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2013年12月期 第1四半期連結業績の概要について

2013年5月14日発表

第1四半期連結業績について

 ヤマハ発動機株式会社の2013年12月期第1四半期連結累計期間の売上高は3,276億円(前年同期比3.7%増加)となりました。製品出荷台数は、二輪車・船外機・四輪バギーなどで前年同期比減少しましたが、円安による為替換算効果などにより増収となりました。
 営業利益は出荷台数減少による利益減少を、円安効果やコスト削減などにより吸収し、139億円(同11.6%増加)となりました。経常利益は為替予約の評価影響などにより134億円(同21.3%減少)、四半期純利益は74億円(同35.6%減少)となりました。
 なお、当第1四半期連結累計期間の為替換算レートは米ドル92円(同13円の円安)、ユーロ122円(同18円の円安)でした。

セグメント別の業績について

二輪車事業

 二輪車事業全体では、売上高2,195億円(前年同期比4.5%増加)、営業利益30億円(同45.5%減少)となりました。先進国の出荷台数は、米国では前年同期の出荷水準が暖冬影響などで高かったことに対し、当年は天候不順だったこと、また、欧州では総需要の減少などにより、減少しました。新興国の出荷台数は、インドやベトナムでは増加し、インドネシアではクレジット頭金規制の影響などで減少し、新興国全体では減少しました。営業利益は円安効果があったものの、出荷台数の減少などにより減益となりました。


マリン事業

 マリン事業全体では、売上高591億円(前年同期比8.4%増加)、営業利益103億円(同143.8%増加)となりました。米国市場が堅調に推移したことに加え、円安効果などもあり増収増益となりました。


特機事業

 特機事業全体では、売上高242億円(前年同期比9.6%増加)、営業損失7億円(前年同期:営業損失1億円)となりました。円安効果などにより増収となりましたが、営業損益は製造物賠償責任引当金の戻し入れの影響(前年同期5億円、当期0億円)などにより、営業損失となりました。


産業用機械・ロボット事業

 産業用機械・ロボット事業全体では、売上高61億円(前年同期比20.4%減少)、営業利益2億円(同69.7%減少)となりました。サーフェスマウンターの出荷台数は、世界的な設備投資需要の減退により減少しました。


その他の事業

 その他の事業全体では、売上高187億円(前年同期比13.9%減少)、営業利益10億円(同50.8%減少)となりました。自動車用エンジンの出荷は減少しましたが、電動アシスト自転車の出荷台数は、トリプルセンサー搭載の新商品が好調で増加しました。


連結業績の見通しについて

 2013年12月期通期の連結業績予想につきましては、為替レートは現時点では円安に推移していますが、第2四半期以降の為替・市場動向などが不透明なことから、2月14日の前期決算発表時に公表した予想(売上高1兆4,000億円、営業利益500億円、経常利益520億円、当期純利益280億円)を変更していません。



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