ヤマハ発動機 統合報告書2022
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RT RT RT RT環境・ 資源 交通・産業人材活躍推進20• 小型自動運転モビリティのニーズ拡大• 農業・漁業・工業の担い手の高齢化や不足の補完• AI発達による自動化拡大• CASE・MaaSなどのモビリティへの新需要• ロボティクス技術を活用した • イノベーション創出による競争力の向上• 各国の多様で優秀な人材の採用による活力向上二輪車需要の拡大農業分野へのソリューション提供新たな能力の獲得ら振り分けを行い、改めて「環境・資源」「交通・産業」「人材活躍推進」の3つの課題に再構成しました。加えて、取り組みテーマについても社内外の環境変化に伴って見直しを行い、重点化して絞り込みました。マリントップブランド企業として海洋生態系の破壊や漁業資源枯渇のリスクを低減する二輪車・船外機等CO2を排出する基幹製品の環境負荷を軽減する二輪車による交通死亡事故ゼロに向けた活動を推進するモビリティ技術を活用し、高齢者、子ども、過疎地など、交通弱者が利用できる交通インフラを提供する モビリティサービスに対するアセット提供を通じて、利便性向上と雇用創出を実現する省人化により新たな時間を創出し、人が人らしく働ける環境を実現するグローバル視点で人材を適時適切に配置し、エンゲージメントとパフォーマンスを最大化する重要な社会課題<リスク>• 地球温暖化進行による規制強化/売上減• コスト上昇による利益減• 企業イメージ悪化• 水質汚染による開発途上国の経済自立遅れ• 海洋汚染による漁業・海洋レジャーへの影響<機会>• 既存モビリティのEV化拡大• 小型モビリティの需要増加<リスク>• 交通事故の拡大• 先進国の高齢者による事故の増大• 過疎地域での移動手段の減少• 市場・ビジネス環境における競争力低下<機会>• 開発途上国における人口や所得の増加による <リスク>• 多様な人材の活躍機会の喪失による人材流失• 人材の獲得競争の激化<機会>• ダイバーシティ・インクルージョンの促進による リスクと機会テーマカーボンニュートラルの実現を目指して海洋資源の保全を目指してすべての人に安全でやさしい移動をロボティクス技術で仕事を楽に快適に精密にA RT多様な人材で企業力強化を当社の課題SDGsの目標 2022年にマテリアリティの見直しを実施 2021年から2022年にかけて、外部環境の変化や、当社事業および社会への影響を再検討し、これまでの4つ掲げていた重点課題の見直しを行いました。従来の「交通・教育・産業」は「交通・産業」とし、「イノベーション」は「環境・資源」と「交通・産業」に含まれる要素が大きいことか重要な社会課題(マテリアリティ)

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