ヤマハ発動機の新技術 ―広がるモビリティの世界―

Revs your Heart

エンジンの回転を上げるかのように、人々の心を昂ぶらせたい。ヤマハブランドの使命感を象徴するメッセージです。感動創造企業・ヤマハ発動機グループは、ヤマハらしさを追究し、お客さまの期待を超える価値と感動、そして「広がるモビリティの世界」を提供していきます。

ヤマハらしさによる「広がるモビリティの世界」

ヤマハ発動機は、「豊かな生活」「楽しい移動」「人・社会・地球にやさしい知的技術」の3つの成長軸でヤマハらしさを追究し、新しいコンセプトのモビリティづくりに挑戦しています。「独創的なコンセプト」「卓越した性能・機能を実現する技術」「洗練された躍動美を表現するデザイン」、これら3つの要素を、開発・製造・マーケティングの場で徹底することによりヤマハらしさを追究。電動アシスト自転車の新しい領域に踏み出した“Smart Power Vehicle”や、EVスポーツバイクが新しくラインアップされる“Sports Motorcycle”、新しい面白さを提案するモビリティ“Leaning Multi Wheel”、そして二輪車で培った技術から生みだされた“4 Wheel”など、お客さまの期待を超えるヤマハらしい「広がるモビリティの世界」を提案します。

R25
R25
「毎日乗れるスーパーバイク」を開発コンセプトに、パワフルでスポーティな走りと扱いやすさを両立しました。

写真

既存事業領域での「広がり」

誕生から20周年を迎えた電動アシスト自転車『PAS』をはじめとする“Smart Power Vehicle”領域では、モーター、バッテリー、制御といったスマートパワー技術をさらに進化させていきます。最小・最軽量クラスのドライブユニット&バッテリー、スマートフォンと車体情報を連動させたサービス機能を備えるなど、電動アシスト自転車の新しい領域へも展開していきます。
また、既存のガソリンスクーター『Vino』をベースに、環境性能だけでなく優れた機能性を確保したEVスクーターのコンセプトモデル『EVINO』や、そのEVパワーユニットをモジュール化して搭載したキッズ用入門バイクのコンセプトモデル『EKIDS』など、さまざまなお客さまに楽しんでいただけるモデルを提案します。
“Sports Motorcycle”領域では、将来の商品化を視野にEVスポーツという新しい価値を提案します。小型オンロードスポーツ『PES1』や、オフロードの世界にもEVを広げるために開発された『PED1』を展開。電動ならではの特性に加え、既存のモーターサイクルファンにも違和感のない操作感と、新感覚の走りを提供します。
また、クロスプレーン・コンセプトに基づく新開発エンジンを搭載したことにより、走りの楽しさや喜びを直感的に体感できるスポーツバイク『MT-07』、オーナー自身の手によって組み上げられ、さまざまなカスタムスタイルに対応するシンプルかつ自由度の高い『BOLT Cafe』、「毎日乗れるスーパーバイク」を開発コンセプトに、日本や欧州などの先進国ではスポーツバイクのエントリーモデルとして、アジアを中心とした新興国においては最高性能のスポーツバイクとして提案するモデル『R25』など、さまざまなお客さまに走りの喜びを提供していきます。
拡大を続けるROV(レクリエーショナル・オフハイウェイ・ビークル)市場。2013年に当社初の3人乗りROV、『VIKING』(バイキング)を投入しました。抜群の走行性能と地球環境に配慮した設計で、現在では北米を中心にハンティングなどのレジャーシーンから農業や酪農などの実用作業まで、その性能が幅広く支持されています。今後5年間にわたり新製品を提供し続け、今後も伸長を続ける市場の期待に応えていきます。

※記載事項の修正
 一部の表現を下記の通り修正いたしました。
 3段落目 2年後の商品化 → 将来の商品化

EVINO
EVINO
近距離移動の手頃なコミューターとして、必要な機能は備えつつ、購入しやすい価格帯での提供を目指したEVスクーターの提案モデルです。

EKIDS
EKIDS
モーターの制御により、二輪車に初めて接するお子さまにも扱いやすい、やさしいフィーリングのキッズ用入門バイクの提案モデルです。

写真

VIKING FI 4X4 EPS
VIKING FI 4X4 EPS
アウトドアレジャーをはじめ、農業や酪農など産業の現場でも活躍する700cc F.I.エンジン搭載の新オフロードビークルです。

新たな市場の創造

「豊かな生活」「楽しい移動」「人・社会・地球にやさしい知的技術」の3つの成長軸に、車輪の数は関係ありません。技術の領域を広げることでお客さまの層も広げたい、そのような思いで新市場の創造に挑戦しています。
二輪車本来の機動性に新しい面白さを融合したモビリティ“Leaning Multi Wheel”。その第1弾として開発した『TRICITY Concept』は、「乗りやすさ」と「斬新さ」を兼ね備えた三輪コミューターです。デザインコンセプトである「Smart for All(乗りやすさと新しさを全ての人に)」により、新しい楽しさと美しい外観を実現することで、新たなお客さま層を開拓していきます。

写真

TRICITY
TRICITY Concept
軽快かつスポーティな走り、扱いやすさと安定感、そして新しい楽しさと美しい外観の実現を目指して開発中の3輪コミューターのコンセプトモデルです。

ROVの新規投入と新しい発想の都市型パーソナルビークルの開発

さらに、二輪車で培った当社独自の技術を駆使して、四輪マルチホイール・モビリティ『MOTIV』の研究開発を進めています。モーターサイクルを起点とする二輪、三輪、四輪というマルチホイール化の流れの中で進化した、新しい発想の都市型パーソナルビークルは、人とマシンとが一体となる操作性と軽快感がもたらすドライビングプレジャー、モーターサイクルに通じる楽しさを持った未体験の走りを実現します。

写真

MOTIV
MOTIV
人機一体感がもたらすドライビングプレジャーを追求した、研究開発中の四輪車です。

ヤマハ発動機グループは、これからもヤマハらしい個性あるコンセプトで「広がるモビリティの世界」づくりに取り組むことで、世界中の人々の心を昂ぶらせ、期待を超える価値と感動をお届けしていきます。