INDONESIA CONTEST REPORT 2016
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COMPETITION OUTLINE
第15回インドネシアテクニシャングランプリ(ITGP)と国立高等専門学校生徒技能コンテスト(2016年)
Yamaha Indonesia Motor Manufacturing(YIMM)は5月18~19日、第15回インドネシアテクニシャングランプリ(ITGP)をYIMMで開催しました。
ITGPの地域予選が、インドネシア各地にある34カ所のヤマハ・トレーニングセンター(YTC)で行われました。地域予選には1万498名以上の整備士が参加し、優秀な成績を収めた20名の整備士が選抜されました。
ITGPの優勝者はSabang Raya Motor社(インドネシア・ジャンビ州)のFerry Moniagaさんでした。YIMMはITGPの開催に合わせて、2回目となる全国SMK(高等専門学校)コンテストを開催しました。500名の参加者の中から高等専門学校の生徒38名が選抜されました。優勝したのはPertiwi Kuningan専門学校(インドネシア・西ジャワ州)のIpul Saipulさんでした。
COMPETITION CONTENTS
ITGPは、筆記試験とトラブルシューティング(顧客対応、修理および引き渡し)の2段階で実施されます。
また、定期メンテナンスも試験の内容に既に盛り込まれています。
トラブルシューティングは実技試験として実施。
整備士は、100分の制限時間の中で、顧客と面談して不具合を把握し、迅速かつ正確に修理を行わなければなりません。
そして、次の作業は顧客への引き渡しと報告です。ヤマハ製品やアクセサリー、次回のサービスについての説明も求められます。
NTGP WINNER AND WTGP PARTICIPANTS
PROFILE
氏名: | Ferry Moniaga |
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ディーラー: | Sabang Raya Motor社 |
ヤマハでの職務経験: | 12年間 |
- WTGPに挑戦しようと思った動機は?
- 自分の能力を測定するとともに、ヤマハの整備士としての自分の知識やスキルを証明したいと思いました。Sabang Raya Jambi社やヤマハ・インドネシアの整備士も、高い競争力と能力を持っていることを示したかった。ヤマハ・インドネシアの代表として世界大会に出場できることを誇りに思います。
- ナショナル大会で優勝するため、どんな努力を行いましたか?
- メンタルとスキルの両面を高められるよう十分に準備しました。また、最高の結果が得られるよう祈りも欠かさないようにしました。
- 顧客の期待を上回るため、あなたの店舗が行っている活動やサービスがあれば教えてください。
- すべてのお客様とヤマハ・ファンに、最高のサービスをご提供しています。解決策を提案するとともに、仕事では最善を尽くします。ヤマハ製品の知名度を高める努力を怠らず、お客様にご満足いただけるよう努めています。お客様にヤマハをもっと好きになっていただき、ヤマハ・ユーザーであることを誇りに感じていただきたいです。
- 仕事にやりがいを感じるのはどんな時ですか?
- 私の仕事とスキルによってお客様のお役に立てた時、解決策を提案して問題を解決できた時、周りの人々を元気づけられた時、私の仕事によって幸福や満足をもたらせた時、そして周囲の人々のやる気を引き出せた時です。
- ヤマハのどんな所が好きですか(例:ヤマハ製品やスタッフなど)?
- ヤマハのJupiter Z1とM1、そしてオートバイレーサーであるバレンティーノ・ロッシは、世界中の人々に感動を与えています。
- 今後、仕事でどんなことに挑戦したいですか? または、何に情熱を傾けますか?
- 互いに協力しあえるような、強固な作業チームとグループを作り上げたいです。作業で優れた成果を上げれば、お客様や経営者の皆様にご満足いただけるようになるはずです。
- 2016年WTGPに向けた意気込みを教えてください。
- WTGPはヤマハのメカニックにとって世界最高の舞台であり、参加できることは誇りです。私の能力を証明したいと思います。インドネシアの整備士は、全世界のヤマハの整備士と比べても決して引けを取らないはずです。