代表取締役社長
社長執行役員
柳 弘之
代表取締役
副社長執行役員
木村 隆昭
ステークホルダーの皆さまへ
「らしさを極める」ことで、
「常識を変える」ことに挑み、
モノ創りと仕事を確実に変えてまいります。
2013年12月期の先進国市場は、米国で景気回復が続き、日本では新しい政権の政策効果もあり一転して円安・株高基調となりましたが、欧州では依然として景気低迷が続きました。また、新興国市場は、前年に始まった景気減速や金融引き締めなどの影響が続き、踊り場状態となりました。
このような環境下、2013年12月期は新しい中期経営計画の1年目として、ヤマハらしいモノ創りとマーケティングへの取り組み、グローバル・コストダウンなどを進めました。特に、先進国および新興国市場において、ヤマハらしい個性豊かな商品を投入し、それぞれの商品投入においては、生産立ち上げ日程を前倒しする、営業活動を工夫する、目標以上のコストダウンを達成することなどに取り組みました。
その結果、2013年12月期の連結業績は、円安効果もあり、全事業で売上高が増加し、営業利益・経常利益・当期純利益すべてが前期比増益となりました。
2014年12月期は、中期経営計画の2年目です。欧州市場や新興国市場における景気不透明感が残る中、まず今後の景気・需要動向を見極めて、各市場における事業戦略を補強して、計画前倒しに取り組みます。そして、「らしさを極める」「常識を変える」ことを継続して進め、モノ創りが変わる・仕事が変わることを確実なものにしてまいります。
これからもヤマハ発動機グループにご期待ください。
2014年4月