INDIA CONTEST REPORT 2016
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COMPETITION OUTLINE
Yamaha Motor India Sales (P) Ltdは、2014年および2015年のNTGPインド大会を開催しました。
2014年の大会には、合計で932名の整備士が参加しました。
2015年の大会には、合計で1385名の整備士が参加しました。2014と2015年の大会は3つのステージで構成され、整備士たちはインド・チャンピオンになるための戦いを繰り広げました。
第1ステージは地域ラウンドです。現場のサービスチームが、ディーラー店舗で筆記試験と実技試験に参加しました。
各地域から選ばれた上位20名が、各地区のYTAチームまたはHOチーム(のいずれか)が主催・後援する地区ラウンドに進みました。
各地区から選ばれた上位5名が、Yamaha Motor India Sales (P) LtdがYTA本部(Surajpur)で最終大会に挑みました。
COMPETITION CONTENTS
2015年のNTGPでは、6種類の大会(理論試験、エンジンノイズ試験、ヘルスカードの作成、定期メンテナンス、
CS受け入れと引き渡し、および電気配線盤のトラブルシューティング)が行われました。
NTGP WINNER AND WTGP PARTICIPANTS
PROFILE
氏名: | Jignesh Girishkumar Rana |
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ディーラー: | PLANET AUTOMOBILES |
ヤマハでの職務経験: | 11年間 |
- WTGPに挑戦しようと思った動機は?
- 2014年には、WTGPのインド代表に選ばれたMinakshi Sundaramさんが、第1位を獲得しました。彼は、自信を持ってさまざまな仕事をこなすようになっただけでなく、周囲から尊敬を集めるようにもなりました。私は、そんな彼の姿に触発されて、WTGPに出場したいと思ったのです。
- ナショナル大会で優勝するため、どんな努力を行いましたか?
- NTGPに出場するため、私は大変な努力を重ねました。例えば、会社が推奨するすべての標準作業手順書を読み込みました。また、YTAのコーチとエリア事務所のスタッフからは、多大な支援と指導を頂きました。同僚たちやかつてのNTGP出場者も私を勇気づけ、私が期待するレベルにまで到達できるようサポートしてくれました。
- 顧客の期待を上回るため、あなたの店舗が行っている活動やサービスがあれば教えてください。
- 私の店は、お客様にとって非常に心地のよい雰囲気です。お客様が「オートバイを修理に出す時間がない」とおっしゃる場合、私たちはお客様の勤務先やご自宅まで出向いてオートバイを引き取ります。また、お客様にとって便利なよう、私の作業場では時間厳守サービスも実施しています。お客様の本当の声に耳を傾けるよう努めています。ですから、お客様からのクレームを一度伺っただけで、すぐに問題点を改めることができます。
- 仕事にやりがいを感じるのはどんな時ですか?
- 不具合が一切ないオートバイを引き渡してお客様が笑顔を見せてくださった時、私は満足感と達成感を覚えます。お客様用ラウンジには、私がNTGPで獲得したトロフィーと賞状が展示されています。これを見た人や同僚たちが私を称えてくれる時に、私は誇らしさを感じます。このようなすべての体験が、私にやりがいを感じさせてくれます。
- ヤマハのどんな所が好きですか(例:ヤマハ製品やスタッフなど)?
- オートバイの仕事に関わる前から、私はヤマハのオートバイが好きで真っ先に選んでいました。ヤマハの一員になった後は、ヤマハのスクーターやオートバイの品質は他社の追随を許さないことに気づきました。私はヤマハ製品の性能や最新技術に惚れ込んでいます。二輪車だけでなく様々な製品を製造している点も、私がヤマハを愛する理由の一つです。
- 今後、仕事でどんなことに挑戦したいですか? または、何に情熱を傾けますか?
- WTGPでの優勝は私にとって挑戦です。WTGPの代表に選ばれた後、私はこれまで以上に真剣に自分の仕事に取り組むようになり、オートバイ分野の知識を増やそうと努力しています。大会で優勝するため、自分の実力を最大限発揮したいと思います。世界各地のメカニックの中でも私がナンバーワンだということを証明するつもりです。WTGPは私の人生の転換点となるものであり、このチャンスを逃したくありません。
- 2016年WTGPに向けた意気込みを教えてください。
- 私が2016年のWTGPで優勝すれば、インドは2人の優勝者を輩出した初めての国になります。India Yamaha Motorsやディーラー、両親、販売スタッフとサービススタッフ、そしてコーチには、私のことを誇りに思ってほしいです。未来の代表に刺激を与えられれば良いと思います。
PROFILE
氏名: | Divyanshu Shukla |
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ディーラー: | SHIVA MOTORS |
ヤマハでの職務経験: | 4年間 |
- WTGPに挑戦しようと思った動機は?
- 2014年のNTGPに初めて参加した際は、残念ながら入賞することができず、とても悔しい思いをしました。その後、代理店スタッフから「君なら次回は勝てる」という言葉を頂きました。それから、次回のNTGPで勝つ為に多くの努力をしてきました。そして、2015年のNTGPで勝つことができました。これが私のWTGPへのモチベーションです。
- ナショナル大会で優勝するため、どんな努力を行いましたか?
- 日々の仕事には、しっかりと取り組み、お世話になったすべての人たちからのサポートもあり、NTGPで勝つことができました。
- 顧客の期待を上回るため、あなたの店舗が行っている活動やサービスがあれば教えてください。
- 私の勤める販売店では、お客様との深い関わりを持ち、もしスタッフに問題がある場合はしっかりと教育することをしています。お各様が満足していない場合は、VIP対応を行い、満足していただく対応を行っています。それはお客様の言葉はわれわれの市場にとって大きな意味があるからです。そのために、販売店ではワランティー対象外のものに対しても、しっかりと対応するなど、お客様に大満足していただく為の様々な良い活動をしているのです。
- 仕事にやりがいを感じるのはどんな時ですか?
- 時間通りに修理を終わらせ、お客様に納車できた時に言われる感謝の言葉を聞いた際にやりがいを感じます。また、NTGPで得た経験を普段の仕事で活かせるとき、また職場の同僚に共有でき、それを活かしてもらっているときにもやりがいを感じることができます。
- ヤマハのどんな所が好きですか(例:ヤマハ製品やスタッフなど)?
- ヤマハの好きな部分は、現場でもYTAのときにもしっかりと教育をしてくれ、より成長したいと思えるモチベーションを与えてくれるところです。また、整備士としての「プロとしての心得」を教えてくれた際には、人生に大きな意味を与えてくれました。
- 今後、仕事でどんなことに挑戦したいですか? または、何に情熱を傾けますか?
- WTGPで優勝することが目先にある挑戦です。お客様に喜んでもらう為にWTGPでは多くの経験とスキルを得たいと思っています。整備士のエキスパートになりたいという目標とそこへの情熱を通して、ヤマハで働けてよかったと同僚のみんなにも思っていただけると信じています。
- 2016年WTGPに向けた意気込みを教えてください。
- WTGPに参加するチャンスを私に与えてくれたこと。YMISに対して感謝すると共に、インドのお客様に笑顔を与える為のアンバサダーとしてWTGPに参加したいと思います。私をここまで育ててくださったYTA教育や担当のフィールドスタッフには、大変感謝しています。YES YAMAHA!