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親子デザイン教室:イベントレポート2

2023年8月26日にコミュニケーションプラザにて開催した親子デザイン教室のイベントレポート

イベント情報

開催日 2023年8月26日(土)
会場 ヤマハ発動機(株)コミュニケーションプラザ
イベント/コース 親子デザイン教室

イベントレポート

毎年恒例の「親子デザイン教室」を開催しました。
オートバイなどの製品をつくる時、デザイナーはまず「どのような人が、どのように使う製品なのか?」をじっくり考え、スケッチを描き、その造形を検討するために粘土を使って立体化します。夏休みの最後に開かれた「親子デザイン教室」では、実際の製品をつくる時と同じように、この手順で自由に乗りもののデザインを体験しました。
まず初めに、プロのデザイナーがつくった製品の見学からスタート。「ここに展示してある乗りものは、使ってくれる人を想像しながらデザインされています。ハイヒールをはいた人でも乗りやすいかな? 仕事場に行くのに乗り心地はいいかな? みなさんも、一緒に乗る誰かを想いながら、かたちを考えてみてください」と、講師のデザイナーさんからメッセージが送られると、さっそくデザインに挑戦です!

「ママとパパと海の中にもぐる」「家族と世界一周する」「妹と公園に行く乗りもの」。それぞれの夢や想いでスケッチを行い、それが完成するといよいよ粘土の登場です。
この日使ったのは、インダストリアルクレイと呼ばれるプロが使う本物の粘土。温めると自由にかたちを変えられる一方、冷えるとカチカチに固まる特別な粘土です。電池で走るオートバイのキットにこの粘土を盛りつけ、スケッチに合わせて削り、参加者それぞれが世界に一台の乗りものをつくりました。

全員の作品が完成した後は、みんなの前で発表会。「海の中を走る乗りものです。海の生きものをたくさんつけました」とそれぞれが作品を紹介し、スイッチを入れて走り出すと、そのたびに大きな拍手が沸き起こりました。
「粘土がすぐに固くなって、つくるのが難しかったけど、かたちになって嬉しい」(参加者の一人)。最後はデザイナーさんから手づくりの表彰状をもらって、楽しい一日が終わりました。

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