本文へ進みます

従来比約2倍の大容量7.5Ahリチウムイオンバッテリー搭載で さらなるアシスト感向上と1充電あたりの航続距離64kmを実現 ヤマハ電動ハイブリッド自転車「New PAS リチウム L」新発売

2004年05月18日発表

 ヤマハ発動機(株)は、小型軽量ドライブユニット搭載でなめらかな走行性と軽さ・使いやすさが人気の「New PAS」シリーズに「New PAS リチウム L」を追加設定し、2004年6月15日より新発売します。
 本製品は、本年3月に発売した「New PAS リチウム」の上位モデルです。エネルギー密度が高く、高出力特性に優れた、「New PAS リチウム」(バッテリー容量3.7Ah)の約2倍、大容量7.5Ahのリチウムイオンバッテリーを採用しました。これにより「New PAS リチウム」では低中負荷域だけであったアシスト感向上が中高負荷域を含む負荷域全般で実現。あわせて、1充電あたりの航続距離64km(一般路走行を「標準モード」で走行した時の目安)を達成しました。
 また大容量バッテリーの特性を活かし、「New PAS リチウム」同様、坂道や風の抵抗を受ける向かい風での走行、重い荷物積載時など、負荷がかかる際に特に力を発揮する「パワー(強)モード」を設定。こぎ始めや急な坂道など、踏力が弱い時でも最適なアシスト力が働くため、安定した走行を可能にしています。
 さらに、溶接面のない美しいフォルムが特徴のPFTステンレスフレームを始め、サビに強く耐久性に優れたステンレス素材をふんだんに使用。高品位モデルとしての質感をいっそう高めました。



製品写真

ヤマハ「New PAS リチウム L」

名称

ヤマハ「New PAS リチウム L」

発売日

2004年6月15日

カラーリング

■チタンシルバー
■キャンディーレッド
■キャンディーブルー

販売計画

66,000台(「New PAS」シリーズ年間、国内)



商品の概要

 1993年の初代ヤマハPAS登場以降、ヤマハ発動機(株)では“人間感覚を最優先する”という開発当初の理念を受け継ぎながらPASユニットの小型軽量化やバッテリー性能の向上など、年々商品の熟成を重ねてきました。ヤマハPASは2003年12月末現在、累計出荷台数67万台と、今では電動ハイブリッド自転車の代名詞として、若年層から主婦、年配者まで年代を問わず幅広く支持されています。

 このほど新発売の「New PAS リチウム L」は、本年3月15日に発売した「New PASリチウム」の上位モデルです。高出力特性の大容量リチウムイオンバッテリー搭載により、さらなるアシスト感の向上と1充電あたりの航続距離伸長の両立を実現。電動ハイブリッド自転車の原点を見つめ直し、走行状況に応じた適切なアシスト力やスムーズな乗り心地など、軽快で快適なアシスト感にこだわりました。


「New PAS リチウム L」の主な特徴

アシスト感向上と航続距離伸長の両立を可能にした
 大容量7.5Ahのリチウムイオンバッテリー

小型軽量、高出力、大容量7.5Ahのリチウムイオンバッテリーを採用。エネルギー密度が高く、高出力特性に優れているため、低中負荷域だけでなく中高負荷域に至るまで、負荷域全般におけるアシスト感の向上と1充電あたりの航続距離伸長の両立を実現しました。
 また、リチウムイオンバッテリーのため、メモリー効果*もなく、継ぎ足し充電が可能。スタンド型充電器の採用と合わせて、充電操作の簡便化に大きく貢献しています。


*バッテリーを完全に使い切らない状態で継ぎ足し充電を繰り返していると、使い切らずにバッテリーに残っている電気を一時的に取り出して使うことができなくなってしまう性質


負荷域全般でアシスト力を発揮する「パワー(強)モード」
 大容量リチウムイオンバッテリーの特徴を活かし、「New PASリチウム」同様の「パワー(強)モード」を設定。坂道や風の抵抗を受ける向かい風での走行、発進時、荷物積載時など、負荷がかかる際に特に力を発揮します。
 「パワー(強)モード」では従来のニッケル水素バッテリー搭載の「New PAS」(標準モード)に比べ、低中負荷域でのアシスト力が20~30%、中高負荷域では約5%アップ。航続距離も「New PAS」(標準モード)27kmに対し、「New PASリチウム L」(パワーモード)53kmと約2倍に伸長しています(標準モードでは64kmと約2.3倍)。
 なおモード切り替えは、手元のレバー式メインスイッチにて簡単に行えます。


強くて美しいPFTステンレスフレーム採用
 溶接面のない美しいフォルムが特徴のPFTステンレスフレームを始め、ハンドルやリム、スポーク、泥除けなど、各パーツにステンレス素材を多用しました。サビにくく、耐久性にも優れているので、高品位モデルとしての質感が長持ちします。


ヤマハ『New PAS リチウム L』主要諸元 26型(24型)


 全長

1,870mm (1,770mm)

 全幅

560mm

 サドル高

730~870mm(720~860mm)

 軸間距離

1,160mm (1,120mm)

 タイヤサイズ

26×1 3/8 (24×1 3/8)

 車両重量

24.6kg (23.9kg)
リアキャリア、パーキングストッパー含む


 補助速度範囲
 (変速機「3」)

比例補助

15km/h未満(14km/h未満)

逓減補助

23km/h未満(22km/h未満)

一充電
航続距離

標準
モード

一般路走行*

64km

パワー
モード

一般路走行*

53km



 形式

ブラシレスDCモーター

 定格出力

240W

 補助力制御方式

踏力比例制御方式

 変速方式

リアハブ内装三段式


 種類

リチウムイオン電池

 電圧/容量

25.9V/7.5Ah



 形式

スイッチング・レギュレーター式

 充電時間

約3.9時間

 駆動方式

チェーン式

 照明装置

バッテリーランプ

 盗難防止装置

1キー2ロック

 カラー

チタンシルバー、キャンディーレッド、
キャンディーブルー(26・24型)

*一般路走行
バッテリー新品、常温25℃、車載重量(乗員および荷物を合計した重量)60kg、平滑乾燥路面、無風、無灯火状態で、3kmの平坦地の途中に勾配2度の上り坂(1km)と下り坂(1km)を含む全長5kmの標準走行路を設定し、平坦路「変速機・3」15km/h、上り坂「2」10km/h、下り坂「3」20km/hで走行したときのテストデータ。



『New PAS リチウム L』 フィーチャーマップ

フィーチャーマップ


メーカー希望小売価格

ヤマハ「New PAS リチウム L」

115,290円
本体価格109,800円
(バッテリーを含む車両価格102,800円・専用充電器価格7,000円)・消費税5,490円
※メーカー希望小売価格には本体価格(バッテリーを含む車両価格と 専用充電器価格)
及び消費税が含まれています

ページ
先頭へ