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モーターサイクル 生産準備

「モーターサイクル 生産準備」を担当する社員の仕事内容を紹介します。

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各部門のハブとなり、QCD向上を支える。

アイデアスケッチを量産可能な製品へ。

バイクをつくる――そこには大きく分けて2つの流れが存在する。1つは「新しい機種を創り出す流れ」、もう1つは「既存の機種を造り続ける流れ」だ。菊池の仕事は前者に関するもの。製造業界で「生産準備」と呼ばれる仕事である。

「アイデアスケッチレベルの企画に始まり、それが図面になり、そして各部品というモノになり、最終的にすべてのモノが組み合わさってバイクが完成します。このプロセスには、開発、調達、製造、品質保証など、さまざまな職種の多くの人が関わります。その中で私は製造部門の意見をまとめる役割を担い、他の各部門と連携しながら新製品づくりに携わっています」

一言で表すと、各部門のハブとなって課題を振り分け、意見を調整し、アイデアスケッチを実際に量産可能な製品にしていくことが菊池の仕事だ。

入社以来、スポーツモデル、スクーター、電動バイクなど、さまざまな機種の生産準備を担当してきた。国内生産の機種も海外生産の機種も経験した。機種は変わっても生産準備の仕事における大切なポイントは共通している。それはQCD(品質・コスト・納期)だ。

「どれだけスケッチ上のデザインが格好良くても、実際の製品からそれが伝わらなければお客さまの心には響きません。また、見合わないような高い価格では、お客さまは買おうとは思わないでしょう。さらに、お客さまが欲しいと思ったときにお届けできる日程管理の視点も大切です。すべてを見渡しながらQCDのバランスを達成することで、新製品を通じてお客さまに感動をお届けすることを目指しています」

社員紹介写真
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現場・現物・現実の大切さを実感。

QCD向上への取り組みの一つとして、ある海外工場の製造レベルを上げるプロジェクトも推進している。

「現場のモラルをさらに高めるための施策を検討したり、管理ポイントに関する知見を伝えるなど、あらゆる側面からQCD向上に取り組んでいます。言語や文化の違いに対応しながら取り組む必要のある点が大変。でも、というより、だからこそやりがいを感じます。自分自身の視野や知見も広がっている実感がありますから」

現地への出張も経験した。

「実際に現場を見て、直接会って話すことで、課題解決に向けての勘所を把握することができました。やはり資料だけではつかみきれないものってあるんです。製造業には現場・現物・現実を重視する『三現主義』という言葉があるのですが、まさにその大切さに気付くことができました」

社員紹介写真
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「何でもできる人」を目指して。

菊池のキャリアに対する指向は、学生時代から一貫している。

「常に『より幅広く』を重視してきました。学生時代は材料工学を専攻していましたが、選んだ理由は『幅広い分野に応用できる』と考えたからです。ヤマハ発動機に入社して生産管理部門への配属を希望したのも、新人研修中に『幅広い仕事に取り組めることが特徴』と先輩から聞いたから。いろいろなことに幅広く興味を持つ私の性格に、今の仕事はとてもマッチしていると感じています」

将来に向けて目指していくのも「何でもできる人」だという。

「これからも幅広い経験と知識を蓄積し、どんな課題も『菊池に任せたい』と依頼してもらえて、自信を持って受けられる人になりたいですね。また、せっかくヤマハ発動機というグローバル企業で働いているわけですから、海外駐在も目指しています」

何でもできる――というのは荒唐無稽な表現に聞こえるかもしれないが、ヤマハ発動機なら目指せると信じる根拠が菊池にはある。

「ヤマハ発動機は多彩な製品をグローバル展開していて、しかもそれぞれにおいて商品企画から、開発、製造、販売、アフターサービスまで行っています。そして何より、ここまで自由闊達な風土を持つ会社は他になかなかないと思います。海外工場の製造レベルを上げる仕事も『やってみたいです』と希望を出したら取り組むことができました。こうした環境で仕事のできるヤマハ発動機なら『何でもできる人』に近づけると、本気で思っています」

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モーターサイクル 生産準備

実は、入社前はバイク好きではなかったんです。入社後、周囲のバイク好きの影響もあって免許を取り、バイクに乗る楽しさを知りました。休日はツーリングに出かけることもあります。
最近の休日は料理も楽しんでいます。地元静岡で採れた野菜を食べるのが好きで、毎週末はファーマーズマーケットに通っています。

※所属部署、記事内容は、取材当時のものです。

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