本文へ進みます

新事業開発の子会社YMVSVを通じた投資案件の第1弾 米国スタートアップ企業Veniam社への出資について

2016年2月16日発表

 ヤマハ発動機株式会社は、米国シリコンバレーのスタートアップ企業※1Veniam社に対して、このたび、200万USドルの出資を行いました。今回の出資は、2015年8月にシリコンバレーで稼動した新事業開発のための子会社Yamaha Motor Ventures & Laboratory Silicon Valley Inc.(以下YMVSV)による初めての探索案件となります。

 Veniam社は、移動体同士や移動体・モノ間の通信に適したメッシュ型Wi-Fi通信※2サービスの提供および通信ハードウェアの開発・販売を行う企業です。これまで困難であった移動体向けメッシュ型通信網における通信経路決定を可能とするアルゴリズムを開発し、実用化しています。すでにポルトガル等で主に運送事業者を対象とした事業を開始し、通信サービスに加えて、通信機器、データ管理、セキュリティも含めたオールインワンソリューションでビジネスを展開しています。

 Veniam社への出資を通じて、"つながるモビリティ"に関する新しい技術や商品、そしてサービスの企画と開発に繋げていきます。

 また、当社は、今後もYMVSVを通じて新事業開発のためのテーマ探索・育成、事業化推進など新たなビジネスモデル開発に繋がる活動を行い、魅力あるスタートアップ企業への戦略的投資についても積極的に実施していきます。


※1
スタートアップ企業:新しいビジネスモデルで新規事業領域を開拓する設立初期の企業
※2
メッシュ型Wi-Fi通信:無線LAN通信機能を持った端末同士が相互に通信を行うことにより、網の目(メッシュ)状に形成される通信ネットワーク

Veniam社の概要

社名 Veniam, Inc.,
所在地 米国カリフォルニア州マウンテンビュー
会社設立 2012年7月
事業内容 移動体向けメッシュ型Wi-Fi通信サービスの提供、通信ハードウェアの販売など
ページ
先頭へ