「モノ」デザインから「意味」のデザインへ 当社はヤマハにしか持ち得ない歴史や未来への展望といった独自の視点をもとに、人々の幸せにとって「意味」のある価値とは何か、社会にとって「意味」のあるソリューションとは何かを問いながらデザインしています。具体的には、ワークショップ形式で事業部門と伴走しながら進めるコラボレーションを行っています。 新時代に向けて必要な「新しい意味」を読み解き、事業戦略から商品、そしてお客さまや社会との接点までを一気通貫してデザインすることで、当社が提案する価値やソリューションに世の中のより多くの人々が共感していただけるはずです。その「意味」とは、モノやサービスの裏側にある価値の本質的な部分です。単に「かっこいい、美しい」というだけでなく、触れることや所有による誇りや帰属感、そして社会意識までを対象にした満足感に価値があるはずです。 現代のお客さまの要望は変貌し高度化しています。クリエイティブの役割は それを満たし、お客さまを、人を、世の中を幸せにしなければならず、そのために当社ならではのアプローチで多様な取り組みを行っています。18mmクリエイティブ本部副本部長田中 聡一郎35Yamaha Motor Co., Ltd. Integrated Report 2021
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