み出す。そして、この地球上にたくさんの感動を届け続ける。これこそが、今後も当社が挑んでいくことだと考えています。

働く場としての魅力 ぜひ「人の魅力」を直接確かめてください。
私が皆さんにお伝えしたい当社の最大の魅力は「人」です。社員一人ひとりが仕事の中にやりがいを見つけ、楽しみながら取り組んでいます。この姿勢は他社を知る人からは「独特の文化ですね」とよく言われます。その楽しむ姿勢がお客さまに感動を届けることにつながり、良いサイクルを生んでいます。
例えば「My Yamaha Motorcycle Day」というイベントがあります。すべてのヤマハオーナーとヤマハファンに向けたイベントであり、バイクファンをお招きするものです。しかし社内でイベントブースへの参加を募ると、バイクの開発部門だけでなく、製造部門やアフターサービス部門、さらにはバイク以外の部門など、さまざまな部門が自主的に手を挙げます。準備から当日の運営まで、各部門がブースを出展し、お客さまと交流する姿は「大人の文化祭」のような熱気やわくわく感にあふれています。こうした活動にも社員みんなが自然に高いモチベーションで取り組むことは、ヤマハ発動機らしさの一つだと感じています。
新卒の方はインターンシップや説明会で、キャリア採用の方は面接を通じて、当社の雰囲気や社員の人柄を実際に感じていただけます。「面接の雰囲気で入社を決めた」という声もよく耳にします。ぜひ直接会って「人の魅力」を確かめてみてください。
求める人材 「感動創造企業」に共感し、仕事にやりがいを見いだせる方。
求める人材は、企業目的である「感動創造企業」に共感できる方です。多彩な製品を世界中に展開している当社では、創り出す感動もまた多様です。そして、仕事を通じて自分自身も感動を味わうことができます。
例えば「試行錯誤の末、新工法の導入に成功し、部品の大幅な軽量化を実現できた」「初めての海外出張で苦労したけど、ヤマハ発動機製品が現地で深く愛されていることを肌で感じ、とてもうれしかった」「周りに多趣味な人が多く、自分も休日の趣味が広がり、その楽しみがモノ創りの発想につながっている」など、社員一人ひとりがさまざまな形で感動を体験しています。
また、どんな仕事にもやりがいを見いだせる方に来てほしいと考えています。その姿勢こそが挑戦の土台となります。挑戦し続けたい方、仕事を心から楽しみたい方、ぜひ共に新たな感動創造を目指しましょう。
PROFILE

1995年、ヤマハ発動機入社。長年にわたり発電機・汎用エンジン事業に携わる。その後、ブランドマーケティング部に異動し、企業デジタルアーカイブプロジェクト推進をはじめ、ウェブサイト、SNSなどのデジタルコミュニケーション領域の企画運営などに従事。2025年7月から現職。
