National Technician Grand Prix Contest Report 2016

THE PHILIPPINES CONTEST REPORT 2016

  • COMPETITION OUTLINE

    Yamaha Motor Philippines Inc. (YMPH)は、第2回メカニック・グランプリを無事に終了することができました。
    フィリピン各地の793店舗から、総勢103名の整備士が参加しました。

    本コンテストは2つのレベル(地域(RTGP)および全国(NTGP))で構成されています。

    RTGPは予選ラウンドとしての役割を果たしました。
    RTGPは去る2016年2月下旬、2か所の会場(バタンガスとダバオ)で開催されました。
    すべての参加者は、筆記試験を受験しました。
    参加者のうち上位20名が、決勝に進出しました。

    2016年4月1日および2日、NTGPがついに開催されました。
    コンテストの大部分は、オープンしたばかりのFSS(YZONE)で行われました。ただし実技テストは、マニラで盛大に開かれたモーターショー/バイクフェスタの一環として行われ、一般に公開されました。数百人ものオートバイファンが、作業に勤しむヤマハの整備士を目の当たりにしました。

    NTGPは2つのステージ(準決勝と決勝ラウンド)で構成されています。
    準決勝で、すべての参加者は筆記試験と実技テストを行います。上位10名が次のラウンドに進出しました。

    決勝ラウンドでは、顧客対応テストと車両修理テストが実施されました。
    NTGPの新チャンピオンに選ばれたのは、Yamaha UEMI Urdaneta社のRamel Realinさんです。興味深いことに、Realinさんは2014年のNTGPでも第2位に輝きました。

  • COMPETITION CONTENTS

    フィリピンのNTGPは、以下の要領で実施されます:

    1. 準決勝ラウンド(RTGPを勝ち抜いた上位20名が参加)
      • 筆記試験
      • 配線接続に関する実技テスト
    2. 決勝ラウンド(準決勝を勝ち抜いた上位10名が参加)
      • 顧客対応テスト(アフターサービスにおける納車)
      • 実技テスト(車両のトラブルシューティングと修理)

    2nd NTGP 2016 - YMPH

CONTEST EVENT

  • 筆記試験:この試験では、技術や製品、一般サービスに関する参加者の知識が測定されます。試験時間は60分。
  • 実技テスト(配線接続):このテストでは、配電盤にかかわる各コンポーネントを接続する課題が出され、電気系統に関する各参加者の知識が測定されます。持ち時間は10分。
  • 顧客対応テスト(納車):各参加者は模擬的な設定の下、アフターサービスの納車における顧客対応を実演します。試験時間は10分。
  • 実技テスト(車両の修理):すべての参加者は、同じ問題を抱える同一モデルのオートバイについて、FI診断ツールやその他のテスターを用いることにより、実際の診断と修理を同時に行います。作業は60分以内に完了させなければなりません。
  • TOP 上位20名の参加者たち。NTGP委員会やディーラーゲストとともに。
  • 上位20名の参加者たち。YMPHの教育チームとともに。
  • 2016年3Sディーラー・コンベンションでの表彰式。
  • 上位3名の入賞者(左から): Arpee Obinaさん(第3位)、Ramel Realinさん(第1位)、Conrado Bucarさん(第2位)

NTGP WINNER AND WTGP PARTICIPANTS

PROFILE

氏名: Ramel R. Realin
ディーラー: United Excelsior Marketing Inc. (UEMI)
ヤマハでの職務経験: 6年間

  • 3Sショップの同僚とともに
  • 友人たちと水泳を楽しむ
  • ディーラーのサービスショップの前で
  • 妻と男の赤ちゃんともにくつろぐ
WTGPに挑戦しようと思った動機は?
私は日頃から、最高の顧客サービスを弊社のお客様に提供したいと考えていました。お客様に有意義な体験をしていただくことは、私個人にとってだけでなく、店舗やお客様にとっても重要であるといつも感じていました。私は、オートバイの技能を絶えず向上させたいと考えています。この熱意があるからこそ、私は数四半期連続でアフターサービスの最高成績を残しているのです。
ナショナル大会で優勝するため、どんな努力を行いましたか?
第1回のNTGPでは2位に終わりましたが、その時はとても大きなプレッシャーを感じました。そこで今回参加するに当たっては、精神面での準備を行いました。とても一生懸命練習しました。エンジンや燃料噴射、電気理論について集中的に勉強しました。実技テストに関しては、特別な練習を継続的に行いました。一方で日々の仕事では、お客様により良く対応しようと絶えず努めました。
顧客の期待を上回るため、あなたの店舗が行っている活動やサービスがあれば教えてください。
弊社では、店舗内だけでなく近隣のさまざまな町に出張して、無料のサービスキャンペーンを定期的に行っています。この出張キャンペーンを私たちは「 Byaheng Fiesta (ツアー・フェスティバル)」と呼んでいます。弊社店舗では現在、「タイム・コミットメント・サービス(現地の言葉ではYamaha Serbilis )」を実施しています。
仕事にやりがいを感じるのはどんな時ですか?
お客様(特に、オートバイに問題を抱えて来店されたお客様)が、私たちが実施したサービスを評価してくださった時に、仕事にやりがいを感じます。そしてお客様と、まるで新しい友人のような関係を結ぶこともできます。さらに、弊社の上層部から褒め言葉をもらった場合にも、「最善を尽くして努力しよう」という意欲が高まります。
ヤマハのどんな所が好きですか(例:ヤマハ製品やスタッフなど)?
私がヤマハに感じる魅力はメカニック・グランプリです。このグランプリのおかげで、「整備士としての能力をもっと高めよう」という動機と意欲が高まるのです。またYTAのメカニックデーも好きですし楽しみにしています。ヤマハの他の整備士との間で特別な絆と強い友情を育む上で、メカニックデーは素晴らしい役割を果たしていると思います。
今後、仕事でどんなことに挑戦したいですか? または、何に情熱を傾けますか?
職場では、もっと重い責任を担いたいと考えています。そうすれば、プロの名にふさわしい仕事がもっとできるようになるはずです。
2016年WTGPに向けた意気込みを教えてください。
2016 WTGPに参加する皆さん、目標達成のため一生懸命頑張りましょう。全世界から集まる優秀なヤマハ・メカニックと競い合うのは最高の体験です。皆さんとお会いできることを本当に楽しみにしています。