YAMAHA

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The 44th Tokyo Motor Show 2015 YAMAHA

The 44th Tokyo Motor Show 2015 YAMAHA

展示車両詳細

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サーキットでロッシを超越するために。ヒト型自律ライディングロボット

MOTOBOT ver.1

MOTOBOT ver.1

技術展示

車両: YZF-R1M
参考出展車 (輸出仕様車)

MOTOBOTは、モーターサイクル本体には手を加えず、人側から見た車両操作にフォーカスしたヒト型自律ライディングロボットです。研究テーマは「Beyond Human Capabilities」。一般的にロボットは用途を特化させることで、人を超越する性能を発揮します。その優位性を生かし、サーキットにおけるラップタイムでバレンティーノ・ロッシに挑みます。この挑戦から得られる知見や高度な要素技術を、製品展開や新たな価値創造に応用していきます。

MOVIE

MOTOBOT Ver. 1 / To "The Doctor", 親愛なるロッシへ

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どこまで、バレンティーノ・ロッシに
近づけるだろうか。

ROADMAP

2015
2015

最高100km/hの直進走行、スラローム走行、旋回走行を達成します。

2017
2017

人間の運転を上回るパフォーマンスの要件を解明し、最高速度200km/h以上でのサーキット走行を目指します。

2020

MOTOBOT開発で得た知見や要素技術を、ヤマハの新しい価値としてお客様に提供することを目指します。

MOTOBOTとは?

MOTOBOTの特長は、完全自動運転化におけるアプローチとして、近年取り組まれている自動車の自動運転化の方法とは異なり、乗り物本体は改造せず、ヒト型ロボットが通常の車両を運転するところにあります。MOTOBOTは、スピード・エンジン回転数・姿勢などの情報を元に、搭載した6つのアクチュエータ(※)を制御し、自律的な車両の運転操作を行ないます。今後は自車位置を認識する技術(高精度GPSや各種センサなど)や機械学習により、サーキットコースの最適ラインやマシン性能の限界をMOTOBOT自らが判断し、走行を重ねることでラップタイムを向上させていきます。これらにより、車両を操作・運転する人側の情報の可視化、およびそれに対する車両の挙動の関係性を解明し、より感動を与えられる車両開発に生かします。また、MOTOBOTは制御プログラムや操作部の形状を乗り物に応じて変更することで、マリンジェットやスノーモービルなどの他のビークルへの展開も期待できます。

※ステアリング・アクセル・フロントブレーキ・リアブレーキ・クラッチ・シフトペダルを操作

MOTOBOTがもたらす未来の可能性

  • ・モビリティの運動制御を最適化し、より高性能、より安全なモビリティを開発
  • ・無人運転ロボットの開発

MOTOBOTの技術

MOTOBOTの技術

モーターサイクルの車両運動力学と電子制御技術、そして産業用ロボットで培った制御技術を融合させています。

MOTOBOTの技術

運転操作を行なう各種アクチュエータを緻密に制御し、人間と同様にモーターサイクルを操縦できます。

MOTOBOTの技術

高速サーキット走行に必要な機構や機械学習を活用したアルゴリズムの改良などにより高度な走行を可能にしていきます。

PHOTO

MOTOBOT Ver. 1
MOTOBOT Ver. 1
MOTOBOT Ver. 1
MOTOBOT Ver. 1
MOTOBOT Ver. 1
MOTOBOT Ver. 1
MOTOBOT Ver. 1
MOTOBOT Ver. 1
MOTOBOT Ver. 1
MOTOBOT Ver. 1
MOTOBOT Ver. 1
MOTOBOT Ver. 1
MOTOBOT Ver. 1
MOTOBOT Ver. 1
MOTOBOT Ver. 1
MOTOBOT Ver. 1
MOTOBOT Ver. 1
MOTOBOT Ver. 1
MOTOBOT Ver. 1
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