定番スクーター「JOG」シリーズに新機種設定　ヤマハスクーター　ニュー『JOG（ジョグ）』新発売　ＣＭキャラクターには、人気歌手「ＴＭレボリューション」を起用

　ヤマハ発動機(株)は、'83年の初代モデル発売以後14年、軽快な走行性、優れた実用機能でロングセラーとなっているヤマハスクータージョグシリーズについて、新たに装備充実を図ったニュー『ジョグ』を追加設定し、'97年12月1日より新発売します。特に、(1) 通常のハンドルロック機構とは別系統の盗難抑止機構採用、(2) クラス最大級の7リットル燃料タンク、(3) 23リットル大容量シート下トランクなどの装備が特徴となっています。

ヤマハスクーター　ニュー『JOG(ジョグ)』

　ヤマハスクーター｢ジョグ｣シリーズは、1983年3月の初代モデル登場以降、そのスニーカーのような軽快な走行性とカジュアルなデザインと実用機能が支持され、定番スクーターとして男女問わず幅広い年齢層から支持されてきました。来年'98年3月には、デビュー満15年となるロングセラーシリーズで、今年9月末までの14年7カ月間の生産累計は270万台となります。
　今回ラインナップ追加のニュー『ジョグ』では、｢もっと盗まれにくくして欲しい｣｢余裕の収納力が欲しい｣｢給油の手間を軽減したい｣といった市場ニーズを反映するとともに基本機能の熟成を図り、爽快感溢れる新デザインボディに具現化しました。

　スクーターのパワーユニットとして定評の｢空冷2サイクルクランク室リードバルブ単気筒｣を搭載。Vベルト無段変速による駆動で軽快な走行性を実現しました。

　盗難抑止機構・ヤマハ独自のガードロック｢Gロック｣システムを新開発。これは従来のハンドルロック一体メインスイッチを継承しながら、これとは別系統の簡単なワンタッチ操作で(1)キー穴のシャッターロックと(2)後輪ロックが出来るヤマハ独創の機構。キー穴イタズラ防止効果及びサイドスタンド(オプション設定)使用時の盗難抑止機能を充実させました。さらに｢Gロック｣システムに加え従来からのシートオープナー機構(メインキー操作によるシートオープン機構)により、新集中ロックシステムも実現しました。
　また、ワイドな収納スペース23リットル採用のグレートボックス｢Gボックス｣を採用しました。奥の広いユニークな壷形トランク形状を採用、フルフェイスヘルメット"プラスアルファ"のスペースを確保しています。(現行｢ジョグアプリオ｣は20リットル)さらに7リットル容量のジャイアント燃料タンク｢Gタンク｣を採用しました。(現行｢ジョグアプリオ｣は6リットル)

　(1)斬新なニュースタイル、(2)乗車姿勢に自由度を与える710㎜高のロー&ロングシート、(3)広いフートスペース、(4)膝への風あたりを少なくするワイドタイプレッグシールド、(5)優れた走行性を実現する1160㎜ロングホイールベースと大径パイプフレーム、(6)操作し易いニューハンドルスイッチ、等を採用しました。